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コミケの実態を教えてください。
ジャンルががわからなかったので、 もし場違いな質問でしたら申し訳ございません。 実の妹(もうすぐ30才)の事なんですが、所謂「おたく系」の人間で、 ずっと高校生の頃から漫画を描き続けていて、もう十数年になります。 それで、長年の疑問だったのですが、 妹は「コミケ」と言う所で漫画を売って 収入を得ているようなのです。ただ、はっきりいってそれは、 一人の自立した社会人としての収入とはほど遠く、 お小遣い稼ぎにもなっていない印象です。 ぶっちゃけた話なんですが、夢は夢として持っててもいいのですが、 この辺りで現実に戻って生活してもらいたい・・・と、 兄の立場としては思ってます。 それで、今度ゆっくり話でもしてみようと思ってるのですが、 妹がやっている、その「コミケ」がよくわからないのいです。 同人誌を売っているのようですが、商業誌と何がちがうのでしょうか? また、それで自立できるような収入は得られるものなでしょうか? もう30目前の妹を見ていると、いつまでも今のままでいいとは 到底思えないのです。 ただ、妹がやっている事そのものに対しては 差別するとか、批判する気持ちは全くありません。 兄として、妹がやっているものがどんな物なのか、知りたいだけです。 ちなみに妹の漫画を何回か読んでみた事があるのですが、一般の人には なにがなんだかわからない、特定の人のみの漫画のように感じました。 (私個人は漫画は好きな人間です)
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なるほど……そういう状態なのですね。 キツイ言葉のようですが、妹さんはそのままではナニも変わりません。 まず、間違ってもプロにはなれません。 描いているものがアニメやゲーム(ゲームばかりしているとなるとゲームかな?)のパロディならば、1回くらいはアンソロ本(同人誌で人気のある作品を集めて作る商業誌で、プロ・デビューへの足がかりのひとつでもあります)に載る機会もあるかもしれません。 そこから何らかのコネを作ってプロといっても、そうなればプロは厳しいものです。作品への批評をがんがんくらうことになるので、それに耐えられなくなることでしょう。 もちろん、それが耐えられないくらいなら、直接持ち込みにも行けないし、何らかの賞を取ったところでそこでも批評はくらいますし。それ以前に商業誌が嫌いって言うんですから、商業誌に載るようなモノは描きたくないのでしょうけど。 同人誌を作って、イヴェントに出て……という状態は居心地が良いんです。 なぜなら、批評されませんからね。 「いつも読んでます~」、「この作品、好きです」とばかり言われて、面と向かって悪口言われるのは……絶対無いとは言いません、たまにあるらしいですけど……ほとんどありませんから。 売り上げが少ないと多少ヘコみますけどね。 そういう状態が続くと、世界が出来てしまいます。 自分にとって都合の良いことだけの世界です。 でも、コレは危険なんですよ。漫画自体描けなくなるかもしれませんから。 自分以外のなにかに触発されることなく、自分のなかのものだけで作品を作っていると……よほど突き詰めてイッちゃった状態ですごいモノが出来るかもしれませんが、たいていの人はつまずくものです。 漫画・アニメ・ゲーム等、人が創り出したモノからしかインスピレイション受けられないようになると、現実要らなくなっちゃうので「ひきこもり」に向かってまっしぐらかもしれませんし。 妹さんがよほど敬愛している同人作家さんでもないとアドヴァイスは出来ないでしょう(それでも、何か言ったとたん、「あの人は私を理解してくれない」と途端に嫌いになっちゃうような気もしますけど)。 御家族としては、妹さんとコミュニケイトしたい、状態を変えるとしても力ずくではなく、本人の意思を持ってさせてあげたい……と思われるかもしれません。 でも、そういう話し合いを持つことすら、妹さんにとってはツライかもしれません。 