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海外製機器の電源接続について
- 海外機器を購入して電源接続する際の注意点や手順について解説します。
- 昇圧トランスを使用して海外製機器の電源を接続する方法について詳しく説明します。
- 電源接続時における中性点出しとPE線の接続先についての注意事項についてご紹介します。
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回答(2)再出 改めて、「電気設備の技術基準の解釈」を読み返してみました。 ご指摘の通り、第36条に【地絡遮断装置の施設】が規定されています。 一つの考え方としては、お考えの通り、トランス二次側を機器設備として解釈することで、絶縁トランスの1次側までを電路として扱えば、二次側に漏電ブレーカーを設けなくてもよさそうです。 次の考え方として、「機械器具に施されたC種接地工事又はD種接地工事の接地抵抗値が3Ω以下の場合」は、漏電遮断器を設置する必要がないことが規定されていますから、トランス2次側のC種接地点と、機器のフレームを十分な断面積の接地線で接続すれば、漏電が生じた場合のリターン経路の抵抗値を十分に下げられますから、漏電遮断器を省略できると思います。海外の場合は、この考え方が基本であって、回答(1)さんご指摘の内容と同じことになります。 更に別の考え方として、地絡遮断装置を施設するのであっても、高感度型を設置することを要求しているのではありませんから、機器の漏れ電流では動作しない感度特性の地絡遮断装置を設置することで、電気設備の技術基準の解釈の要求を満たすことも可能と思います。 ご参考に、「電気設備の技術基準の解釈」のURLを貼っておきます。
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- ohkawa3
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>昇圧トランスΔーY(混触防止板付)にて200vから400vに昇圧し中性点出しで4線を接続します。 混触防止板付のトランスを使用して、混触防止板を接地(C種接地)すれば、基本的に機器 (負荷)側は、接地不要になります。しかし、機器(負荷)側で接地することは問題ありま せん。 機器(負荷)とトランスの距離が離れていて、トランス側にも接地(C種接地)が用意されて いれば両端で接地しても支障ないでしょう。 >中性線NはEBに落とします。PE線もEBでよいのでしょうか? 先に記載の通り、混触防止板を接地した絶縁変圧器の2次側は、接地の必要がないと思いま す。1次側が「高圧」ではありませんので、仮に接地する場合でも、B種接地ではなく、C種 接地でいいと思います。絶縁変圧器2次側の中性線をC種接地するならば、混触防止版つき トランスは必要ない筈です。前記のような事情なので、絶縁変圧器2次側の中性線と、負荷 機器の保護接地(PE線)とを一括して接地(C種接地)するのはOKと思います。 とはいっても、国内の規定では、中性線と接地線を兼用することは認められていないと思い ますので、接地線は中性線とは独立して接地線に結線することが必要と思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。あと一つ思うところありまして。。 今回の海外製機器は漏れ電流が大きく、絶縁トランス二次側に4PのELBを設置するとトリップします。 よって、二次側をあえて非接地にしてブレーカーをNFBに使用と思います。 この時、電技、内線規程にある「400V回路は漏電遮断器を設置すること」にひっかかて来ると思うんですが、 このあたりの法的な解釈はどうクリアするか思案しています。 トランス二次側を機器設備として解釈すればオッケーかなと思いますが、どうでしょうか?
- lumiheart
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>中性線NはEBに落とします。 まさかの漏電ブレーカを付けるんですか? 地球上で漏電ブレーカを使用するのは日本国の陸上のみです 逆に言えば漏電ブレーカは使ってはいけません 電技に400V配電には漏電ブレーカ必須とあるけど無視して構わない あくまで「配電」だから 配電でなく機器内部で完結してるんで漏電ブレーカ不要 まぁ、どうしても漏電ブレーカを使用したいなら方法が無いわけでもない ご予算次第 http://fa-faq.mitsubishielectric.co.jp/faq/show/17597?category_id=721 4極漏電遮断器を使用してください
お礼
大変参考になりました、ありがとうございました。