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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:イランによるウクライナ機撃墜について)
イランによるウクライナ機撃墜について
このQ&Aのポイント
- イランによるウクライナ機撃墜に関する疑問を解説します
- 革命防衛隊とイラン国軍の違いや存在意義について説明します
- イランの自衛隊相当部署について考察します
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質問者が選んだベストアンサー
1 報道によると、ミサイルを発射したのは革命防衛隊のミサイル部隊らしいです。 2 今のイラン国家は、イラン革命によって誕生しました。イラン国軍は革命前から存在していて、当然体制側でした。その当時のイラン王朝は親米路線だったのです。その王朝が革命で倒されたので、革命を指導したホメイニ師の直属の武装組織である革命防衛隊が作られたというわけです。 革命防衛隊ってのは、ナチスドイツのSS部隊みたいなものですな。 だからイランにとっては革命防衛隊が一軍、イラン国軍は二軍みたいなものなのです。革命防衛隊はイラン革命政府を守るための組織なのです。 3 日本やアメリカやその他西側諸国には革命防衛隊に相当するような組織はないので、自衛隊は国軍に相当します。 4 要するに国に軍隊が事実上二つ存在していますので、命令系統が複雑になります。国家の制度上、正式な国軍が私組織の命令下に入るのはおかしい。かといって革命防衛隊が国軍の命令下に入ると革命防衛隊の独立性が保てなくなる。だからどちらも命令できる組織を作って、それぞれの軍隊の上に置いたのです。 5 イランの最高指導者である、ハーメネイー師です。先代の最高指導者がホメイニ師だといえば、ちょいとピンとくるでしょうか。 今のイランの最高指導者は宗教家なのです。これは別に今に始まったことではなく、中東地域ではイスラム教が誕生してから、イスラム教指導者が実際の権力者であることは普通のことでした。イスラム教の教祖であるムハンマドは、宗教家であり、軍隊の将軍であり、国王でもありました。
お礼
迅速且つ丁寧な御回答ありがとうございます。大変勉強になりました。イスラム教国の理解が深まりました。
補足
いつも私の質問事項に御回答下さり、誠にありがとうございます。拙い文章、質問の仕方ではありますが宜しく御願い致します。