話を持ちかけた途端態度を硬化させるということは、妹さん自身、意識してか無意識か、その現状に離れがたい魅力と、それが壊されることへの危機感、反面、それがマズイ状態であるという自覚があるのでしょう。 「年齢」だとか「現実」だとか、そういうことを説くのは一切無しにして、突然、行動に出るしか無いんじゃないでしょうか。 たとえば、「不景気で家計が苦しいんだ」と言って援助をうち切るとか。 甘やかすようかもしれませんけど、妹さんの心を傷付けず、しかも手っ取り早く状況を打破するには、それがいちばんだと思います。 そういう状態で、「仕事(バイト)しながら同人誌」という生活を手に入れてしまえば、案外それが難しいことではないことを認識するでしょう。自活したことのない人がそれをするには、決断のためにすごいパワーがいるし、未知の状況は怖いでしょうから……要は、「案ずるより産むがやすし」というヤツです。 これで小さいイヴェント(コミケ等の大きいモノではなく個人のちからで出来ちゃう小規模なモノもあります)でも主催出来ちゃうようになれば、責任や社交性も身に付くんですけど、ね。 ああ! 妹さんの好きなジャンルでオンリー(そういう小さいイヴェントでも特にジャンルを限ったモノ)でも主催するように仕向けるってのも方法ですね。 とてつもないプレッシャーと責任と協調性を必要としますから、成し遂げられれば、人間成長します。 好きなことなら、がんばるだろうし(自分からやる意思がなければ出来ることではありませんが)。 妹さんの御趣味が何なのかわかりませんが、「手塚治虫」が「古くてダサい」なら、なんとなくわかる気もします。 最近の作品が好きで昔の作品の良さっていまひとつわからない……ってタイプの人もいるんですよ。 そういう場合、作品観の歩み寄りは難しいのであまり深刻に受け止める必要はありません……と言うより、さみしいかもしれませんけど、あまり話さないほうがイイかもしれませんね。自分の好きじゃないモノを好きなヒトに何か言われるのは嬉しくないと思うので。「手塚治虫にだってイイ作品あるのに」という気持ちをおさえて、妹さんの好きなモノのイイところを探せるなら別ですけど。 それにしても、妹さんってインターネットはやってらっしゃらないのですか? 特にサイト作ったりとか。 そういうことすると一気に世界が広がるので、考え方に影響を受けることもあるんですけど……。
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下で沢山の(?)方が回答されてますが、妹さんの年齢の半分ほどにしか満たない者ですが、少しだけ言わせて下さい。 「現実的な話をすると、妹さんは全く話を聞こうとしなくなる」との事ですが、 妹さんが同人誌を創ること、漫画を描くことを、(言い方などで)否定していませんか? 同人誌の世界は、表現の世界です。特に、年に二回開催される、コミケット、コミックマーケットは、様々な表現の場です。本だけではなくて。 勿論、売ることを考えている人もいますけれど。 大体の人は、この作品が好き(パロディなど)、この人が好き(ナマモノなど?)、だから描く(書く)のが楽しい。という思いの元に本を作り、自分の描いたものを見て欲しい、読んで欲しい、と思って参加するのです。 それは、同人誌だからこそ出来ることです。 そして、そんな人々の情熱の証として、創られた本を読みたい、と思う人が会場に集まるわけです。 そんな世界ですから、居心地がいいのは当たり前。 でも、だから、仕事もせずにいて、いいという訳ではないですし。 手っ取り早く、社会的な事を考えて、自立に向かわせるには、下でayaeさんの仰っているように、実際に援助一切を止めてしまうというのが、私もいいのではないかと思います。 どうしても創りたければ、仕事ぐらいはするようになるのではないでしょうか。 本を買うお金だって、妹さんがどれくらい買ってくるか知りませんが、結構、莫迦にならないものですよ。 平和的(?)に説得したいのでしたら、同人誌に対して、同人活動に対して、肯定的に思っていられるのでしたら、それを伝えてあげて下さい。 誰だって、好きなものを否定されれば、頭に来て当然です。 