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太陽光発電用の土地を探しています。信用できる?

太陽光発電用の土地を探しています。信用できるか、トラブルないか皆さんにお尋ねです。 先日、リクルート姿の女性営業マンが訪ねてきました。 太陽光発電用の土地を探しています。あなたの田んぼ貸して頂けませんか。 と土地転用を勧めてきました。 20年間安定収入、300坪で年間収入190万、利回り10%以上 実際、田んぼ管理にも手を焼いている現状で、良いお話ですが、 詳しく、煮詰めている訳ではないけど、一寸話が美味過ぎる。 そこに疑念を抱いています。転用された方、転用を検討されている方情報をお願いします。

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  • hue2011
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回答No.4

こんな話は相手にしないのが賢明です。 太陽光発電というのは、要するに売電目的の事業をしたいということです。 そういう話で誰かに何かを提供してもらうときには、大概思いっきりうまくいったときの話をするというのは自然でしょう。 別の話でしゃべったほうが理解しやすいと思いますのでアパート経営のケースをとりあえずお話します。 アパートの部屋を買って運用しませんか、入居者はこちらで集めますし、家がからになることを防ぎます、この地域は人通りも多く若者にも人気だからすぐに埋まります。万が一契約者が無くても毎月十何万の家賃はお支払いしますので、ローンを組んでも支払いに困ることはありません。家賃からローン分を引くと1万円は自分のお小遣いになります、どうですか、みたいなパタンです。 この話の問題は、事業利益が1万円ぐらいしかないのに借金をして、リスクを引き受けることです。火災保険は居住者以外は加入できませんから、仮に空きになっているときに放火されたら、一切保険はたよりになりません。そして運用上建築物のメンテナンスや非常時対応が必要になりますが、そのときの負担がだれであるかを契約書に記載していないことです。たいがいすったもんだがあって、いざというときの負担はオーナーだろうと言い張る不動産屋と言い合って勝てるわけないんです。相手には弁護士がいますし。 からにならないなんて言う話は単なる希望予測であって根拠がありません。からのまま数年ということがありうるんですが、このとき、不在時でも家賃は払います、が崩れだします。うちも困ってるんですよね、などと愚痴をこぼされ、払わなくはないけど、遅延遅延というようなことを引き起こします。 この手の話をまず頭に入れてもらって太陽光発電の話をします。彼らは、パネルさえ置ければ儲けにつながるという「いいこと以外見えない」考えに浸っているのか、あるいは半分おかしいぞと思っているけどだまそうとしているのです。 まず売電ですけど、こんなもの、道端で売ったって誰も買いません。買うのは電力会社だけです。つまり電力会社がお客であって、太陽光パネルを運用しているほうは単なる出入り業者に過ぎないのです。 だから、絶対に買ってくれるという約束なんか最初からありません。 北海道電力などは、売電には応じないと宣言しましたから、あの巨大な陸地を持っていても太陽光ビジネスなんかできないんです。 それ以外は取りあえず買ってくれますが、持っていくもの全部を買うなんて言いません。欲しいだけしかとっていきません。 この話は「アパートの住み手はいくらでもある」と同じ理屈ですね。 安定収入と称しているものは、この売上が最大限得られた場合を想定して計算していますから、いわば「取らぬ狸」なんです。 次に着目していただきたいのは、故障や事故です。 太陽光発電パネルはあの形を見てもらえばわかりますけど、まあ一種の丈夫なトタン屋根みたいなものです。だったら何が起きますか。台風とか強い風で入り風をうけ巻き上げられますね。竜巻だったら100メートル上空まで飛ぶかもしれませんが、これが近所に落ちます。他人の家の屋根を壊してえぐれこんだり、窓を壊したり、人間にぶつかって殺したりします。 そのときの補償は当然運用している会社が負うわけですけど、近所でどう思いますか。あの誰それさんとこの畑にあったやつが飛んできたんだ、というとらえ方をするでしょうね。地主としては責任はないといえばないんですが、なぜあそこにあんなものを置いたんだ、という噂は、必ずしも地主とは切り離して考えてもらえませんよ。 法的な話がありますが、農地というのは課税的に優遇されています。これを農業でないことに使うとなると、適用が変えられる可能性があります。農地を農地のままで太陽光発電に使うというには限度があり、もともと3年で設定されていたのが最大10年まで伸びたのですが、どうして20年間安定収入があるのかの理由が示されていません。仮に土地が宅地扱いになったりして課税が上がってもそんなこと知らねえよという態度ですね。 一度農地でないという登記になると、それを農地に戻すのはたいへんです。ご存知でしょうが。 それと毎日毎日快晴でびかびか太陽光が当たってるならいいでしょうけど曇りもあり雨もあり、そのときは太陽光パネルの能力はゼロなんですよ。太陽光発電というのは「ほんの少し」ということができなくて、バンバン電流が流れるかゼロかだけです。他の発電と違い電圧を生成するのではなく、電流を生成しますから、光があたらなければ電子がうごかなくて、ゼロなんです。これが、アパート経営の話でいいました「取らぬ狸」です。 通常事業計画をいうのであれば、当然こういう曇天の日や生成能力ゼロの日も含めた予測をたてて提案書を作らないとアンフェアなんですが、おそらくそんなことはかけらも書いていない。それは言ってみれば「詐欺の手口」なんですね。 会社が傾いたら手形が不渡りになるのと同じで、売電自体も予測通りでなくなればどうだこうだと愚痴を言い始め、支払いが停滞する可能性が常にあります。 そういう観点を全くなしに、自分らが儲けてお前らにわけてやると言わんばかりの資料を持ってくる会社をどこまで信用したいか、それは自分の考え方次第です。話が美味すぎる、というのは話が上手すぎる、ということなんです。

arahig9ah4
質問者

お礼

本とに詳しく有り難う御座いました。 いい勉強させて頂きました。

その他の回答 (11)

  • 177019
  • ベストアンサー率30% (1039/3444)
回答No.1

このような土地絡みの話は気を付けて下さい。それで営業マンから価格を示したパンフなど頂いたら、それを持って無料の弁護士に相談された方が無難です。また仮に契約となっても、弁護士を仲に入れた方が良いです。

arahig9ah4
質問者

お礼

早速のお返事有り難う御座います。 太陽光設置の業者の方にも尋ねてみました。 利益が出るどころか足が出るでしょうと返答してきました。

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