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FXはぼったくりですか?
FX初心者です。 FXに興味があると知り合いに話したところ 「やめておきなさい。FX会社は表示情報をズラしたり、嘘の為替を出す。それで儲けている会社だから身ぐるみ剥がされるだけ」 と言われました。 そんな事って可能なのでしょうか? 法律違反にならないのでしょうか? それとも利用者には1秒ごとの為替なんて知りようがないから誤魔化せるのでしょうか? 詳しい方よろしくお願いします。
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FXでは会員向けのレートは各業者が独自(勝手)に作成しています。どの業者も「契約締結前交付書面」でそのことを説明しています。なので会員になった人は、業者が勝手にレートを作っていることを納得しているはずです。そうでない人は「契約締結前交付書面」をちゃんと読まずに始めた人でしょうね。 誰もが一度は読んで、理解し、納得しました、を何度もクリックしたはずの「契約締結前交付書面」から引用します。 ●当社のFX取引サービスはお客様と当社の相対取引であり、取引所取引ではありません。当社では、複数のカバー先からの配信レートをもとに当社で生成した独自のレートをお客様に提示しています。そのため、当社が提示するレートは、カバー先や同業他社が提示している為替レートと必ずしも一致するものではなく、市場レートや他社の提示するレート等と大きく乖離することがあります。お客様は当社に対し、外国為替市場の外国為替レートに基づいて当社が提示する外国為替レート以外のレートを主張できないことをあらかじめ承諾するものとします。(ヒロセ通商) ●当社がお客様に提示するレートは、当社の取引提携金融機関から配信されたレートをもとに、インターバンク市場の実勢レート等を考慮した当社のレートです。当社がお客様に提示したレートは、原則として約定拒否することなく約定いたします。(マネーパートナーズ) ●取引にあたり、当社からお客様に提示する為替レートは、ビッド価格とオファー価格で異なりますが、各々の提示レートは取引時刻に近接した時点のインターバンクレートを基準とし、市場動向等を勘案して当社が独自に決定します。(FX トレード・フィナンシャル) それが法律違反にならないこと、どうしてそういうことをするのか?についてはFXの仕組みをちゃんと理解する必要があります。法律も読まず、「契約締結前交付書面」も読み飛ばし、勝手な思い込みでFXをやっている人には理解できないかも知れませんね。 FXは金融商品取引法第二条22に定められた「合法のみ行為」です。 FXを規定している法律 金融商品取引法第二条22 この法律において「店頭デリバティブ取引」とは、金融商品市場及び外国金融商品市場によらないで行う次に掲げる取引をいう。 一 売買の当事者が将来の一定の時期において金融商品及びその対価の授受を約する売買であつて、当該売買の目的となつている金融商品の売戻し又は買戻しその他政令で定める行為をしたときは差金の授受によつて決済することができる取引 。 ●この法律によれば、FXとは客と業者が一対一で取引条件を決める店頭取引(株は取引所取引)なので、ある瞬間に100円で、100円3銭で、100円5銭で買う人がいるかも知れない。業者が会員全てに同一のレートを配信しない場合もある、ということ。買うと下がり、売ると上がる、とか時には買った人向けレートが下に長いひげ、売った人向けに上に長いひげ、様子見待ちの人向け変化なし、直ぐに統一ということも。 デリバティブ取引(株は直物取引)とは為替その物の取引ではなくそこから派生する取引、つまり為替の売買はしない。外国通貨の仲介取引は行わない。金融商品市場及び外国金融商品市場によらない取引なので、インターバンク取引、金融商品取引所での引は行わない。NDDなどあり得ない。 差金決済(株は受渡決済)とは為替の受け渡しも、その代金の受け渡しも行わないのだから、実際には為替の売買は行わないで、売ったつもり買ったつもりで、決済取引の後に差額のやり取りを行う。会員は1ドル・1ユーロも受け取らないし、業者はカバー銀行、同業他社、インターバンクと外国通貨の取引は行わないし、外国通貨を用意する必要もない。従ってスプレッドの差が業者の利益になるということはない。 ●この法律で決められている取引とは、客からの注文があると、その注文を呑み込んで、インターバンクや金融商品取引所などの金融商品市場やカバー銀行や同業他社・他の会員に取り次ぐことなく、業者自身が取引相手となって取引を成立させる取引、 商品先物取引法で禁止されている「のみ行為」です。