妹さんだって、世間の眼を全く気にしないわけでも、世間の評価を全く知らない訳でもないでしょうし。 「現実」云々と言われれば、確かに、同人界は非現実かも知れませんが(汗)、出来ることならそういう言葉は使わないのがベストではないでしょうか。 理解してもらえてる、と思えば、多少はちゃんと云う事を聞くようになると思います。 それから、ゆっくりと話しを、と言うことでしたら、今よりも、この夏のコミケ終了一週間後くらいが良いかも知れません。 サークル参加(本を売る側です)するのならば、今から当日まで、結構忙しい時期ですので。 それでは、拙いうえに長々と偉そうなことを書いてしまいましたが、kunkun-2さんの妹さんが、よいオトナになれることを祈ってます。 頑張って下さいね。
お礼
seinaさん、ありがとうございます! かなり若い人なのに、妹に聞かせてやりたい言葉にあふれててました(^^) 私も妹もseinaさんの2倍以上(笑)も生きてますけど、 いまだに夢と現実の境界線の引き方がわからないですね。 妹は残念ながら現実を完全に切り捨てて、夢のみを追っている(ここでの意見を聞いた後では最近はそうは思えなくなってきたけど)状態ですね。 私も漫画大好きなんですよ。だから妹が漫画を描いている事自体は全くOK なんです。 seinaさんも漫画を描いているのですか?だったら頑張ってくださいね!! 今回は本当にありがとうございました。
- dog
- ベストアンサー率32% (180/550)
趣味は人それぞれですからマンガを書くことがどうこう言っても反感を買うだけだと思います。 年齢的にも経済的に自立しているのが当たり前のお年だと思います。マンガの活動をするのはかってだが自分の稼いだお金で・・と突っぱねてはいかがでしょうか。 簡単には行かないと思いますが・・・ 私の甥っ子はフィギア制作のマニアですが自立していますよ。仕事をした上でフィギアを作り地方の者ですが集まりがあると東京まで出ていったりして仲間と会ってます。生活費のほかはフィギア製作費につぎ込んでます。なにやってんだか・・と思いますが誰にも迷惑かけてません。やればできますよ。 金銭的に不自由だから製作ができない・・と泣き付くようならその程度の情熱しかないというだと言ってみてはどうでしょうか?
お礼
dogさん、全くその通りだと思います!! 金銭的に不自由だから何もできないのは、本当に甘えているとしかないです。 本日妹と話をして、がっかりする事非常に多かったです。。。。 皆様のアドバイスを参考に妹を責めず、 本当に遠まわしに遠まわし、やさしく、本人の意思を尊重して・・・・・ 漫画もやめなくてかまわないからとも、言いましたが、 返って来る言葉は幼稚な言葉ばかりでした。 思わず兄として情けなくなりましたが、少しは判った(?)かもしれません。。
妹さんへの説得方法ですが・・・間違っても、「あんなこと」とか「くだらない」というような台詞は仰らないで下さいね。 もともと同人誌の業界(同人界)は排他的な部分があり、「世間の人は認めてくれないけど、私達は幸せなんだから!」という雰囲気が濃いです。 否定的な言葉で迫れば、余計にカラがかたくなり、「私の趣味に口出さないで!」となってしまいます。(^_^;) 一番良いことは、妹さんと同じジャンルで本を出されている方からアプローチする方法なんですよね。 身内意識がとても強いので、仲がよく同じことをされている方のお話は素直に聞かれると思います。 ・・・ただ、現実として難しいのでしょうが・・・。 そして・・・。 とにかく、妹さんに自立して欲しければ、まず金銭的な援助を一切絶つ事をオススメします。 本が作れない様な環境においてしまってください。 ご家族としては心苦しいでしょうが、これが即効性のある方法かと・・・。 本当に本が作りたければ、仕事をするしかないですから。 少々遅まきの感は否めませんが、夢を食べるためにはそれなりの代価が必要だということを、身をもって知るしかないのではと思います。 同人誌を作る人のパワーは半端じゃありません。 どうしても作りたければ、お金を自分で工面するでしょう。 頑張ってください!
