- ベストアンサー
テスターでの電流測定の詳細について(車)
- オルタネーターと12Vバッテリーの電流を測定する方法について説明します。
- A測定を選ぶ方法とエンジンの状態について解説します。
- 本器を回路と直列に接続する方法と電流検査の方法について説明します。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
teppou です。またリクエストをいただきまして。 、回答させていただきます。 >(1)説明書の5-12が電流測定ですが、まず項目2・3のmA測定とA測定の設定ですが、2-2の直流電流の表から判断して、今回はA測定を選べば良いのですよね? その通りです。ファンクションキーの位置とテストリードを差す端子を説明書通りにしてください。 >(2)項目5は、この場合具体的にどのようにするのでしょうか? >エンジンを切った状態でテストリードを繋ぎ、それからエンジンを掛けるということでしょうか? >エンジン掛かった状態で繋いで、特に項目5は気にしなくても測定できますか? 項目5とは、5-12電流計測の5のことでしょうか、そうだとしてコンデンサについては気にしなくてよいと思います。 エンジンキーをOFFの状態で準備してください。 電流測定する箇所は、オルタネータの出力電流だと思いますので、オルタネータのB端子を外してB端子にテスターの赤リード線を接続し、外した電線のほうにテスターの黒リード線を接続して測定するのだと思いますが、オルタネータとバッテリーは並列に接続されているはずですので、余計なことかもしれませんが、外した電線の端がそこいらに触れるとバッテリーをショートすることになってしまうと思います。最初にバッテリーのアース側線を外し、テスターのリード線と電線の接続箇所をテープで絶縁するかショートしない方策をしてからバッテリーのアース側線を取り付けなおし、エンジンをかけてください。 テスターのセットの中にワニ口クリップが入っているようですので、それを活用してください。 ちょっと面倒くさいですね。 現在では、AC/DC両用クランプアダプターというものがあり、カイセからも出ています。(クランプ電流計という単独の電流計もあります。)いまネットで見ると23,000円となっています。このアダプターを使うと電線を外す必要はなく、電線をアダプターの先の輪の中に入れるだけです。輪は二つに開きます。クランプでくわえるなどといいます。このアダプターを買ったほうがいいとまでは言いませんが、危険も手間も全くありません。 >3)項目6の注釈上段の、本器を回路と直列に接続とは、今回の検査において具体的にどのような状態にすればよいのでしょうか?(5-2の電圧測定の項目4の注釈では並列と書いてあります) 5-12電流計測の6の注に書かれています通り、電流計測は、電線を端子から外してテスターを回路に直列に接続します。 電流測定は、テスターの中を測定する電流が流れないと測定できないのです。 並列に接続すると、テスターのフューズが切れると思いますが、テスター故障の可能性もありますので、電流計測は十分気を付けて行ってください。詳細は上記を。 >4)添付した画像の質問です。 >7の(1)の電圧検査だとバッテリー両端で計ることができるのですが、7の(2)の電流検査では画像の右の図のようにクランプを使い、+はオルタのB端子ハーネス部分、-はボディアース等で計らないと分からないのでしょうか? >それともバッテリー両端でも7の(2)の電流を計ることができるのでしょうか? 先に書きましたがクランプアダプタがある場合は、クランプアダプタだけで電流測定ができます。 測定個所はB端子に接続されている電線です。 因みにクランプで電流を測定する原理を少し説明しますと、電線に電流が流れますと電線の周りに磁界ができます。クランプの先端の輪の中には鉄が入っており(普通の鉄ではありませんが。)その鉄の輪で磁界の強さを測定するようになっています。 磁界のの強さは電流に比例しますので、電流値が分かります。(鉄の輪の磁界と電流は厳密には比例しないのですが、その辺はうまく作られています。) 回路図やマニュアルと現物をよく見て慎重に測定してください。
その他の回答 (7)
- teppou
- ベストアンサー率46% (356/766)
