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時間も1年も星座も干支もなぜ12?
タイトルの通りなのですが、時間は12時まで、1年は12ヶ月、星座も12個、干支も12個で、時間や月日に関することはすべて12で区切られていると思うのですが、なぜなのでしょう?なんかよくわかりませんが、星の動きとか関係あるのでしょうか。
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人類は進化の過程で基本的にはスカベンジャー(死肉あさり)として長い間地球上に存在してきました。(基本的に人間は今でも雑食性です。)野生動物を狩り、野生動物として生きていくには夜の暗い新月とその周期は大いに利用されたはずです。29.5日という月の朔望周期は強く意識されたに違いありません。 さらに、その後農業が開始されると太陽の公転周期である1年というサイクルがクローズアップされます。種をまく時期、重点的に水を与える時期などなど季節に関係した作業が必要になるからです。古代エジプトではナイル川に設置したナイロメーターという葦を使った水位計の観察や、全天でもっとも明るい星シリウスの観測により一年を365日とする概念に到達します。 月の朔望周期を基本とする暦から脱却し1か月30日の暦になったのは、おそらく月の運行を基本とした1ヶ月29.5日の暦から生活のリズムを大きく変えたくはなかったのではないかと想像します。 一年が12ヶ月なのは古代エジプトにおいて365日をこの30日で割った商の数12がもとになっています。(古代エジプトでは残りの5日は祭日として足されました。) 半日が12時間なのはやはり古代エジプトで横道上に12の星座を数えたからです。近年13星座説がもてはやされましたが、どうもその手の雑誌の編集の都合でなのか、いつの間にか12に戻っているようです。ただし均等に一日を分割しない不定時法による時間管理が長く続いたようです。 干支の数が12なのは、その起源において木星の公転周期約12年が関係しているらしいです。 http://kilkhor.cc.iwate-u.ac.jp/e-haku/kokabou/science2/2001/eto.html 朔(新月)の日の夕方の北極星と木星の相対位置による分類法があったようです。北極星の回りを回る北斗七星のひしゃくの柄をまるで時計の針のように考え、木星がそのうちのどこに位置するかということです。 十二支が現在想像上のものと考えられるものを含めて卑近な動物に割り当てられたのは、中国の戦国時代、約二千年前と言われています。十二支の原義は古代イラン語の何らかの概念を表した言葉の音から、当時の中国語に写したものとの説を読んだこともありますが、本当の意味での起源ははっきりしていないようです。
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- abekkan
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#4です。すいません、逆でした。 (地球が太陽を1周する時間)÷(月が地球を1周する時間) =12
- abekkan
- ベストアンサー率27% (83/305)
1年が12ヶ月なのは、(月が地球を1周する時間)÷(地球が太陽を1周する時間) で 365÷30.5で約12 なのだと思います。 星座は黄道12星座と言って各月に太陽の位置と重なっている星座12個を選び出したものなので月の数と同じ12です。(例えば5月には太陽はおうし座の方向にあるのでおうし座は5月には見えず、11月の夜中によく見えます) 干支についてはわかりません。
- miyu--n_n-
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12進法が出てきたのは、12という数字は割り切れる数が多いためです。 英語で12を「onety-two」といわないのは、12進法が昔に使われていた名残といわれているようです。 下記サイトに12ヶ月で1年とした理由などがあります。
12は約数が多いので扱いやすいからだと聞いたことがあります。 12は2、3、4、6で割れます。それに対して10は2と5でしか割れません。 これは6の倍数によく言われることで、他にも多く見られますね。(秒や分、角度や1ダースも12個ですね) きっとその利便性からいろいろなところで使われているのでしょう。
お礼
ありがとうございました。意外や意外、簡単な理由があるのですね。参考になりました。
- rmz1002
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いろいろ諸説あるのですが、一般的には「12は2,3,4,6で割り切れて便利で使いやすい数だったから」らしいです。
お礼
みなさん、どうもありがとうございました。奥が深いですねー。やはり天体の動きにも関係があるようですね。私はそっち方面のことがまったく無知なのですが、たいへん参考になりました。どうもありがとうございます。