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成長したヒマツリの切り戻し方法とは?
- 成長して赤く染まったヒマツリの切り戻し方法について知りたいです。
- 切り戻しの大きさや方法について教えてください。
- ヒマツリが赤くなった後、緑に戻ることはあるのでしょうか?
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- cactus48
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ヒマツリ(火祭)はベンケイソウ科クラッスラに属する多肉植物 ですが、この赤く色づく事が本来の色と考えて下さい。 緑色に戻せないかと言われますが、火祭は赤く色づく事で価値が あると言われています。つまり緑色では価値が失われると考えて 下さい。火祭は金のなる木と同じ仲間です。 画像を見ると元気が無いように見えます。この原因としては鉢の 大きさが極端に大き過ぎます。今は浅鉢ですが、これを深鉢にさ れて、今より二回り小さいサイズにされた方が生育は良くなりま す。元々成長は早くない植物ですから、鉢が大きければ早く育つ と考えるのは間違いです。鉢が大きいと、それだけ水分の発散が 大きくなりますので、どうしても火祭の本体の水分が失われてし まい、画像のように萎れた状態になってしまいます。 本来はもっと葉が肉厚で、葉の艶もツヤツヤしていて、画像のよ うに横に倒れる事はありません。土が極端に見えるのは鉢が大き 過ぎと言う事ですから、深鉢にされて今よりサイズを二回り程度 小さくしましょう。 さて増殖ですが、切り戻しは任意の位置で切られて構いません。 何処から切らないと駄目と言うルールはありません。 ただ切り戻しが出来る時期がありますから、その時期さえ間違わ 無ければ枯れる事も状態を悪くさす事もありません。 もし切られるのなら、画像の鉢からはみ出ている長い物だけを切 られると良いでしょう。画像の上の方に鉢の縁に寄りかかってい る物は切らないでそのままの方が良いと思います。 時期としては4月下旬から8月までの、梅雨時期と猛暑時期を除 いた時ならいつでも構いません。 任意の位置で切ります。全体の葉を1/3程度取り去ります。 葉を取った部分と茎の切り口を良く乾燥させます。この時に直射 日光に当てて乾燥させてはいけません。必ず日陰で風通しの良い 場所で切り口を乾燥させます。こうする事で発根する確率が高く なります。乾燥が終われば挿し木をします。挿し木の時には根が ありませんから、使用する用土には養分を含まない挿し芽用の土 か、または園芸用川砂に挿すようにします。水は土の表面を軽く 湿らせる程度にし、霧吹きにて適度に噴霧するようにします。 1カ月程度で発根しますが、根は多くなく強くないので植替えは 今年は行わず、翌年の4月下旬から8月までに行うようにした方 がダメージを与えない方法です。 何度も言いますが、火祭は全体が赤くなる事で価値が生まれます ので、緑色にしようとは考えない事です。 赤くするには十分に光線に当てれば赤くなります。緑色は光線が 不足している証拠で、緑色を保った状態で管理をするのは熟練者 でも難しい作業になります。 全体を赤くされた事は十分に評価されますが、ただ全体が萎れて いますので、今後は萎れない工夫を考える必要はあると思います。
- bannzaiusagi
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多肉植物のクラッスラに属する「火祭り」か、それを交配親に使った「火祭り交配品種のうちのどれか」の可能性があります。火祭りの交配品種には何品種か有るようですが、どれも火にちなんだ名前が付けられていて入手時に名前が無いと見分けが難しいほど見た目も似ています。もしかすると画像の物も火祭りそのものではなく交配品種の方であるかもしれません。 育て方は基本的に火祭りと同じで大丈夫と思います。インターネットで「クラッスラ 火祭り」のキーワードで検索してみれば多くの情報が得られます。 まず、火祭りやその交配品種は「赤い色の葉」に価値があるので今の置き場所や栽培管理が今のところ多肉植物が紅葉する条件にぴったりと当てはまっているのでしょう。欲を言えば過去の置き場所か環境のせいでちょっと徒長気味に茎が伸びている様に感じるので(品種の特徴の可能性もありますが・・・)成長期に日がよく当たる場所に置いてこれから育っていく部分が短めに詰まって育つ様に気を付けると良いと思います(現在徒長してしまった部分はもう元には戻りません) 葉の色が緑に戻っていくかどうかは置き場所の環境次第と言えます。多肉植物は日が多く当たり乾燥が強めの時に種類や品種により赤い葉になったり、また別の多肉植物によっては葉が暗い紫っぽい色やこげ茶に変わりますが、火祭りの系統の赤い色は他の赤くなる植物よりも緑色に戻りにくい(葉がより赤くなりやすい様に改良されているので赤い色に保たれやすい)かもと感じます。個人的な好みで葉は緑色の方が良いという方もおられるかもしれませんが、偶然緑色に戻る(地域的に時期が過ぎると日当たり具合が変わったり置き場所を変えるなど)以外は人為的に緑色に戻すというのは慣れていない方には難しく、日光量が足りず姿が乱れすぎてしまったり、調子を崩して根腐れするなど最悪枯れたりすることもありますので、赤くなった葉は無理に緑色に戻さない方が良く火祭りの方はできる限りそのまま、もし可能なら同じクラッスラで火祭りに形が似ているけれど葉は緑のままで紅葉しにくい別の種類を探して入手した方が良いと思います。 全体的な姿を整えるには、左手前の長いものを根元から三分の一くらいのところで切ると、しばらくすれば切り口付近から新たな芽が2~3個はえてくると思うのでそれを伸ばせば一鉢全体のバランスが取れると思います。他のものも伸びてくれば好みの長さで切っていくと同じく切り口付近から複数の芽が生えます。もし芽が4つ以上出る様なら伸ばす芽は大きめのから順に3つ残して他は早いうちに摘み取っておくと良いと思います。根本近くの大きな葉はしばらく残りますが芽が伸びてくれば自然に弱っていき葉が枯れていく事もありますし、芽3つがしっかり伸びて育った後も残るなら好みでいくらか取り除いても(でも光合成の為にはできるだけ多く葉があるほど良い)構いません。 切り取った方は、5センチ以上あれば挿し穂に使えます。挿す土を入れる鉢はできる限り高さの低い物か画像の様な平鉢のもっとサイズが小さいのを用意し2~3本に切り分けた挿し穂を挿すか、ホームセンターなどで売っている2~3号の小さめなプラスチック鉢に一本づつ挿します。切り取った直後に挿し穂の下の方の葉を2センチくらいのところまで葉の付け根から丁寧に取りますが、取った葉の葉の付け根が傷つけずに剥がせていればその葉で「葉挿し」もできて(葉挿しするなら別の鉢も用意し、土に浅く付け根を埋める様に斜め気味で挿し時々霧吹きで軽く水分を与える程度で乾かし気味に管理。種類によっては自然に落ちた葉から芽が出てくるくらい乾燥には強く水を与えすぎると葉が腐ります)必ず芽が出てくれるとは限りませんが成功すると小さな芽が土から出てきて生育はとても遅いのですが殖やせることもありますよ。ただし多肉植物の場合「斑入り模様が入ったもの」を葉挿しすると斑模様が無い物しか育たない事が結構多いので、斑模様の有る種類は葉挿ししない様にして下さい。 多肉植物は場合によってはたった数時間の環境や気温の変化で調子を崩しダメになってしまう事もあります。同じ鉢に植わっていれば複数の株であっても同時に同じ状態になり易いのでたった一鉢だけでの栽培では何かのトラブルで急にすべてを失ってしまう事も考えられます。できれば早いうちに増やしておき他に2鉢ほどあるとどれかが残ってくれますので安心ですよ。