• ベストアンサー

福島原発での汚染水

トリチウムが入った水を海に放出するそうですが、海の環境は大丈夫なのですか? 以前も放射能入りの冷却水を海に放出し魚を近くの市場では売れず遠くへ出荷しスーパーなどで、信じられない安値で販売されていた事がありますが、問題ないのですかね。 国の原子力行政や電力会社が、なにか起こった時に責任とれないようなことは憤りを感じます。 私の地域では原発を作るとき署名など反対運動がかなり起きましたが、電力会社の公聴会などで、会社の家族など関係者以外は参加させず結局原発ができましたが、事故以来活断層がどうのうこうので、停止状態そして、かなりの電気料金の値上げ状態が続いてます。 国と電力会社で責任取ってほしい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.6

トリチウムは稼働中の原発でも発生していて、海に流しています。また、薄めて海洋に流せば危険が極小なのは事実。だからぶっちゃけた話、黙って流していれば問題にならなかった可能性は高い。でも、福島第一原発の事故に関して様々な隠蔽や不適切な処置があったことを考えると、とても黙って海洋に流すわけにはいかなかったでしょう。そして、放射性物質や放射線の人体や食物への影響に関して、科学的に絶対大丈夫などと言うことは誰にも言えません。と言うのは、放射線と言うのは自然界でも大量に降り注いでいるもので(お台場の科学未来館に行くと、20世紀の初頭に原子核物理の放射線の観測に使われたウィルソンの霧箱と言うものが置いてあって、ちょっと見ているだけで非常に多くの自然界の放射線が20cm x 20cm くらいの箱の中を走り回っているのを見ることができます。同じ頻度で自分の体に放射線が降り注いでいると言うこと。)、それに対して原発事故で発生した放射線がどれくらい影響があるかは、近隣の人たちの健康を長期的に調べて統計的に癌などの異常が、他の地域の同じような環境の人たちとどれくらい違うのかを調べないといけない。調べたところで、本当に事故による放射線の影響なのか証明することはできず、また癌になる確率が1.2倍だったらNGなのか、1.5倍だとどうだとか適当に決めて線引きするしかない。そもそも放射能や放射線被曝に関する安全基準そのものが、過去の事故(例えば古くは第五福竜丸の乗組員の状況とか、チェルノブイリの状況とか)の例から想定して決められていて、絶対安全と言い切れるものは一つもないです。 そう言う前提の元、トリチウムはかなり安全です。と言うのはトリチウムから出る放射線はエネルギーの低いβ線(電子)で電荷があるので、あまり遠くまで届きません。空気中で5mm。人体や水中で0.005mmしか進めないとされています。また、通常は酸素と結びついて、水に混じって存在しているので体内に入っても臓器に蓄積される事なくそのまま排出されてしまうし、たまたま体内でβ線を発生させたとしても内臓の粘膜に到達する前に影響がなくなっている可能性は高いです。だから目の前にトリチウムが入った水のグラスが置いてあっても私は気にしません。でも飲めと言われたら嫌です。それだけ安全と言われているトリチウムですが、この水素の放射線同位元素は未来のエネルギーとか人工太陽とか言われて久しい核融合に欠かせない物質で、研究も随分されています。その中で、トリチウム水に細胞を浸して放置すると言う実験があり、染色体に異常が発生することも確認されていると言います。だから、核融合の研究とともに余剰のトリチウムをどうやって取り除くかと言う研究も随分されてきています。ちなみにトリチウムは自然界にもあるけれど、不安定な放射性同位元素なのでほとんど存在せず、核融合の実験では人工的に作り出しています。 じゃあ、トリチウム水を飲まないまでも海に流したらどうか。魚や魚介類、海藻などがトリチウムを取り込むでしょうが、なんの影響もなくそのまま体外に排出される可能性が高い。でも中には細胞に異常をきたす魚介類がいるかも知れない。もしそれを食べても安全かと言われると、限りなく安全だけど100%と太鼓判を押せる人はいないでしょう。じゃあ私はどうかと言うと、正直気にしません。海洋流出させた近辺でとれた魚でも喜んで食べます。余命がそんなに長いわけでもなく、それに癌になる要因は普通の暮らしの中の方がはるかに高い。でも、そう思わない人たちがたくさんいることも知っているし、風被害がどれだけ恐ろしいかも知っています。韓国などは日本叩きの材料に使っていますが、トリチウム海洋放出反対の人たちにはむしろ追い風です。タンクが足りなくなったら、他県でもどんどん作って分散してでも海洋放出は止めるべきで、その間にも福島第一原発に流れ込み続ける地下水を止めて、汚染水が増え続けるのを止めることを考えるべきでしょう。 原発に関して言うと、国の方針は異常に見えます。海外では福島第一原発事故を見て、脱原発に踏み切った国がたくさんあるのに当事者の日本ではまだ原発を重要視している。その間に海外では自然エネルギー発電の設備を拡充して効率をどんどん上げているのに、日本はかつての自然エネルギーの先進国だったのに今では技術的にも二流国になってしまった。野党でも脱原発を強く訴えている正統は無く、個人レベルで訴える人がいるくらい。国や電力会社の責任はもちろんだけど、原発の影響が少ない地域の有権者が知らん顔していると言う面もあると思いますよ。

