津波堆積物調査で津波の高さが分かる?
津波堆積物調査では、発見された堆積物から津波がどこまで来たかを想定する(遡上域を想定する)ことができるのは理解できるのですが、
色々な津波対策の検討では、これによって沿岸部での津波の高さを想定していることがあるように思えます。
直接的に、堆積物調査によって津波高さを求めることは不可能だと思うのですが、
これはどのように理解したら良いのでしょうか?
津波解析に詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教授下さい。
■私が勝手に想像したステップ
(堆積物調査で)津波がどこまで内陸に及んだか【遡上域】が分かる
↓
沿岸部から内陸の地形や粗度を考慮して、数値計算を実施
↓
沿岸部でどのくらいの高さがあれば、実際の遡上域まで水が達するかを
逆算して求める(これがすなわち、想定された沿岸部での津波高さとなる)
このような考え方によって、想定しているのでしょうか?
もしくは他の考え方や調査結果などを考慮して(別の方法で)求めているのでしょうか。