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垣根にある1本のばらの木について
- 垣根にあるばらの木が成長して垣根を超えています。
- どのように対応すべきか悩んでいます。
- 内側へ誘導する方法や支柱の利用方法について知りたいです。
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- bannzaiusagi
- ベストアンサー率74% (562/758)
ツルバラの系統の様ですので案外自分で思う様に切ってもどうにかなるもんですよ。 我が家は先住者が庭に植えていたツルバラの勢いが良すぎ2メートル以上の一年枝が20本以上生えてきてどうしようもないので処分するために何度も20センチ以下に切りつめててみましたが、何十年も生えていたらしい大株なので切っても切っても毎年新たな枝が伸びしかも本数が倍に増えるので扱いに困ったくらい。もともと園芸種のバラは苦手で栽培にも興味なくその株の花が変な形の半八重で(一重咲きの中心に変形した小さい花弁が集まって付く)色も好みではなかったので枯らそうと今度は地面ぎりぎりに切ったところ、翌年からは台木の方から枝が生えてきて品種が入れ替わる始末。でもそちらの方は勢いがそれほど強くなく上に伸びずにいたのと忙しくて刈る暇がないうちに花が咲いてしまいました。それが全くの偶然なのですが私が以前から欲しくて探していた実を収穫する種類の原種バラだったので今はローズヒップを採る為にと残してあります。 ツルバラの花は画像で飛び出している長いのが一年目に伸びる枝で、この枝の葉の付け根の節から次の年に短枝が生えて房状に蕾が付き花が咲きます。普通はその性質を利用し年数をかけ一年枝を何段かに伸ばしていき壁やアーチなどに誘引し止付けて伸ばし広げてくのですが、一年目の枝を好きな高さで切ってしまっても短いなりに残った節から翌年数本短い枝が出て咲きますし、また一年枝も生えてきます。 今回のケースだともし私が行うなら(でももし垣根の方が大事ならバラを残すのはお勧めしません)今の枝は1メートル以内の長さで切ってしまい(枯れても良い覚悟ならもっと短くても)翌年以降に切り口付近の節から生えてくる一年枝を数本(たくさん伸びてくるなら3~4本に間引く)まだそれほど長くない茎が短めで柔らかいうちに垣根の枝の中からそっと外側に引き出して、近くの地面に垣根に向けてしっかりと斜めに差した支柱へ誘引して交差する部分でゆるく(紐を茎と支柱に8の字に渡して結ぶ)留め付けておくでしょう。 そのまま一年枝がもう少し伸びて上を向いてくるのを待ち、結構伸びてきてでもまだ茎が硬くならない頃に今度は別の支柱を斜めの支柱に交差させる様に今度はまっすぐに立てしっかりと土に突き刺し、上に向かって伸びた部分からこちらのまっすぐな支柱の方に留め付けていきます。 つまり最初の斜めの支柱は外側に誘導するための仮支柱で、後でまっすぐ差した方が本支柱。しばらくは仮支柱も枝が折れ無いように残しておいて下さい。以降伸びてくる枝は本支柱だけに留め付けておきます。 誘導した一年枝に翌年短枝が生えてきて花が咲き、その花が終わったら一年枝の部分を根元に見なして株仕立てにします。本支柱に沿って伸びたところを好みの高さで切れば翌年以降にその枝から複数の一年枝が出てきます。それ以降はご自分で好みの枝の仕立て方で楽しめば良いのです。 もし私なら目の前にオベリスクという装飾性が高く高さのある円柱型の支柱を立てて枝を全て誘引して留め付け、数年かけてオベリスク全体に誘引して茂らせるかと思います。そうすれば見栄えもして将来の見た目はまるでオベリスクの下の地面のところからバラが生えてきているかのように見えるかと。 上記のような面倒くさい事をしなくても実はもっと簡単にできる方法もありますが、でもそちらはリスクが高めなので確実に生き残って欲しいのならお勧めはできません・・・。 垣根の中の株を20センチくらいのところで一度切ってしまう方法です。つまり私が先住者が植えたバラを処分しようとした方法。 今回は実生株の様なので台木がありませんから伸びていた枝と同じ花が咲きます。それに切った翌年から生えてくる枝は細いのが何本も生えて伸びてくるので垣根の下の方から外へと誘導しやすいのです。 