No.5 teppou です。補足コメントに回答します。 >ちょっと疑問が出たのですが、AC/DC両用クランプアダプター(車専用ならDC専用クランプでも可ですよね?)を使った場合、マイナスはどこに繋ぐのでしょうか?(ボディーアース?バッテリーの-端子?) クランプアダプターから線が二本出ていますからテスターのプラスとマイナスの端子に差し込み、テスターのファンクションスイッチは電圧測定に合わせます。 もちろんDC専用でOKですが、私はそういうものがあることを知りませんでした。 >調べてないのですが、カイセのクランプは結構高いんですね。 >クランプだけ他の汎用の安い物でも構いませんよね? >その場合はCT比というのに注意して選べばよいのでしょうか? 他のメーカーの物でも測定はできます。汎用品でいろいろなメーカー製品に使えると書いてあれば、説明も詳しく書かれているだろうと思われます。 クランプアダプターは通常1Aが1mVと表示されるようですが、この比が中途半端なものはないと思います。 事前に調べられるのであれば、確認してみてください。 DCが測定できる単独のクランプ電流計もあります。トラスコなどから、低価格の物も出ているようです。 >B端子ハーネスは奥まった位置にあり、手が届かないので、クランプが届かない可能性もありますし、高いので買わないかもしれません。 >その場合クランプを使わないで、オルタの電流を測定したい場合はどのようにしたら良いでしょうか? >他の方法は何かありますか? 現物の状況がわかりませんので、一般的な話になりますが、クランプを使うならB端子から出ている電線のどこでもいいので、ハーネス内に他の線が一緒になっていないことを確認して、測定してください。 クランプを使わない場合は、B端子から出ている線の他の接続場所が見つかれば、そこを外して前回答のようにテスターの電流測定方法で測定してください。B端子から出てくる電流を測定できる個所であることを確認してください。
お礼
いつも丁寧なお答えありがとうございます。 KT-2022に挟むクランプは付いていて、バッテリー側からオルタに伸びるハーネスなら計れそうですが、本商品での計り方がいまいち分からないのと20A以上は計れないので、モノタロウに低価格の電流クランプがあったのでそれを買う事にします。 ありがとうございました。 またよろしくお願いいたします。
すみません。 他の方の回答は見ていないでの回答になります。 あなたのお持ちのテスタのばあい、(カイセKTー2022)660というオプションのクランプはお持ちでしょうか? このオプションのクランプがないと、オルタネーターの電流測定などはできません。 そして、その測定するときの方法などは、660の方の取扱説明書に載っているはずです。 基本的に電流を図るというのは、テスターでは一番難しい話になります。 電流というのを図るのが難しいからなんです。 なので、一般的な電流の測り方というのは、回路を切断し、そこに、大きな電流に耐えられる小さな抵抗値の抵抗を挿入し、その抵抗の両端に発生する「電圧」を測定する事で、電流として表示します。 ただ、これだと、コードの途中に入れなければなりませんので、現実的にやりにくいわけです。 そのため、クランプを使います。 これは、電気が流れたとき、その電線の周囲に発生する磁界の強さを測定する事で、流れている電流を測定するものです。 クランプ式電流計には、交流専用と、交流直流用というものがあり、直流が測れるものは、高額になります。(自動車は直流ですので、自動車で使うものは直流に対応したものが必要になります。) 電流で発生する磁界は、そばにコイルをおくと、そのコイルに影響を与えて電流を発生させます。 ただ。コイルというのは特性上、変化をし続けていないと相手のコイルは止まってしまいます。 交流のクランプは、50Hzもしくは60Hzのコンセントなどで使用されていますから、絶えず変化しているので、それが測定できるわけです。 しかし、直流のクランプは、磁界が変化しないので、コイルを近づけただけでは測定ができません。 そのために、測定側のコイルに交流の弱い磁界を発生させて、そばに置く事で、測定側のコイルの次回を発生させるのに邪魔をする磁界(測定したいものの電流の磁界)を測定する事で、どれだけ邪魔をする次回があるのかを測定して電流値に換算します。 こういう機能があるために交流用のクランプより値段が高く、また用途も特殊なので、別売りになっていることが多いわけです。 添付画像の7番の測定方法は、この直流用クランプを使用したやり方で、クランプで電線に発生する磁界を測定して電流を見る物です。 なので、この場合、あなたのお持ちのテスターだと、別売りの「660」という、クランプアダプタがないと、測定はできません。となります。 電線に発生する磁界を測定するので、電線をクランプ(挟み込む)だけであって金属部分の接触などはありませんので、これ一本で測定が可能です。 