お礼
皆様のあたたかい助言にありがたい気持ちでいっぱいです。 皆様の意見を聞いて、敢えて目をそむけ、見て見ぬ振りをしてきたこの兄にも 甘えがあったと知りました。 もっと真剣に早くから考えていれば、PCを持ったのは最近の事では なかったのに、コミケの事さえもいらずに今まで月日が経っていました。 syseさん、度々の回答、アドバイス誠にありがとうございました。 ここは、質問サイトですので、これ以上、私が甘えていると 相談サイトになってしまい、本来の趣旨から外れそうなので本日で締め切ります。 本日の妹との話は不調に終わりましたが、爆発することがなく、 これもアドバイスが役にたってたからだと思います。 本当にありがとうございました。
- reis
- ベストアンサー率46% (402/864)
いちばん問題なのは……基本的にひとりで生活するだけの経済力をふくめた生活力が妹さんにあるかどうか、だと思いますよ。 私も高校生どころか中学生のころからその道に入り、既に30代半ばで結婚もしてますが、まだやっています。 もちろん、未成年のころはお小遣いをやりくりし(子供はお年玉等たくさんもらえますからねえ……)、独り暮らしを始めてからは他の節約出来るものを切りつめて費用を捻出したものです(働いてれば、ボーナスもありますからねえ……)。 kunkun-2サマは漫画が御好きということですが、どのような漫画が御好みですか? 実は、人気漫画家さんでも結構コミケに出てらっしゃいます。仕事も忙しい、商業誌で掲載もされるし収入もある……そんなプロ漫画家がどうして、コミケに出ているか。 その答えは、描きたいものが描ける、もしくは趣味として……です(なかには、雑誌連載をなにかの理由でうち切られて続きを同人誌で描く……なんてプロ漫画家さんもいますが)。 もちろん、その理由はアマチュアでも同じです。あと、パロディ系とかファン系だと、仲間に会えるというのもありますが(時期的に、暑中見舞いと年賀状のかわりみたいなものです)。 つまりコミケは、趣味の範囲で自分の描きたいものを描いて人に見てもらうための場所です。 ちなみに、一応、利益が出ることになってはいけないんですよ。なぜなら、コミケで扱われる本は基本的に、販売ではなく領布です。利益を出すために売るのではなく、なにがしかの代償をいただいてお分けするものです(……という建前も最近は通用しなくて、多額の売り上げを出してるかたは税務署の御世話になります。ちなみにそういう人たちは必ず会場の壁際や通路際にいます。買う人が並んで周りのサークルや通行人の迷惑になるからです。ですから、妹さんがそのような超人気サークルかどうかは、配置場所でもわかります。カタログで妹さんのサークルの配置場所を見せてもらえばいいでしょう)。 概算ですが、ひとつの本を1~200冊しか印刷しない人は、諸経費ふくめれば赤字です。 500冊程度でなんとか赤字を出さず、1000冊超えると余裕が生まれる程度です。 ……というワケで、妹さんの同人誌による収入は、印刷部数をさりげなくたずねてもらえれば、わかります。 妹さんの漫画がわからないということですが、少年漫画や青年漫画しか読まない人に少女漫画はわからないと思うし、それがさらにパロディ系やファン系なら、もとになったものが好きじゃないとわからないし……。 わかる人のあいだでも、扱うキャラによって全く相容れなかったりするし。 漫画の内容がわからないことに関しては、いっこうに問題ありませんよ。たんに趣味が違うだけです。安心して下さい。
お礼
私も漫画が好きなので、できる事なら応援してあげたいです。 でも、現実を無視してこのまま年をとっていくのは本人にとっても 可哀相だと思います。ましてや妹ですし・・・・ 漫画を描くようになってからは、漫画とTVゲームばっかりやってて ほとんど外出しないので、ビックリするくらい太ってしまってます(大汗) 健康面でも冗談抜きに心配です。 (我が妹ながら、正直言って外見はモンスターに近いです。。。。。) 一応ここまでの皆様の回答を頂きまして、妹がいかに甘えてきたかを 確信いたしました。 ただし、前のお礼かきこにも書いた通り、妹は現実的な話をすると、 異常なくらい反抗心をあらわにし、会話にならないくらいなのですが・・・ それでも兄として真剣に話をしてみるつもりです。 これは私の甘えなのかもしれませんが、もし妹の様な知人を持っている人が いましたら、どのような説得がよいか 簡単でもいいので、何かアドバイスがあれば助かります。 お礼ポイントはもう少しここの締め切りを後にしたいので、 少しだけ待ってください。本当にすみません
補足
ええと・・・・好きな漫画なんですかの回答をしてなかったので答えます。 手塚治虫が好きです。 でも妹が言うには古くてダサいらしいです(数年前の言葉) 私が思うに妹の好きなものと比べると、おそらく今時のアニメ?っぽく ないからなんじゃないかと思いました。 いい作品が多いのに。。。。 (妹はアニメやTVゲームがかなり好きですね)
- n_kaname
- ベストアンサー率22% (694/3099)