株が若いと短く切れば翌年生えてこないリスクもあるのですがダメモトで良いのならこの方法があまり面倒ありません。また工夫次第では垣根の前に土を入れたプランターや鉢など置き若い枝を誘導してから枝をずっと土に触れさせ続けておければ節からやがて根が生えてきますから翌年か2年目くらいで親株から切り離す取り木をすると苗を作ることも可能です。そうやって独立したバラを普通にツルバラの仕立て方で栽培してあげて垣根の中に生えたものは地面ぎりぎりで切ってしまえばもう生えてこなくなる場合もあります。 あと、種子から生えてきたバラの場合はどのような性質なのかや花が咲くかがわかりません・・・。バラは品種改良の歴史が古く交配も複雑なので種子の遺伝子情報が先祖のものからランダムに現れることがあり必ずしも親に似た性質や花とは限らず、病害虫に弱い個体だったり花の形が乱れたり崩れたもの、花色がきれいではないものが咲く可能性があります。運よくきれいな花が咲けばよいのですが性質の劣ったものが育てば手入れに手間取るだけで邪魔ものに・・・。 育ち具合を観察して花が咲けば数年間開花状況を観察して(株が若いと初めて咲いた花が本来の花色と違って咲くことも)もし納得のいかないものであればその時点ですぐに処分なさった方が良いです。放置しておくとどんどん育ち茂りすぎて手に負えないほどになる個体もありますから・・・。 ツルバラはバラの系統の中では生命力が特に強いものが多いので垣根の中に生えたままにしておくと土の養分を独り占めしてしまい垣根の方が将来弱ってしまう可能性があります。垣根の方が大事であるのならツルバラが生えたままにはしておかない方が良いと思われます。特に種子から生えたものだとどのくらい勢いが強いかもわかりません・・・。まずどちらを優先させるかを考え、-垣根の方はもし弱っても良いのなら今のツルバラ株は残す、弱らせたくないけれどバラの方も残したいのであれば早いうちに取り木して苗木にして残し、今の株はいずれ切って処分することにした方が良いかと思います。 私の経験ではツルバラそのものではないですが同じバラ科でツルバラとそっくりな育ち方をするつる性品種のブラックベリー苗を庭に植えたところツルが3メートルくらい伸び地面を這い、大株に育つにつれ苗を植えるずっと前からあった周りの低木などが次々と弱っていき枯れた事があります・・・。ツルバラの方はそれほどの勢いでないかもしれませんができれば周りは広くあけて他の植物は植えない方が良いので、垣根の方を将来弱らせたくはないのならツルバラがまだ大株にならないうちにその場所からは無くしておいた方が良いかと・・・。
- etopitika
- ベストアンサー率36% (760/2102)
葉というか小枝を数段残した感じでスパッと切っても問題ないと思います。そうすることによって、両側に枝が張り出してきて、アーチに絡ませるのに好都合になると思います。 我が家のあまり上等でないバラは、少し乱暴な感じでザクザク切り詰めていますが、問題なく新しい枝を延ばしてきます。 今からでも誘引できますが。アーチに絡ませるなら、からませた後で、姿を整える感じで選定してはいかがでしょうか。 http://www.protoleaf.com/gardening/rose/special2.html
- chiychiy
- ベストアンサー率60% (18537/30887)
こんにちは 確かに勿体ないですね。 このようなものを使って 手前側と アーチにできませんでしょうか? https://item.rakuten.co.jp/saien-factory/40234/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868
補足
>バラの方も残したいのであれば早いうちに取り木して苗木にして残し、今の株はいずれ切って処分することにした方が良いかと思います。 ⇒実は、挿し木を5つして発根と新しい葉がでてきて5号スリット鉢で成長中です。 (垣根にあるバラの株は結構しっかりしていました。) この挿し木したものが、もう少し成長し大きな鉢へ移せる頃に、市販のガーデンアーチの各足を一鉢ずつへ差し込み成長させようかとも思っています。 この様に地植えではなく鉢植にした鉢を庭の土の上に置いておく場合、鉢の隙間から根が出てきて土の中に根を張るということはあるのでしょうか?