その他の回答 (5)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.5

自然界に存在するレベルだからどーたらこーたらという人もいるのですけれど、そういう人にこういってみたいですね。「ほう。それならその水を、あなたのお住まいの地域の川に流してもいいですよね?」って。途端に「それは困る」ということでしょう。 とはいえ、大丈夫でも大丈夫ではなくても、今のペースでいくと3年後くらいには汚染水を置く場所がなくなってしまいます。更に困ったことに、だいたいその頃くらいから、燃料デブリの回収とそれに伴う高濃度汚染水の回収をしなければならなくなります。もっと濃度が濃いのをなんとかしなければいけないのに、それを置いておく場所がなくなります。 そう遠くない将来に、結局流すほかに方法がないってことになるのだと思います。はっきりいって他に手段がありません。もし可能であるならば、福島の海ではなくて全国で流して全体的に希釈することでしょうか。もちろん、東電の管内ではない地域の人たちは猛反対するでしょうけどね。 >国と電力会社で責任取ってほしい。 電力会社が責任をとれば電気料金に跳ね返りますし、国が責任をとれば税金になって跳ね返ってきます。「福島の後片付けどうするんだ問題」は、少なくともあと100年は続きますのでどうにもならんですね。

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6876/20336)
回答No.4

トリチウムが海に元から大量にあるというのは 海が大きいから言えることです 海水全てに含まれる量と言えば どんな物質でも ものすごく大きい値になるのは当たり前。 べつの数字で言うと 地球上にある水素に対して 10^18分の一 0.0000000000000000001 海水だけでなく 地球全てに対してです。 ところで放出しようとしているのは トリチウムではなく トリチウム水です。 水素 トリチウム 酸素 それぞれ1分子が結合した水 トリチウム2分子と酸素1分子が結合したものの2種類。 問題なのは 水は全ての生物に必要なもので体の中に取り込まれるということです。 御用学者がプルトニウムなどは飲んでも平気で害がない などと言っていましたが あれは プルトニウムは肉体の構成物にはならないので そのまま排出されるからという意味です。しかしトリチウムは生物に取り込まれていきます。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.3

トリチウムは海水に多く含まれている成分(三重水素)です。その由来のほとんどはは宇宙から降り注ぐ放射線により生成された自然物で、それに繰り返された水爆実験で生成されたもの、各国の原発から海に流されたものも含まれます。三重水素は水爆の原料で、核保有国により今でも多量に生産されています。福一の汚染水から放射性物質を取り除いた処理済みの排水にはトリチウムが含まれますが、海に流してもまったく問題ありません。地球上の海水は莫大な量があり、福一の排水ぐらいではほとんど影響はありません。今現在でもトリチウムは世界中の原発の冷却水から海に排出されているのです。それに対して誰も文句は言いません。言いがかりを付けられるのは福一だけです。水に落ちた犬は叩けとばかりに。福一以外の原発でもトリチウムは海に流しているのですよ。

  • gongorogon
  • ベストアンサー率16% (706/4250)
回答No.2

ソ連の世界的な大事故に次ぐ事故を起こしたにも関わらず、性懲りもなく学習もできない日本のトップは韓国のアホと同レベルです。韓国のみならずもっと世界各国から責められるべきだと思います。「お前らが一番放射能の怖さを知ってるんじゃないのか?」って。

回答No.1

問題ありでしょ。 でも韓国の様に放射線物質を含んだコンクリートで、ビルを造るよりはマシな気もしますが・・・

関連するQ&A