まずは「同人誌即売会」について説明しましょう。即売会には二種類あり、企業が運営している物と個人が場所を借り行う物があります。「コミケ」は即売会の代名詞で、「コミックマーケット」の略です(人によっては即売会自体を「コミケ」と言う方もいますがそれは間違いです。「コミックマーケット」「コミケ」「コミケット」はちゃんとした登録商標なのです。だから他のを呼ぶ時は「イベント」と言います) コミケは年二回、お盆頃と年末にあります。夏にあるのを「夏コミ」冬にあるのを「冬コミ」と言います。 東京の国際展示場を借り切り、夏は3日、冬は2日行います。参加者は本を買いに来る人でのべ35万人とか。本を売るのは15000サークル以上。 漫画もしくは小説を書き、それを印刷所に回し印刷して貰った物をそこで売ります。完全な自費出版です。 お兄さんが読んで解らなかったというからには何かのパロディを描かれているのでしょう。ここできちんと説明しておかなければならないのは、同人誌でオリジナルの漫画は描けても、商業誌でパロディは描けない、ということです。 妹さんがプロになりたいと思っているなら、きちんとそれなりに考えていることでしょう。 けれど経験者としては、そうではなく、妹さんはパロディを描くことが楽しくて同人誌をやっているのだと思います。 本の利益という物は一冊につき50円から100円程度だと思います。コミケのスペース代(場所代)は一回7000円、他に漫画を描く画材代が必要になります。それらをまかなえるだけの売上がとりあえずある今、きっと一番楽しい状態なのだと思います(売上が増え、収入となると今度は税金を納めなくてはならなくなります) 30前の妹さんがそうやって漫画を描き続けることに抵抗がなければ、それに関しては応援してあげてください。妹さんが楽しんで描いていられる背景には、描いた物を見せられる家族がいるからだと思います。 文面から推測すると仕事をなされていないのでしょうか? だとしたらそこは問題にすべきです。 下で他の方も言われていますが、同人誌を作っている人の大半が別に定職を持ち、そこから費用を出しています。 そうして独り立ちしないと認められない趣味だとも言えますが、みんな二足のわらじを履くことを誇りに思っている面もあります。 生活費を稼がず、税金を納められずにご両親やお兄さんのすねを囓っているようでしたら、それは子供の遊びと変わりがありません。 描くことに誇りを持っているのなら、最低限のバイトをするなりして生計を立てられる様に努力するよう言い含めてください。他の方が仕事との両立をしている以上、出来ない事はありません。中には看護婦さん、教師、主婦、中には水商売をしながら描いている人もいるのです。 もし出来ないと言うのであれば、それは甘えであり、ただの逃避です。 でも、おそらくこの辺りは妹さんも考えていると思いますので、あまり責めない方がよいかも知れません。 参考にコミックマーケットの公式HPのURLを書いておきます。
- 参考URL:
- http://www.comiket.co.jp/
お礼
もう認めるしかなさそうです。。。。 妹はずばり家族のすねを齧っており、子供の遊びである事間違いありません。 妹は漫画を描くようになってからは、全く家族の話を聞かず、 少々、現実的な厳しい話をすると、泣き叫んでわめき散らして反抗してました。 そんな妹なので・・・・・・・なんかこんな事書いていて、情けなくなって きました。。。。。すみません なんだか、こういう時はお互いに第三者の顔も素性も知らないネットの 世界の相談事は私的には非常に助かる思いがしてます。 n kanameさんをはじめ皆様、本当にありがとうございます。
インターネット時代に突入して、コミケというものが分からない人がこういう書き込みをする時代になりましたね。昔はネットと言えばコミケが分かるような類の人しかいなかったものですが(笑) オープンなのはいいことです。 とりあえずコミケの仕組みに関する回答が多いようですので、コミケの社会的地位の話を……(笑) 人間は、同じ趣味同士で集まる傾向があります。 コミケはおそらくその最たるものでしょう(笑) 年に2回ほど巨大なフリースペースに集まって、自分が自分で作ったオリジナルの本などを売るんです。 売る側と買う側の参加人数をすべて合わせると、現在は30万人ほどになるそうです。 商業誌との違いは、「規制が比較的ゆるやか」ということでしょうか。 たとえば、テレビアニメなどを見ていると、ちょっと気に入った登場人物などが出てきますよね。そういったキャラを使って自分で漫画などを描くわけなんですが、このとき、商業誌などとは違い、女同士、男同士のからみのシーンなどを入れたり、または商業誌では絶対に描けないようなストーリーを描いたりすることができます。 他にも色々特徴はあるんですが、これが最大の特徴であることは否めないと思います。ですから、コミケに本を買いに来る人達も、「そういうのを狙って」買いにきます。だからコミケ会場なんかは自然とそういう人達が集まり、もわっとした雰囲気が漂うわけです(笑) それから、誰もが自由に発刊することができます。 商業誌は運も実力も必要で、入ったら入ったで厳しい世界です。しかしコミケなら自由に好きなものを描くことができるわけです。 ところで妹さん、生活はできているのでしょうか? 俺もコミケには何度か(つってもホント数えるほどだけど)出展してますけど、生活をないがしろにして、などということがあれば、それは問題だと思いますよ(^_^; もっとも、ちゃんと食べていけていればそれは、大の大人がやることですから、兄弟とはいえ他人がとやかく口を挟むことではないと思いますが、同人誌を描くことで周りに迷惑をかけているようであれば、それは「迷惑だから」と、身の振り方を考えるようにはっきり告げるべきです。 妹さんはどっちなんでしょう?