つまり、FXとは金融商品取引法に規定された「合法のみ行為」なのです。因みにインターバンク取引(銀行間取引)は100万ドル単位で、FXは株と違っ比例配分制度はないので小口を集めての取引きはできず、差金決済ではなく直物取引・受渡決済・RTGS です。取引をしようとすれば業者は多額の資金(多国通貨)を必要とします。 NDDもマリーもあり得ません。 FX業者の「契約締結前交付書面」を読むと良く分かります。 ○相対取引==(1)店頭取引と同じ、会員と業者が一対一で取引条件を決める取引なので、会員個別に違ったレートを配信することがある。買うと下がり売ると上がるとか、ポジション別による長い髭など。(2)業者は会員とだけ取引をし、カバー銀行、インターバンク、同業他社、他会員などとは取引しない。NDDやマリーなどあり得ない。(3)会員と業者が一対一で取引をし、第3者は関与しない。会員と業者の利害が相対する取引なので会員の損した分が業者の売上利益の全て。多くの会員が儲け始めると業者は赤字倒産。それを防ぐために会員全てのポジションを把握している業者のコンピュータが随時目立たないよう独自のレートを配信し(レート操作)、会員の早めの損切りを誘い、損をさせ、適度な業者の利益を確保する。 ○差金決済==原商品(為替・通貨)の受け渡しも、その代金の受け受け渡しも行わない。実際には売買しないで、売ったつもり、買ったつもりで決済取引の後、差額をやり取りする。会員は1ドルも、1ユーロも受け取らない。業者は外国通貨を用意する必要がない。 ○会員向けのレートはカバー銀行の値を参考に独自に作成している。外部とは取引しないので自由にレートを作成することができる。 ○金融商品取引法第二条22に基づく取引であること==合法のみ行為であること。 これらの説明が不十分だと、金融商品取引法第四十条の二に反するので、業者はちゃんと説明しているはずです。 。このように、法律を読んでも、業者の説明を読んでも、FXが金儲けの手段にならないことはハッキリするはずなのですが、常にネギを背負った鴨が多く誕生する。それは、FXが合法のみ行為であることを隠す人が居るからです。日経新聞・産経新聞・ダイヤモンド社・金融庁のサイトがそれです。 金融庁のサイト http://www.fsa.go.jp/ordinary/iwagai/ で「取引の内容は、取引が業者との相対取引の形態をとるもの、取引所へ注文を取次ぐ形態をとるものなど業者によってさまざまであり」とありますが、金融商品取引法第二条22には「金融商品市場及び外国金融商品市場によらないで行う取引」とあります。法律を読んでいない。くりっく365を意識しての事と思いますが、くりっく365も仲介取引ではない。会員の注文は米ドルやユーロなど為替の売り買いです。金融商品取引所では「有価証券の売買及び市場デリバティブ取引」を行うのであって、米ドルやユーロなど為替の売り買い(直物取引)は行っていない。マーケットメイク方式によって定められたレートを使用しているという点で非クリックと違いますが、客の損した分が業者の売り上げ・利益になるという点で、非クリックとは同じです。 (2)FXが他の金融機関と取引するとなると、差金決済ではなく、受け渡し決済・RTGSです。業者と会員とは差金決済なので実際には売買を行わず、売ったつもり・買ったつもりで、決済取引の後差額だけのやり取り(すべて日本円)をします。それが金融機関同士になると、受け渡し決済なので原商品(外国為替)とその代金の受け渡しを行い、その決済はRTGSです。業者は多額の資金・外国通貨を用意しなければなりません。そのための金利負担もバカにならない。そんな資金効率の悪い商売はするはずがない。 金融庁の間違った説明により「会員の損した分が業者の売り上げ・利益になる」ということ(FXは合法のみ行為である)が忘れ去られてしまっている。このサイトを読んで、FXは客の損した分が業者の売り上げ・利益になる、と思った人はいないでしょう。このサイト、FXのリスクとして、(1)相場変動リスク、、(2)金利変動リスク、(3)流動性リスク、、(4)システムリスク、(5)信用リスク、の5のリスクを挙げていますが、一番大きなリスク==「利害が相対する取り引きであり、会員の損した分が業者の売り上げ・利益になる」という説明が欠けている。多くの人が資産運用の手段になると思い、FXで儲けようとした結果、業者に多額の資金を貢ぎ込んでしまっています。「投資は自己責任」とは言っても、納得できない人は多くいるでしょう。金融庁の責任は大きいと思います。 金融庁への提言はこちらへ https://www.fsa.go.jp/opinion/
