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高さ500メートルの津波
先週の朝8時30分台の民放の番組で地震についての話題がありました。 その中で、東南海地震や東海地震に伴う津波について、さまざまに例をあげて啓蒙をしていたのですが、1959年に日本の近辺で、太平洋からの津波として、実際に500メートルとの記録があると、言っていました。(幅ではなく。) 私は、地震の規模や太平洋の大きさを思えば十分ありうることと思っていますが、この話題の内容についてもう少し詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいと思います。 先ごろの北海道沖の地震でも、50メートルの高さの津波が来たと放映されていましたし、猛烈に大きな地震なら、 ものすごい津波も発生するだろうし、高さ500メートルも想定しなくてはならないだろうと思っています。 それとも単なる私の聞き違いでしょうか。 この番組のことはご存じなくても、そういう地震があったというような回答でも、有難く思います。
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- Kon1701
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地層等から、100m程度の津波が発生したと考えられる痕跡はあるそうです。 500mの津波、可能性は無いとはいえませんが、相当低いと考えます。もし、500mの津波があったら、相当な被害が出るでしょうね。世界の人口密集地は多くが直接の被害を受けます。植物、動物などへの影響も相当のものになるでしょう。 過去、動物などで、短期間に多くの種が絶命滅した時期が何度もありますが、それに相当するようなことになるかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。 地球の歴史から見たら、人間の営みなど、過去に数えきれないくらい、部分的にせよ、壊滅的な被害を受け、それでも、立ち上がって、あるいはそこに又別なところから人が移住して、現在があるのでしょうね。 一日一日を大切に、しまいこんでいたものなども、どんどん使って、捨てるべきものはずんずん捨てて、悔いのないように、精一杯生きたいとつくづく思います。
- guramezo
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この500m超の津波は、地震が原因とはいえ、崖の崩壊による水の「跳ね上げ」現象なので、一般的な事例とはいえないでしょう。 津波自体の高さとしては、30m位が記録です。 又、通常津波が高いところまで達するメカニズムは、津波が、谷のような地形(フィヨルド)に押し寄せた場合に、狭い範囲に集まることによって、陸地の深い部分=高い場所に到達するというものです。 日本では、三陸沖がこの典型的な地形で、何度か被害を受けています。 海から何百mも入り込みますが、高さ=海抜という測定としては、30m程度でしょう。 つまり、「高さ500m」の想定は、日本ではあり得ませんが、思いもかけない、海から遠く離れた内陸部に達する(スマトラ沖地震では、1km以上も)ことは十分あるということですね。
お礼
ご丁寧にありがとうございました。 30メートルでも十分恐ろしいですね。 TVの報道の限界と言いますか、基本知識を知らないままに聞くと、言葉足らずの部分で、誤解されること・恐怖を与えることもあることを知りました。 今後は心しようと思います。
500m(520mとも)の津波というのは、アラスカのリツヤ湾で その地形と地理状況による、特殊な例だそうです。 http://www.usc.edu/dept/tsunamis/alaska/1958/webpages/ 検索サイトで"津波 最大"とかで検索すると いろいろと記録が出てきます。
お礼
ありがとうございました。 検索サイトで"津波 500メートル 1959年"と入力したので、反応無しでした。 検索の言葉の勉強もしなければなりませんね。 「地形と地理状況による、特殊な例」とのことで、TVの言葉足らずの部分で、誤解されること・恐怖を与えることもあることを知りました。 今後は気をつけようと思います。
お礼
さっそくありがとうございました。 教えていただいたURLで知った三陸地方の「津波テンデンコ」という言い伝えも、わかりやすくて流布しやすい言い方で、津波の恐ろしさを良く表現している言葉だと思いました。 TVの報道の限界と言いますか、基本知識を知らないままに聞くと、誤解されやすい内容もあるのだなと、勉強になりました。