充電電流なんてそんなにないんだからと思われて、回路中に通常の電流測定モードのテスターを挟み込む形で、電流計を入れると、電流計が壊れる可能性があります。 なぜなら、エンジン始動時には、セルが回ります。この電流が60Aくらい。 せうはオルタネーターと関係ないじゃん。と思いでしょうが、セルを回す電力は、バッテリーから供給されます。 つまりセルを回した直後のバッテリーは、大量な電気を失った直後ですから、エンジンがかかれば、今度は一気に充電を始めるので、大きな電流が流れるわけです。 それはオルタネーターから供給されるわけですから、セルでエンジンがかかった直後は、オルタネーターは大電力をバッテリーに供給するため、そのに流れる電流は大きいものになるわけです。 7(2)は、その大電流が終わった後ですから、10A以下程度に収まってくるわけです。 回路上に突っ込む形のテスターで測定すると、その瞬間の電流で壊れる可能性が高くなります。 なので、クランプアダプタが必要になるわけです。 テスタ本体だけではできませんので、本体の取説には使い方がかかれていないということです。
お礼
お答えありがとうございます。 なるほどですね。 660クランプは持っていませんので、それを買うよりモノタロウに低価格の電流クランプがあったのでそれを買う事にします。 ありがとうございました。
- lumiheart
- ベストアンサー率47% (1141/2406)
オルタネータ電流測定 https://www.kaise.com/catalog/j_catalog_carguide.pdf 「オルタネーターのB端子をクランプして~」 >(12)ただ、B端子が奥まったとこにあってアクセスしてからクランプが挟め 本来はオルタネータの直後が正しいのですが バッテリから出た線にクランプすれば簡単! 通常、バッテリからは太い電線と細い電線の2本出てます 太い電線はスタータモータに直結してます (コッチは概ね100A以上流れるんでとても太い) 細い方の電線はオルタネータに接続されてます ただ必ずしもオルタネータ直結でもないのでアレなんですが でもオルタネータの充電電流を計測するのだからそれでも構わない (それなりに誤差が出るけどどーせ小数点以下) なので、バッテリから出た細い電線にクランプを噛ませばOK
お礼
お答えありがとうございます。 なるほどですね。 オプションクランプは持っていませんので、それを買うよりモノタロウに低価格の電流クランプがあったのでそれを買う事にします。 ありがとうございました。
- hahaha8635
- ベストアンサー率22% (800/3610)
>>テストリードを繋ぎ 直結しようとしてるの? 車の開発を世紀前にやってましたが 突入で軽く100Aを超えるので 計器が吹っ飛ぶ可能性があります 通常はクランプ式の電流計を使います https://www.monotaro.com/p/2244/9184/?utm_medium=cpc&utm_source=Adwords&gclid=Cj0KCQiAhKviBRCNARIsAAGZ7Ccolo07fMJoQGiDsgjgzt7TKQED4cEDYJbFZAjCarmWYBKT02vIwKAaAv7gEALw_wcB
お礼
ええ?自分の質問の行程は直結することになるんですか?? 初めて知りました 景気吹っ飛ぶ覚悟でまずはやってみますね
- mitoneko
- ベストアンサー率58% (469/798)
No2.の補足です。(4)ですが、オルタネーターの線を外す方法だと、お持ちのテスターの最大電流値を超えるため、測定できません。クランプが付いている場合は、クランプのCT比が1:2を超えてないと16Aの電流はやっぱりはかれません。クランプのCT比は必ずどこかに書いているので探してください。ちなみに、クランプからは、二本の線が出ているので、それを各々電流測定端子に繋げば、OKですよ。
お礼
お答えありがとうございます。 30秒以内なら最大20Aまでの記載がありますので、このオルタは無負荷時の出力は20A以下だと思いますので本テスターが使えるとは思います。 再度疑問が出た部分を補足しましたので、お答えいただけると嬉しいです。 また補足した部分で間違った認識があったら指摘して頂けると幸いです。 よろしくお願いします。
- mitoneko
- ベストアンサー率58% (469/798)