お礼
度々答えましたが、家族の支えで妹は生活しています。 苦しい回答になりますが、生活をないがしろにしているとしか言いようがないです。。。。 今までは、下のお礼にもかきましたが、本人の自由に任せる事で 静観してきました。 一応僅かながらも、「もしかしたら、このまま頑張ってればメジャーデビュー するかもしれないと・・・・」(^^;)馬鹿兄ですね。 でも趣味の世界のみで生きていれば、社会デビューなどしそうにもない事が、 皆様の説明でなんとなく判ってきました・・・・・
- dog
- ベストアンサー率32% (180/550)
ayaeさんの言う通りだと思います。コミケで収入を得て悪いわけではありませんが実際無理だと思います。 同人誌と商業誌の違いですが 同人誌はお金さえあればだれでも作れます 売れるかどうかはともかく・・ 印刷物は多数すれば一個単位が安くなりますが当然 部数が多くなれば総金額が上がりますので それほど作れません。 当然一冊あたりの金額が高くなりますね。 安かろうが高かろうが売れない分は自腹です。 商業誌は作家に作品を依頼して原稿料を払って 製作するのですから、本の売れ行きに応じて収入が変わるということはありません。モチロン本の売れ行きで作家が切られたり、契約のしかたで(とくに単行本など)売れた総額の%ってこともありますから商業誌なら楽に稼げるってことではありませんが。 同人誌でも固定のファンがついて売れているのもありますが仕事代わりになるほどかどうかは・・・結構持ち出しが多いはずです。 失礼ですがお年から考えてもお兄さん心配は解ります。経済面で自立して楽しみでコミケに参加する分には問題ないと思いますが、そうじゃないとすると・・・
お礼
妹は経済的に全く自立できておりません。 私を含めた家族で援助してます。 もちろんそれは家族なので、甘いのかもしれませんが今までそうしてきました。 なにせ長年の事なので兄として厳しく追及したこともありましたが、 もうそうなると、なんて言うのか・・・・・・妹が爆発してしまうので 全く話にならなくなってしまい、ある時期から説得をやめて、 やりたいようにやらせている状況がずっと続いてます。 でも30才目前の妹を見て、今再びこのままではいけないと 思うようになった次第です。 ちなみに妹はどうやら商業誌がなぜか嫌いらしく(批判的)、 「もちより」でしたっけ?をやった事はないと思います。
下の回答に追加なのですが、「コミケで稼いでくるお金」はですね・・・。 ・本の印刷代 ・販売用のスペースレンタル代 ・本の輸送費 等など、基本的には「その本を発行するのに必要な経費」を載せているだけですので、最終的には収支はトントンになります。 で、そこで得た収入を、次回の印刷代にまわしたりします。 中には本当に稼いでしまう人もいますが、それはもう、個人のモラルの問題になってきますので・・・。(^_^;)
お礼
ayaeさんの説明のおかげで、長年判らなかった事が判ってきました! 趣味の世界では普通に稼ごうとしても無理だと私も思います。 妹を見てると、どう考えても稼いでいません。
「コミケ」というのは「同人誌即売会」のことで、正確には「コミックマーケット」と言います。 まず、最初にきちんと押さえておかなければいけないのは、あくまでも趣味の場所であり、そこでお金を稼ぐ様な場所ではないということです。 最近ではかなり商業的な色合いが濃くなってきていますが、あくまでも「自分が好きで作ったモノを発表し、見てもらう」場なのです。 「小遣い程度の収入にもならない」のは当然でのことです。 ここで稼ぐこと自体が反則ですよ。(^_^;) 妹さんのマンガが「よくわからない」と仰っていましたが、おそらくアニメや小説、ゲーム等のパロディをお描きなのではないでしょうか? 同人誌はあくまでも「好きでたまらないから描く」ものであって、「売る」ために描くもではありません。 ですから、内容を一般の人に分かってもらう必要はないのです。 好きな人達の間で理解し、一緒に盛り上がれればいいものなので・・・。 妹さんはお仕事をされていないのでしょうか? 同人誌で生計を立てるのは恐らく無理だと思われます。 (1000人に1人くらいはいるかもしれませんが・・・) 殆ど全ての方は、自分で働いたお金を溜めて本を作っておられますよ。
