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年末の隠し芸で素人による楽器演奏を企画しています。
頭数だけは何人でも揃えるのですが、経験者はギターとピアノが各1名、その他は、楽譜も読めない素人ばかりです。 なるべくお金をかけないで(たとえばハンドベルとかコップに水を入れたものとか)、素人にも取り組めて、それでいて、聞く人をアッといわせるようなレパートリーやアイデアや体験談があったら教えてください。
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一応弦楽器デザイナですが、宴会芸用弦楽器など販売した事は無いので、経験者、とゆぅ事で・・・・。 宴会の規模などが判らず、また目論んでらっしゃる音楽ジャンルに一致するかどぅか判らないので一概には言えませんが、とりあえず経験談です。 究極の安物弦楽器、それでいて結構効果的なモノにディドレィ・ボゥとゆぅベースがあります。 戸板の上下に五寸クギを打ち、その間に針金をキンキンに張っただけとゆぅモノで、戸板が共鳴板になります。 チューニングは、カマボコ板の様な木片を上下両クギの近く、針金と戸板の間に立てて、コイツの位置をずらして行います。(この板がギターで言うところの、ナットやブリッジ相当になります)。 演奏は、片手にビンや缶を持ち、それを針金の上でスライドさせて音程を変えながら(ちょっとハワイアンのラップスチールみたいな感じで・・・・)、もぅ片方の手で針金をバシバシと弾きます。 針金をキンキンに張り、激しく弾き倒すとかなりの音量が得られ、宴会などでこれを演奏したところ、非常に受けました。 なんか見栄えは情けないですが、これは今から100年ほど前、北米のミシシッピ・デルタ地方で発生したデルタ・ブルースでは比較的ポピュラーな楽器で、今日では著名なブルースマン『ボ・ディドレー』の芸名にもなっています。 作るのは非常にカンタン、しかしちゃんとした演奏に耐える楽器として、ディドレィ・ボゥはお勧めです。 実際には戸板を持ち歩くのはかなり面倒なので、お盆や会社の資料棚の扉など、比較的コンパクトで使えそぅなモノを探してみるのも面白いでしょう。 しかし楽器としましては、弦が1本しかないので出来る事は限られています(逆に、おかげで誰にも取っ付き易い弦楽器となりました)。 ディドレィ・ボゥはベースとして使うのが一般的ですが(ギターを弾けるヒトが、ルートの音をあらかじめ御教えしておけば大丈夫でしょう)、針金の長さが短くなれば、当然ピッチも高くなってメロディも弾けるかもしれません。 更に2本3本と針金を増やせば、チューニングによっては和音を鳴らす事も可能です(クギを打つだけなので本数を増やすのはどぅとゆぅ事はありません。尚、カマボコ板ブリッジは各弦独立で配置しないと、弦毎のチューニングが出来なくなるので御注意)、。 うまく出来ると結構普通に演奏可能な弦楽器になり、そこらの廃材を利用して作ったにも拘わらず捨てられなくなります。 更ににヒマつぶしにちょくちょく弾き出したりすると、根が単純で自由度の大きい楽器なので、すぐ上達するでしょう。 楽器にはシロートだった方が、その後ディドレィ・ボゥの名手になったりして・・・・。
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- becchi
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意外性があるとおもしろいんですよね。 リズムセクションの充実した演奏はかっこいいとおもいます。 ピアノとギターに伴奏、旋律などをまかせて、数人でリズムをやる。 リズムは派手になると目を引くとおもいます。 いかがでしょうか。
お礼
どうもコメントありがとうございました。 なるほど。しかし、リズム隊はウマヘタ度が一発で暴露されるという難しさがありますよね。(そこがおもしろかったりするかも) 楽器も正規のパーカッション以外にバケツとかポリタンクとか音が出るものを何でも利用するというのも面白そうです。
お礼
お礼が遅くなりまして、どうもすみません。 ボ・ディドリーの名前の由来がそんなところにあったとは。目からウロコが落ちました!! 演奏の上手下手以上に話題性はありそうですね。ただ、みんなに内緒でこっそり練習するには不向きかな?って気もしますが... ところで、針金、ってのは、いわゆる針金で良いのでしょうか。張りっぱなしだと、伸びたりしないのでしょうか。