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パソコンの「放電」の意味は?
パソコンで、各種トラブルの除去のために「放電」を行うと良いという説明をよく目にします。そして、その方法として接続機器と電源ケーブル等をすべて取り外してしばらく放置するとあります。 しかし、ここで言う放電とはどこの部材の放電なのか、またすべての機器を外すことでなぜ放電が行われるか、よく理解できないでいます。放電が、例えば筐体の帯電の除去を意味するなら、すべてを外すのではなく、筐体のアースを取れば済むはずですし、本体を孤立状態におくとどうやって放電が行われるか、理屈から考えて理解しにくいと思います。 さらに、放電するとなぜトラブルが解消されるのかもよくわかりません。 この問題について理解できる形の説明があるのかお教えいただきたいと思います。
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- potatorooms
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〉もしこれが正しければ、例えばRAMの全ビットを一時的に動作させるようなソフトを作って 可能かもしれませんが、メインメモリとしてプログラムやOSが展開する実行エリアそのものがRAMですから、OSの展開領域を消したり、自身の展開領域を消したりするってことになりません? なんとなくウィルスっぽくて難易度は高そうです。 通電を完全にコンマ数秒絶てば記憶喪失になるので、コンデンサーやバッテリーなどの接続を絶つか、電気が尽きるまで待つ方が手っ取り早い気はします。
- takaman5555
- ベストアンサー率54% (1410/2580)
> 「次の手順であるコールドブートにおいて、デバイスのイニシャライズ動作が確実に行われるようにする」というのは、キャパシタに電荷が残ったままだと何らかの不具合が発生するというのを避けるのが目的でしょうか? しかしそれなら、放電操作のあと再びチャージされてしまって元のもくあみになるのではないかと気もします。 コールドブートは通常、非通電で帯電していない状態からの起動が想定されており、それに合った状態にするとことです。予想外の動作が生じうる要素は極力排除しないと、トラブルシューティングになりません。 >また、当のキャパシタはPC動作時には常時チャージの出入があるはずなので、それに加えて外部機器からの流入があってもキャパシタのチャージ状態が長時間のうちに変化するというのは理解できない気がします。これは間違いでしょうか、お伺いしたいと思います。 異常な帯電と正常な帯電を区別する必要があると思います。帯電というのは、言い換えれば電子回路のON/OFFの状態であり、あるいはビットの状態です。適正なタイミングに適正な状態でないことは、電子回路の誤動作要因の一つとなります。 ところで、実際にミクロレベルで帯電が原因だと証明したという話は聞いたことがありません。電源を入れ直したらよくなったから帯電問題だと適当に言われているのが大半だと思います。電源入れ直したらよくなるのは、稼働中暴走状態に陥ったデバイスが(あるいは管理情報と実際の状態に齟齬を生じたデバイスが)、コールドブートで初期化されるからです。デバイスの誤動作は別に異常帯電によるものとは限りません(もちろん以上な静電気やスパークによっても誤動作や破損はあり得ますが)。 なので、帯電というのは、曖昧な推測であって、原因とは言い難いと考えています。ただ対処方法としては有効かつ適切です。
お礼
potatorooms さまからいただいた解説でRAMのことに触れられていますが、takaman5555 さまの「電子回路のON/OFFの状態」というのはこのRAMのON/OFFの状態のことを指しておられるわけですね。それならpotatorooms さまと同じことを言われていることになり、何とか理解できそうです。ありがとうございました。
補足
takaman5555 さま、重ねてのご教示ありがとうございます。 >コールドブートは通常、非通電で帯電していない状態からの起動が想定されており、それに合った状態にするとことです。予想外の動作が生じうる要素は極力排除しないと、トラブルシューティングになりません。 帯電の意味を私は誤解していたのでしょうか?この後の部分で説明されているように、帯電はキャパシタに電荷がたまった状態を指すのでなく、デジタルな状態の変化を指すと取ればよいのでしょうか? >異常な帯電と正常な帯電を区別する必要があると思います。帯電というのは、言い換えれば電子回路のON/OFFの状態であり、あるいはビットの状態です。適正なタイミングに適正な状態でないことは、電子回路の誤動作要因の一つとなります。 「電子回路のON/OFFの状態」というのがまたわからなくなりました。 上記のように、帯電とは通常の意味とは別の現象を指すと考えてよいのでしょうか? ともかく、理屈はともかく、この操作が有効なのでこれでよいのではないかというようなことになりそうですね。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12497)
昔ながらの話だと、RAMを記憶喪失にさせる という意味と理解しています。帯電とかをアースするというのとは違う話で。 ROMは長く記録が残りますが、RAMは一定時間ごとに通電しないと記録を失います。RAMはパソコンの動作にとって再起動時など記憶喪失になっていることが前提ですが、コンデンサや充電池、電源などから電気の供給が続いていると悪さをする記憶が残っている可能性があるかもしれません。 そのためご質問のような状態にして電気の供給を断つことで完全に記憶喪失にさせるという意味と理解していました。
