庶民の幕末・維新
幕末・維新に関する簡単な通史を読んで感じるのは、たったの1割にも満たない?武士によって創られた歴史ということです。天皇や朝廷でさえも、「武士の歴史」に担がれた、乗せられた、あるいは巻き込まれた、という印象を持っています。簡単な通史ですから、「庶民」は登場しません。しかし、庶民にも幕末・維新の歴史はあったはずです。庶民にとっての幕末・維新を教えて下さい。
教えていただきたいのは、下記の4点です。どれか一つでも構いません。よろしくお願いいたします。
(1) 幕末・維新の動乱を庶民がどのように感じ、考えていたか、そしてどのような行動を取ったかを示すような事例・事件(何でも構いません)を紹介して下さい。例えば「泰平の眠りを覚ます上喜撰 たつた四杯で夜も眠れず」という狂歌があります。庶民の当時の様子を表しているとも解釈できますし、対応に苦慮する武士の姿を皮肉っているようにも解釈できるのですが……このようなことでも構いません。事例のレベルが低すぎるかも知れませんが。<(_ _)>
(2) 幕末・維新期の庶民の生活や、庶民がどのように考え、何を感じ、どのように行動したかを理解できるような本(書店、図書館で入手可能、小説も歓迎……単行本、新書程度、それ以上になると、読む気力も、財力もありません。)をご存じの方、紹介をお願いいたします。
(3) 唯一の庶民の自発的な行動??と思われるものに「ええじゃないか騒動」というのがありましたが、詳しく解説されていませんし、ネットなどで調べてみても、私の読み方が悪いのか、この騒動の背景だとか、庶民の気持ちなどがさっぱり分かりません。ただ単に偶発的な騒動、いつの時代でも起こりうる騒動であって、幕末・維新の中で、庶民の歴史として、特別の意味・意義を持つ出来事ではないのでしょうか?皆さんのお考えを教えて下さい。
(4) 「苗字の使用」と「徴兵令」について、庶民がどのようにとらえていたのか?庶民の気持ちを表しているようなエピソードを教えて下さい。
お礼
ありがとうございました!