お礼
Σ( ̄ロ ̄lllこ、こんなに回答がきてたなんて(大汗) 今6つの回答が届いているのですが、どれもこれも詳しく教えてくださって。。 本当に感謝しております。ありがとうございます。 うむむ・・・はやり個人的趣味の世界の話であって、一つの職とは 言えなさそうな感じを受けました。 皆様も補足を求めておられる様なので答えますと、 妹はその「コミケ」のみで生計を立ててます。もちろん実家暮らしです。 他に職はここ10年全くやってません。
お礼
reisさんへのお礼のコメントで、今回は締め切ります。 皆様、本当にありがとうございました!! 今回は「コミケ」の実態を知るだけのつもりだったのですが、 まさかこの様に多くの人に詳しく説明を頂き驚きました。 そして感じた事は「コミケ」はあくまで趣味の提供の場であり、 けっして一つの職種とはいえない事がようやく判りました。 私は「コミケ」自体は全く批判者ではありません。私も漫画好きなので 場合によっては私もはまる(笑)可能性があるとも言えます。 そんな一連の皆様の書き込みで感じた事は、 今まで、妹の事を気にしていながら気にしていなかった現実。 オタクである妹に敢えて目をそむけ、私も現実逃避していた事。 つまり今まで妹の好きな様にやらせていて、それでいいやとしていた 私の甘えがありました。(親も甘かったと思います) そして、夢を追っている様に見せかけていた(と、思わずにはいられない)、 妹の大いなる甘えです。 私もすっかり忘れていた事だったのですが、妹はまだ十代の時に 商業誌の各社に何回か「もちより」に行ってた事がありました。 そしてたしかキツイ批評を受けて、かなり怒ってた事を思い出しました。 まさにreisさんが指摘した批評があったんだと思います。 当時の私ももちろん若かったので、「また頑張ればいいじゃん!!」と 励ましたのですが、それから間もなく「コミケ」に関わる様に なったはずです。 それからの妹は、所謂オタク街道一直線の人生です 100人が見れば、100人とも「この人はオタク」と言わせられるほどの 人間になりました。 私は別にオタクを批判する訳ではないのですが(信じて!!)、 私の妹の様に、金銭的に全く自立せず、家族の世話になりっぱなしの オタクではいけないと思いました。 とにかく本日話した限りでは、まだ全然事の重大性は判ってもらえませんでしたが、暫くしたらアルバイトを捜すと言っておりました。 そして、本日皆様のアドバイスを参考にして話しをしましたが、 本当に残念だったのが、以下少し長いですが妹の言葉そのまんまです。 「そうやって金銭的に家庭が苦しい話しはわかったけど、お金がなければ 私は漫画を描けないよね? それってつまり遠まわしに漫画をやめなさいって 事を言ってるよね? それってずるくない? 私は漫画をやめないのはもう知ってるでしょ? なのにそうやって金銭面で私を制約するのはちょっと納得いかないよね。 私はお金がないし、ずっと何年も(10年以上です)働いてないから 何もいえないの判っててそういう事言ってるのって本当ズルイよね。 でも、まあ、判ったから今度バイト捜しでもやりますから」 私は漫画もOK、コミケもOKと言いました。妹の生活は今後も変わらず自由で いいと言いました。 私も腹を決めました。時間をかけても妹に本質を見れるように、 現実と向き合えるようになるまで、話し合いを重ねます。 今回は皆様のアドバイス本当にありがとうございました!!!!