Q、肉食とガンは関係あるのでしょうか?
A、ある種の癌は肉食と関係があります。が・・・
全ての癌が肉食によるものではありません。
胃癌・・・ピロリ菌
食道癌・・過食
肺癌・・・タバコ
肝臓癌・・飲酒、過食、肝炎ウィルス
大腸癌・・肉食、肥満
咽頭癌・・香辛料
その他・・被爆、化学物質
などは、大方の知るところでしょう。
戦前は、過食と肥満による食道癌、脂肪肝、大腸癌は少なかったでしょう。タバコも今ほどは全国的には普及していなかったでしょう。ですから、肺癌のリスクも低かったと思われます。咽頭癌なんてのは、香辛料を大量に使用する地域で多発しています。が、かっては、香辛料の大量摂取も稀でした。また、健康診断等による被爆による癌の発症も見逃せません。その他、排気ガス・・・。まあ、色々です。
それに平均寿命の伸びが一番関係しています。癌は、50歳を境に多発します。ですから、50歳以上の人口が多い高齢化社会では、当然に統計的に癌の発生率が高くなります。仮に、人口ピラミッドを逆にして統計値を修正すれば、癌の発生率は低くなります。
>日本人は2人に1人がガンになる。
も、高齢化社会特有の現象と言えます。事実、父も85歳で胆管癌、父の弟は83歳で前立腺癌、父の妹は87歳で血液の癌を発症。いずれも91歳前後に他界しています。これらも《日本人は2人に1人がガンになる》に含まれています。この80歳を過ぎた超高齢者の発癌が統計に与える影響は大きいですよ。
と、《日本人は2人に1人がガンになる!》も、色んな角度から考察するべきかと・・・
お礼
そうなんですか。大腸がん以外は肉食と関係ないとは、意外でしたね。また、高齢とガンが関係あるというのは、参考になりましたね。自分の場合、家系にガンの人が居ないので、ガン保険は無視してましたが、再考したいと思います。ありがとうございました。