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- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6875/20335)
他にも回線切断という手口があります。 値上がり予想の買い注文を出して 下がった時の足切り設定をしていても 回線が切れました ということが起きて 回復したときには大幅に下がっていて 足切り設定を無視して 回復したときの値で精算されます。 その結果は 大損です。
- 波 蔵(@namizou2018)
- ベストアンサー率13% (178/1339)
悪い事は言いません。FXってギャンブル的要素が強いので、止めといたほうが良いですよ。 軍資金が豊富にあり、何十何百万負けようが痛くも痒くもないのであればやってみたら良いかと思います。 投資をしたいのであれば、ロボアドバイザーによる長期の積立投資がオススメです。投資のコツは、小さく始めてコツコツ長くです。
- tom900
- ベストアンサー率48% (1239/2534)
基本的にインターバンク市場に繋がっているので、嘘の為替情報を出したり、表示情報をズラしたりは不可能です。 それをしたら確実にバレますし、バレればSNSなどで拡散するので、FXの取引所から資金を引き揚げられるでしょうね。
- j3100-pips
- ベストアンサー率22% (210/940)
私の知り合った老人ですごい罫線(チャート)の達人がいましたが、そのおばあさんは商品相場をやっていたけど、あの業界は質が悪く客の金を持ち逃げしたり、相場以外で気をつけないといけないことが多いので嫌になって株の方に移ってきたのだと言っていました。 仮想通貨の業界には、うさん臭い業者がたくさんいて金融庁が取り締まっているようですが、そんなことだったのでしょう。 銀行でもスルガ銀行、不動産ではレオパレスとか、問題起こす会社はあります。 証券会社でも不祥事はありますが、 FX業界などは玉石混交で、きちんとしてない所もまだ多いのかも。 その知り合いはそういう所で取引したのではないでしょうか?
- nekosuke16
- ベストアンサー率24% (903/3668)
まさかでしょう? 内外の情勢を反映しながら刻々と変化する相場、為替レートは世界共通で、たとえ時間差を踏まえても偽情報など出しようもない。 ましてや、表示情報をズラしたり、嘘の為替などが発覚したら一発でしょう。 ただ、「やめておきなさい」というのは、それなりに意味があり、そうした情報を含めて全てが自己責任での世界ですから、深入りしすぎたならば、大金持ちになる可能性とは裏腹に、損失を通り越して丸裸になる可能性もあるだけのことです。 そういう意味では、安易に踏み込むべき世界ではないという警鐘でしょうかね。 あくまでも自己責任、余力の範囲内でということですね。
- awaodoridaisuki
- ベストアンサー率17% (21/122)
ハッキリ言って儲けられなかった人なんでしょうね、その知り合いのかたは。 私は成人してから6年ぐらいFX してますが 一日一時間から二時間ぐらいの短時間のデイトレでも普通にアルバイトするぐらいは稼げますよ。 私の原資は60万円です。余裕資金でするのが鉄則ですので、もし余裕資金が無いのであれば止めておいた方が良いですよ。 私は今までマイナスになった月はありません。やっぱりしっかり勉強してFXである程度の経験をしている人から話を聞いておくことも大事ですよ。 私は昨年末に結婚したので最近は昼間に少しだけ取引してますが楽しむこと、勉強を怠らないことの2つさえ守れたら大丈夫だと思いますよ。 法律違反になってたらFX自体成り立たないですよ。
- stss08n
- ベストアンサー率16% (454/2764)
●FXはぼったくりですか。? ➡極めて”正真正銘な正当な、取引形態でしょう。 ●誰でも、どなた様でも”先行投資+利潤バックは、欲しいもの。 ●現実に”名の有るトレーダー諸氏は全て”ロジカル&正当儲けの確保しています ●一部の皆様だけが儲かるだけでは無くて”先見性と投資効果は”見極め済です。
お礼
FXってノミ取引だったんですね~。 調べたら約定拒否とかクルクル詐欺など色々出てきました。 どちらにせよ自分には高度すぎて無理だと思うので早々に退散しようと思います(笑) 株の好きな銘柄にでもコツコツ投資します。 皆さま丁寧にご回答くださってありがとうございました。