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ドイツの為替操作国認定?について
アメリカが為替操作国の監視対象としている国の中にドイツがあります。でもドイツは統一通貨ユーロなので自国通貨じゃないし自国の都合だけでユーロ安誘導とかできないと思います。これはどういうことなのでしょうか。
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#1です。 下記がある記事から抜粋したアメリカ財務省が為替操作国に認定する基準で3項目全てに当てはまると認定されるそうです。 ■米財務省の『為替報告書』は、為替操作国と認定するための基準として、(1)貿易収支の規模・・・年間の対米黒字額が200億ドル以上(貿易収支は財収支のみで、サービス収支は含まれない)、(2)経常収支の規模・・・年間黒字額が対GDP比で+3%以上、(3)為替介入の有無・・・継続的な為替介入による一方的な外貨の買い入れが過去12カ月間でGDPの+2%以上等の3点を挙げています。 (3)が曖昧で普通介入があったかどうか、どの規模は当事国関係者じゃないとわかりません。かつては急激な為替高がおこると日本などは市場介入をしてドル買い円売りをしていましたが今は主要国でやっている国はないと思います。だから今回も認定国は無く監視対象のみなのですが、(3)を決めるのもアメリカなので(1)、(2)に該当すれば、なんかあったら認定して制裁するぞと言う脅しでしょう。そもそもトランプはドルが高すぎると繰り返し発言しFRBの利上げを批判し続け他国をへの制裁を公言していて、その意味では為替も含めた自由市場に思いっきり介入してると思います。
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- koncha108
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そもそも為替操作と言うのは認定が難しく、特に最近では為替介入を各国が控えている中で言いがかりに近いものがあります。今回のアメリカ財務省の報告は今トランプ政権が仕掛けている貿易の不均衡への対応とリンクしているようで、単純に言えばアメリカが貿易赤字になっている対象国に対しての警告みたいなもんだと思います。 ドイツに関して言うと、ユーロだからこそいちゃもんをつけているようです。ユーロ圏の中でドイツは強い経済力を維持しています。でもドル・ユーロのレートはEU全体で決まっているのでドイツの経済力に比較して安いじゃないかと言うのが理屈のようです。ドイツが単独通過国家だったらもっと高い通貨のはずでずるいじゃないかと言うことだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。おっしゃる通りだとすれば相当ものすごい言いがかりですね。域内の国によっては高すぎるところ安すぎるところがでるのは当然であって、均一なわけがない。そんな事を言えば統一したことが為替操作だとしか言いようがない。そういえばそもそもアメリカは為替操作国の根拠をどういっているんでしょうね。 でも確かにドイツの貿易黒字は空前の額だし、でも多くは関税のない欧州域内なんですが、それを言えば欧州域内から似たような批判が出ないほうがおかしいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。私も東洋経済で同じものを見ました。監視対象というのは為替操作には全く関係なくてもなるという事がよくわかりました。