お礼
potatorooms さま、ご教示ありがとうございます。 チャージというのがRAMの状態という意味だとすれば何とか理解できそうです。RAMは電荷の有無がデータを表すので、この状態がPCに接続されている機器により乱されることがあるということですね。それなら接続機器及び電源を外せば不要に溜まったRAMのチャージがゆっくりながら放電されるだろうということは理解できます。 これはPCの電源がONの状態でRAMの一部が不動作のまま時間が経つというようなことでなければ起きない現象でしょうね。 ただもしこれが正しければ、例えばRAMの全ビットを一時的に動作させるようなソフトを作ってこれを使えば簡単に初期状態に戻せそうな気がしますね。
- takaman5555
- ベストアンサー率54% (1410/2580)
放電の目的は、次の手順であるコールドブートにおいて、デバイスのイニシャライズ動作が確実に行われるようにすることです。そのために、回路内のキャパシタに残っている電荷が抜けるのを待ちます。電源プラグを抜いても、スイッチを入れると回路内に残っている電荷でLEDが付いたりファンが回ったりするのは、よく知られています。 電源ケーブル以外にもPCには電流が入り込みますので(外部機器側の欠陥であったり仕様であったり)、大事をとる場合は可能性のあるルートはすべてカットすることになります。
お礼
takaman5555 さま、お礼が大変遅れてしまい申し訳ありません。 たまたまある知人からウオームブートとコールドブート違いについて聞く機会があり、takaman5555 さまのご説明をよく理解できていないことがわかりました。 通常の起動と違う動作をすることによりPCの状態を変えてみて、イニシャライズを図るということですね。 ありがとうございました。
補足
takaman5555 さま、ご教示ありがとうございます。 「次の手順であるコールドブートにおいて、デバイスのイニシャライズ動作が確実に行われるようにする」というのは、キャパシタに電荷が残ったままだと何らかの不具合が発生するというのを避けるのが目的でしょうか? しかしそれなら、放電操作のあと再びチャージされてしまって元のもくあみになるのではないかと気もします。 また、当のキャパシタはPC動作時には常時チャージの出入があるはずなので、それに加えて外部機器からの流入があってもキャパシタのチャージ状態が長時間のうちに変化するというのは理解できない気がします。これは間違いでしょうか、お伺いしたいと思います。
- kongoji1740
- ベストアンサー率20% (63/306)
マ、都市伝説の一種と思った方が。その間に過熱していたのが冷えるとか、温度変化で接触がたまたま良くなったとか、こじつければあり得ますが。こういう現象に出くわした人は幸運にも直ったという事で、よく記憶してますから。それを巷間言われてる放電と結び付けて。
お礼
kongoji1740 さまコメントありがとうございます。 実は放電の効果の根拠薄弱なものという話は聞いたことがあります。この質問は、「放電」の意義がどうもはっきりしないので皆さんのご意見を伺いたかったためです。信ずれば何らかの効果があったと人は考えるというものでしょうか。
BIOSが管理するバッテリーバックアップされたメモリーをCMOSと古い言葉のまま呼んでいますが、このメモリーにマザーボードの設定に関するデータが保存されており、この情報が壊れる場合があります。その場合、バックアップしているリチウム電池を一時抜いて電解コンデンサを放電すれば、BIOSはCMOSが初期化されたことを知り、壊れたデータの上にデフォルトの値を書き込んで正常になる場合があります。 https://www.dell.com/support/article/jp/ja/jpbsd1/sln2297/%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%82%92%E6%94%BE%E9%9B%BB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95?lang=ja 記事の中でボタン電池を外してという点がミソです。
- mimazoku_2
- ベストアンサー率20% (1908/9135)
電源ユニットや回路に使われているコンデンサの電気を0にする。 なので、コンセントを抜き、数分放置するという作業が「放電」。 回路の不安定さをコンデンサの電気で維持してしまうので、それらをクリアすべく、そういった措置が有効です。
- maiko04
- ベストアンサー率17% (345/1956)
メインボードなどにコンデンサーという部品があり、 一時的に帯電するものです。 0.何秒から数秒で帯電は放電します。 日常で言うと「わー」っとなってパニクっている人に、 水を差し入れるようなもんです。 「まぁ、座れや」こういうことで落ち着きますよね。そういうもんです。
お礼
potatorooms さま、コメントありがとうございます。 >可能かもしれませんが、メインメモリとしてプログラムやOSが展開する実行エリアそのものがRAMですから、OSの展開領域を消したり、自身の展開領域を消したりするってことになりません? そっかあ、その通りですね。でもRAMの全ビットを一度でもON/OFFさせればよいわけですから、順番にでも全ビットを動かす方法はないものでしょうかね。