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額面発行増資の具体例

額面発行増資(今はないようですが)の場合、額面50円の株で1000円の時価の場合、会社側はいくらでうり、買う側はいくらで買うのでしょうか? (その価格で買ってすぐ売れば儲かるので、そのまま単純に売買されるということはないかと思うのですが) あるいはどういった売買のシステムになるのでしょうか?

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  • emaxemax
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回答No.1

1970年ころまでは「株主割当・額面発行」が一般的な増資のやりかたでした。株式の市場価格とは関係なく、1株当たりの額面金額(通常50円)で新株を既存の株主に割り当てるものです。しかし、通常は株価は額面金額を上回っているので、増資されて株数が増えると株価はそのだけ値下がりしますよね。 だから既存の株主はその分の損失を新株の額面と値下がり後の株価の差で取り戻すため割り当て分の吹き受けを拒否しないものと考えられます。ですからすんなり増資ができたわけです。 しかし、昭和40年(1965年)の証券不況の一因が、それまでに行われた、企業の収益力を無視した株主割当・額面発行による大量増資にあったとの反省から、1970年頃から、株主割当・額面発行ではなく現在のような公募による時価発行増資に移行したわけです。

spongetak
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