(1)OKです。普通は、分からない時には、Aで計り、mAの領域であれば、mAにつなぎ替えるといった使い方をします。 (2)エンジンを切り、数十秒待ってから(これが、コンデンサーの放電)、作業します。この項目は、無視してはいけません。必ず、ちゃんと待ってくださいね。コンデンサーというのは、充電式の電池と思ってください。これをちゃんと使い切ってからでないと、最悪、配線を外す時に、とても怖い思いをすることになります。(コンデンサーに充電された電力で、スパークしたりとか=^・・;=) (3)まず、バッテリーから、プラスの配線を外します。 次に、バッテリーのプラスの端子に、テスターの赤線(プラス)を繋ぎます。 次に、テスターの黒線(-)を、バッテリーから外した配線に繋ぎます。 これが、直列に繋ぐという表現になります。 ちなみに、電圧の時は、並列に繋ぐで正しいです。この場合は、車の配線を外さずに、バッテリーのプラスとマイナスに、テスターの赤線と黒線を繋ぐことになります。 テスターで電圧・電流を測定する時の基本です。 (4)基本的に電流を計る時には、必ず、テスターを回路に挟み込む形に繋ぐ必要があります。オルタネーターの電流を計るなら、オルタネーターの配線を必ず外す必要があります。そして、外した配線とオルタネーターの間に挟み込む形でテスターをつけるわけです。(ですから、電流測定は、結構難しいです。) ただし、オルタネーターは、交流電流を出します。そのため、クランプがあるなら、クランプの輪の中にオルタネーターから出ている線が通過する形につけてあげれば、それだけで電流がはかれます。この方法なら、オルタネーターの配線を外す必要はありません。(普通クランプはつまみを掴むと輪が割れるようにできているので輪を割って線を通し輪を戻せば線が通せます。)(これは、交流限定の測定方法です。例えばバッテリーからの電流は、直流なのでこの方法は出来ません。詳しく知りたければ、「CT 電流測定」なんて言葉でググってください。)
お礼
迅速で詳細なお答えありがとうございます! かなり詳しく答えていただき、分かり易かったので感謝いたします。 ちょっとイメージが湧かないところもあったので、再度回答して頂ければ嬉しいです。 まず(1)は理解しました。 (2)も放電が必要という事で理解しました。 エンジンが掛かってない状態(キー位置オフ)でまずは繋ぐという事ですね。 (3)も電圧の時は並列なのでバッテリー端子でOKですね。 まずここから疑問があるのですが、 (10)電流の時は、必ず直列に繋ぐというのが基本ということでしょうか? 並列に繋いでテスターのファンクションダイヤルで電流のとこに合わせるとどうなるのでしょうか? 並列で電流を計ろうとしてるので数値が出ないのでしょうか? (11) (4)ですが、別途カイセのクランプを買ったとして、そうするとB端子ハーネスに挟み込めば計れるという認識でよろしいでしょうか?(-側はボディーアース?かバッテリーの-端子?に繋ぐ?) (12)ただ、B端子が奥まったとこにあってアクセスしてからクランプが挟めない可能性がありますので、他に電流測定の方法はありませんか? ちなみに30秒以内なら最大20Aまでの記載がありますので、このオルタは無負荷時なら出力は20A以下だと思いますので本テスターが使えるとは思います。 分かる範囲で構いませんので、再度出た疑問の再回答をして頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1509/2539)
テスターで扱える最大電流が10Aであって、オルタネーターとバッテリーの間に流れる電流が最大16Aと想定できるのであれば、テスターの電流容量が足らないので、このテスターで電流を測らない方がよい。というのが正解と思います。
お礼
一応30秒以内なら最大20Aまでの記載があります、、、 このオルタは、負荷時には30A以上出るのでその点検はもちろんしません。
お礼
お世話になっています。 迅速で詳細なお答えありがとうございます! いつも分かり易く詳しく答えていただき、感謝いたします。 ちょっと疑問が出たのですが、AC/DC両用クランプアダプター(車専用ならDC専用クランプでも可ですよね?)を使った場合、マイナスはどこに繋ぐのでしょうか?(ボディーアース?バッテリーの-端子?) 調べてないのですが、カイセのクランプは結構高いんですね。 クランプだけ他の汎用の安い物でも構いませんよね? その場合はCT比というのに注意して選べばよいのでしょうか? B端子ハーネスは奥まった位置にあり、手が届かないので、クランプが届かない可能性もありますし、高いので買わないかもしれません。 その場合クランプを使わないで、オルタの電流を測定したい場合はどのようにしたら良いでしょうか? 他の方法は何かありますか? 分かる箇所の回答でも構いませんので、再度出た疑問の再回答をして頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします。