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直流電圧計校正の方法
- 直流電圧計の校正方法について解説します。
- 高精度の直流電圧計を校正するための一般的な方法は、高確度の電圧発生器を被校正電圧計に直接接続することです。
- しかし、高確度の電圧発生器が少なく高価なため、中確度高安定性の電圧発生器を被校正電圧計と高確度のマルチメータに並列接続する方法も考えられます。
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>中確度高安定性の電圧発生器ー被校正電圧計-高確度のマルチメータ >を並列接続して校正しようかと考えています。 ご提示の方法は、合理的で全く問題ありません。 この場合、電圧発生器は、校正値には直接関与しませんので、確度は不要であって、校正作業時間に対応する短期の安定度と校正作業に必要な程度精密に電圧が設定できれば、電圧発生器という名称でなく、安定化電源という名称の品物でも構いません。 回答(2)さんがご指摘の通り、高確度のマルチメータが、適切に校正されていることが必須です。高確度のマルチメータは、被校正電圧計よりも高確度の製品を購入してあればOKではなく、例えば、1年に1回JCSSに登録された上位の校正機関で校正を受けることなどが必要です。 設備の定期的な校正だけでなく、校正手順の文書化、校正に携わる人に対する教育、異常が生じた際の対処法、データの機密保持、コンプライアンス等々、校正業務を適切に遂行していくためには多くの管理項目があります。 国際的に認められた基準(マネジメントシステム)には、ISO/IEC 17025があり、JIS Q 17025(試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項)として日本語で書き下してありますから、参考にするといいでしょう。 JCSSの概要は、次のURLを参照ください。 https://www.nite.go.jp/iajapan/jcss/outline/index.html
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- ohkawa3
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回答(3)再出 >これを証明する基準・規格なり文献なりが欲しいのです。 逆質問で済みませんが、 高精度の直流電圧計を校正する方法として、高確度の電圧発生器-被校正電圧計とを 接続して実施することが適切な方法である旨の「基準・規格や文献など」がお手元に あればご教示下さるようにお願いします。
補足
使い道、有効範囲などは諸所あるでしょうが、こんなのは有るのです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sicejl1962/42/11/42_11_952/_pdf 現状私が必要としているのは、こういう感じのものでも十分なので。
- lumiheart
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>・中確度高安定性の電圧発生器ー被校正電圧計-高確度のマルチメータ と、書くから諸先生方から怒られるんです ・中確度高安定性の電圧発生器ー被校正電圧計-トレーサビリティ保証のあるマルチメータ と、記載すれば良かったのに 本当はいけないのかも知れないが、少なくとも怒られないで済んだであろう
補足
ありがとうございます。 御指摘のとおりですね。 私の質問のしかたが悪く、申し訳ありません。
>・高確度の電圧発生器-被校正電圧計 >と直接に接続をする事が一般的ですが、高確度の電圧発生器が少なく高価なので、 >・中確度高安定性の電圧発生器ー被校正電圧計-高確度のマルチメータ を並列接続して校正しようかと考えています。 上のものは、電圧発生器の電圧計の校正が行われていなければ校正基準機としての価値は全くありません。 後者のものは、マルチメーターが構成されていなければ、校正にはなりません。 もっと基本的な構成の意味を理解されてください。 質問の書き方から見ると、今まで品証などの知識がなく、品証などに配属されてどうすれば良いのかなどの課題を与えられたのかもしれませんが。。。 校正とは、その機器などが正しい数値などを表示して居ることを確認して居ることを確認するためのものです。 元の正しいものが本当に正しいのか?というのが大原則の基準になります。 そして、そこからトレーサビリティで追っていくことができるようになっていなければなりません。 そう考えれば、 >高確度の電圧発生器 >中確度高安定性の電圧発生器 と、高確度のマルチメータ 上の二つだけで、意味がないことがわかるはずです。 上であればその発生電圧を確認する電圧計が、構成されていて、問題ないことが証明できていなければなりませんし、下であれば、マルチメーターが、校正されていなければ、意味がありません。 そしてそれらの校正記録をどうやって(いつ、どこで)校正したのかというのが確認できる記録(トレーサビリティのためのもの)が、保管できていなければなりません。 機械や、測定器は、使っていなくても、壊れていき、これが壊れていないかを確認するのが、校正です。 あなたの書き方だと、高確度の電圧発生器や、高確度のマルチメーターが壊れていないということを保証するものがない。となるわけで、壊れて居るかもしれないもので合わせたって、意味あるの?と言う事になるわけです。 もちろん、どちらも校正済みであるものなら、そこからの二次校正という事で校正することができますが、その構成に関しても、1箇所だけで校正したのではダメで、複数ポイントなどで確認を取らなければ、校正とは言えないものとなってしまいます。
補足
ご回答ありがとうございます。 私の質問の仕方が悪かったようです。 トレーザビリティに従って校正済みの発生器と高確度マルチメータを使用する事は前提としています。 前提を当たり前の事と省略してしまった為、誤解を与えてしまい、申し訳ありません。 また、被校正電圧計としたのも、誤解を与えているかもしれません。 判りやすい質問にしようとざっくり端折ってしまい、変な質問になってしまいました。 具体的に書くとややこしくなってしまいますが、 ・電圧を測定し、内部処理をする装置を自作した。 ・電圧入力は、そこそこの高精度が必要。 ・発生器からの信号を入力して測定-内部処理結果を評価したい。 ・測定範囲中多点を、複数回数測定取得して評価とする予定。 ・高確度発生器の準備が困難なので、中確度高安定性発生器の信号を高確度マルチメータと自作装置に並列につないで評価データとしたいが、この方法は許される事なのかどうかが知りたい。 (入力インピーダンスや試験ケーブルの抵抗値などは検討済で問題無し) 客が「高確度マルチメータと自作装置を並列につないでの検証は信頼が無いのではないか、信頼があるというのであればそれを証明する文献なりを示せ」と言ってくるので、それに対して提示できる資料が欲しいのです。 又は、並列接続ではダメという理由があればあきらめるのですが、今のところどこに当っても、「問題は無いが証明については判らない」という回答しか得られていないのです。
- TIGANS
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そういう特殊例を肯定する資料は存在しないでしょう 誰も作りませんからね。やるなら自己責任で損害は自分でかぶる。
補足
ありがとうございます。 私の質問のしかたが悪く、申し訳ありません。
補足
ご回答ありがとうございます。 質問の仕方が悪くて、申し訳ありません。 回答(2)さんへの補足に書いたように、トレーザビリティに従って校正済みの発生器と高確度マルチメータを使用する事は前提として考えています。 > ご提示の方法は、合理的で全く問題ありません。 これを証明する基準・規格なり文献なりが欲しいのです。