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柿のへた虫対処法を教えて下さい。
20年くらいの柿でゴマが入り硬くてとても甘くずんぐりしているので百目柿だと思います。 今は結構青い実が付いているのですが、3~4個赤くなり鳥に食べられたりしています。毎年色づき始めるとすぐ柔らかくなり落果してしまいます。たまに赤くて残っているのはゴマが入らず渋いのです。 6月7月と3回ほどマラソンを散布しているのですが、毎年だめです。今の時期何かすることはありますでしょうか?もう手遅れでしょうか? へたが木に残っているのでへた虫の仕業だと思うのですが、ここ3年程数個程度で殆ど食べられません。 どなたか教えて下さい。
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- mclaren03
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Junebride(ジューンブライド)は6月の花嫁ですがJunedrop(ジューンドロップ)6月の落下物という言葉があります。 柿には梅雨の前後に3回ぐらいのジューンドロップがありなりすぎた青い実を自ら落として調整します。 これは生理的落果という自然現象です。 殆どの果樹は1本の樹が育てることのできる果実の数はだいたい決まっています。 多ければ実が小さくなるし程よく少なければ実が大きく良く育ちます。 樹は自分の体力と相談して調節しているのです。 小さな実や変形した実は真っ先に落とします。 これも自然淘汰ですね。 つまり樹が果実を付けるということは人に食べてもらう為に付けるのではなく果実の中の種を使って子孫を残したり増やしたりするためです。 と言うことは立派な果実の中の立派な種を作らなければ子孫の繁栄はありません。 と言う訳で子孫を残せないような果実と種は実る前に自ら落とし必要なものに栄養分を集中して果実を豊かに育てるのです。 そこで生理的な落果が終わった丁度今頃に人の手で摘果を行うとより大きくて甘い良い果実がなります。 果実はヘタの大きいものや昨年伸びた枝の先端から出た枝になっているものを残します。 また柿のへた虫の仕業であれば幼虫が果実のへたから果実内部に侵入して食害した結果ですので今頃つまり8月の上旬頃にスミチオン水和剤等を散布して防除します。 詳しくは下記参考URLの柿の摘蕾、摘果、防除や下記HPの防除ポイントの中ほどのカキの項をご参照下さい。 http://www.agri.pref.kanagawa.jp/boujosho/telserve.asp
- KOH_da
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うちは、ヘタムシにはパダンという農薬を使っています。 年に二度散布するだけですが、買うときに印鑑が必要です。 農薬ですから使い方については説明書をご覧ください。 ところで、暖かい地方で蜂屋や西条といった品種を栽培すると、 秋の蒸し暑い夜に生理落下してしまいます。 色づき始めるとすぐ柔らかくなり落下という現象なら、 ヘタムシよりも、この生理落下を疑ってしまいます。 特徴は特定の日にまとめて落ちることです。 ヘタムシであれば、ヘタの切り口に被害跡があります。 調べてみてはいかがでしょうか。
お礼
早速のご回答有難うございます。 詳しく落果について教えてくださってとても勉強になりました。 確かに6月頃たくさん落果しました。 ちょっと気になっていたのですが生理的落果と分かり安心しました。自然淘汰なのですね。 摘果はしたことがなかったのですが、したほうがいいようですね。 今からでも間に合うようですので今週末早速スミチオン水和剤を散布してみます。