当面無いと思います。台湾はアメリカと国交はありませんが事実上の軍事的な同盟国。中国は台湾を編入するために武力も辞さないと先日発表した国防白書で明言しています。ただ中国はとても賢い国で、いきなり攻撃をして世界最強のアメリカ軍と戦うような愚は決して犯しません。地理的にも日本やグアムに基地があり補給路もある中で簡単に手を出せる状況では無、今は香港問題で勢いを取り戻した独立志向の蔡英文政権に対する牽制と、中国よりの国民党を政権に返り咲かせる政略に力を注いでいます。
中国が台湾に武力侵攻するとしたら、東アジア圏や東南アジアをまずは経済で制しシーレーンを確保して軍事的圧倒的優位性を手に入れたときでしょう。
ちなみに、現在は中国は台湾への個人旅行を制限しただけで団体旅行はOK。旅行制限は中国政府の常套的な経済制裁ですが、韓国に対して行ったときはもっと徹底的にやったので、今の段顔ではまだ甘い方です。
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