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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:新太平洋戦記(action comics 滝沢聖峰 著)の中の、暁に還らずで・・・)

キー84でP61ブラックウィドウと対戦するシーンの解釈は?

このQ&Aのポイント
  • キー84でP61ブラックウィドウと対戦するシーンについて、疑問があります。キー84の旋回性能を見せてやるというセリフの後、操縦桿の上のレバーを操作してフラップを操作し、逆に後ろにつき返していますが、空戦フラップがついていないはずなので、どのように解釈すればいいのでしょうか。
  • 可能な解釈としては、キー84にも空戦フラップがついていた可能性があるのか、バリエーションや改良型が存在したのか、あるいは通常のフラップをうまく利用することで空戦時にも使用できる裏技のようなものだったのか、作者の勘違いなのかなど、いくつか考えられるものがあります。
  • 具体的な解答はわかりませんが、疾風のキャラクターや世界観に合わせて解釈するのが良いでしょう。作者の意図やストーリーの中での整合性を考えながら、自分なりの解釈を楽しんでください。

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  • deadline
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回答No.1

キ-84 陸軍四式戦闘機「疾風」ですね。 手元にある『日本航空機総集 中島篇』(出版共同社)の131ページに、 【一般構造】 単発、低翼単葉、陸上機。 翼:全金属製、応力外皮構造、ファウラー・フラップ(空戦フラップ兼用)。 胴体:全金属製、モノコック構造。 降着装置:オレオ緩衝、油圧内側引込式。 と、フラップに空戦フラップとしての機能があったとの記載があります。 >操縦桿の上のレバー(ボタン)をおしてフラップを操作して旋回し、 ↑から考えられる方式は、所謂『自動空戦フラップ』(『紫電(改)』に装備)ですが、 『日本航空機総集 川西・広廠篇』の148ページの『紫電』の解説に、 本機の最大の特徴は、「強風」のものより、さらに精巧な自動空戦フラップをもつことである。(中略)陸軍の「鐘馗」「疾風」のものとはちがって、製作が容易で、軽量、しかも確実に操作するので好評であった。 とあり、『中島篇』の110ページの『鐘馗』の『ファウラー式蝶型フラップ』の解説に、 動作は操縦桿のうえについている押しボタンによって行われる簡単なもので、ロッキード式などよりははるかに精巧な構造のものであった。 とありますから、『操縦桿の上のボタンを押してフラップを操作して旋回する』で間違いは無いと思います。

k-i-r
質問者

お礼

さっそくの回答ありがとうございます。 最近立ち読みした本に、キー84は装備するのが当たり前のようになっていた空戦フラップを、設計段階ですでに放棄していた、といったような記述がありましたので疑問に思ったのです。 またネットで調べてもそのような記述がありました。 http://www.warbirds.jp/BBS/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7135;id= (逆に空戦フラップを装備していたというサイトもありましたが) その他、四式戦はP-51やF6Fよりも運動性能が悪かった、といったような手記を読んだことがあります。 ご参考の『日本航空機総集 中島篇』は、初版が1963年とありましたので、ひょっとしたら古い資料などでは空戦フラップを装備していたことになっているのではないかと、新たな疑問がわきました。 せっかく詳しい回答をいただいたのに、反論するような事を書いてすみません。

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その他の回答 (1)

  • deadline
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回答No.2

>ご参考の『日本航空機総集 中島篇』は、初版が1963年とありましたので、ひょっとしたら古い資料などでは空戦フラップを装備していたことになっているのではないかと、新たな疑問がわきました。 私個人としては、古い資料の方が、直接開発に携わった技師の証言等があって、信頼できるのではないかと思っています。(特に『中島飛行機』は記録資料が少ない=証言に頼らざるを得ない。) 私の手元には、1963年の初版と1983年の改定新版の両方がありますが、どちらの『あとがき』にも ★中島飛行機(第1軍需工廠)の技術関連資料類は、終戦直後の社命により、その多くが廃棄処分されたため、残存資料を集めるのに困難を極めた。なかには元関係者の記憶にたよった個所もあり、したがって若干の機体については推定データを記述してある。 ★中島関係機体製作所の残存記録資料類は極めて少なく、本篇の編集には多難を極めたが、幸い中村勝治氏をはじめ、多くの元中島技術関係者のご助言及び資料のご提出を頂き、十分とはいえないまでも、とにかく上梓の運びにいたった。 ★本総集の初版刊行にあたり、特別の激励とご助言をたまわった方は、(中略)、栗原甚吾、糸川英夫、中村勝治、(中略)の各氏。 とあり、『鐘馗』の『ファウラー式蝶型フラップ』は、糸川英夫氏(当時、中島の技師)の開発によるものです。 また、『中島篇』によると、 試作機:4機 増加試作機:6機 一型:40機 二型、三型:1177機 とあり、 ファウラー式蝶型フラップは12号機から採用され、これが一応の成功を納めて、本機の制式採用が決定した。 とありますから、11号機(量産型1号機)にはファウラー式蝶型フラップは装備されず、12号機以降には装備されていたと思われますから、お礼欄のURLにある、 >少なくともあまり重視はしていませんね。 >二式単戦も空戦フラップ無しで完成しています。 は明らかに間違っていると思われます。 『川西・広廠篇』にある、 陸軍の「鐘馗」「疾風」のものとはちがって、製作が容易で、軽量、しかも確実に操作するので好評であった。 という記述から推測すると、戦争末期の粗製濫造&材質の低下の結果、『疾風』の『空戦フラップ』はまともに作動しなかったのではないかと推測しています。 また、『中島篇』の『鐘馗』の『一般構造』にも『ファウラー式蝶型空戦フラップ』の記述がありますが、『キ-87試作高々度戦闘機』以降の陸軍機の機体構造にも、『ファウラー・フラップ』だけで、『(空戦フラップ兼用)』の記述はありませんから、『疾風』に『(空戦フラップ兼用)』の記述がある以上は、実際にあったのではないかと・・・。

k-i-r
質問者

お礼

再びの回答ありがとうございます。 自分なりに調べていたので御礼が遅れてしまい申し訳ありません。 『疾風』にファウラー・フラップが装備されていたのは事実ですね。 ただし操作は操縦桿の上のボタンではなく、座席横のレバーで行われていたようです。 ということは空戦時には操縦桿とスロットルレバーを操作しているので、フラップを操作している余裕はないわけです。 つまり、空戦フラップとしての機能はあったが、使用は放棄していた、ということのようです。 よって漫画は、作者の勘違いみたいです。 なお前回のお礼に貼り付けたURLですが、こちらのほうでした、すみません。 http://www.warbirds.jp/BBS/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=7268;id= 二式戦については私も変な記述だと思っていました。

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