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ハイフェッツは異常に上手いと感じてしまう感覚

前の質問にも少し関連して、変な質問ですが、ハイフェッツ、パールマン、オイストラフ、クライスラー、カーラー、クレーメル、シェリングの7氏によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ「クロイツェル」を何回か聴きました。 ハイフェッツは調べてみると史上最高のヴァイオリニストの1人と考えられているようですが、そうした偏見なしで聴いてみても(調べる前にも聴いています)ハイフェッツの演奏は異常に上手いと感じてしまいます。上手いというのは技巧的にだけではなく、聴かせるし歌い方が豊かでどこか説得力もあるし、他のものより明らかに際立っていると感じてしまいます。 これは、単に私の好みの問題なのか、それとも彼のベートーヴェンが他より高い評価を受けているのか、どちらでしょうか? 「クロイツェル」しか聴いていない段階では何とも言えないかもしれませんが、個人的な意見などでも良いのでお待ちしています。

みんなの回答

回答No.5

ハイフェッツ……。たしかに「すごいですよ」……。あれだけの力量の人はもういないでしょうね。……でも小生としては「オイストラフの方が上」とします。 オイストラフは「J・Sバッハからヒンデミットまで」と云う「おそろしく広いレパートリー」があり、そのほとんどすべてが「絶品」です。なにしろオイストラフのために書かれたヴァイオリン曲は一千曲超えてますからね。 たとえば前記のヒンデミットのもの、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲一,二番、ハチャトリアンのヴァイオリン協奏曲……。 面白いのは(小生「二十世紀で最高のピアニスト」と信じている)リヒテルと仲がよかったんです。EMIから出ていた「ベートーヴェンのトリプル・コンチェルト」……。あれ「よく録音できた」と思いますよ。ロストロポーヴィチとカラヤンは「仲いい」ですが……「オイストラフ&リヒテル」、「カラヤン&ロストロポーヴィチ」は「犬猿の仲」……。オイストラフはロストロポーヴィチが「大嫌い」、リヒテルはカラヤンが嫌い……。「都市伝説」ですが「カラヤン&ウィーン響、リヒテル」でドイツ・グラムフォンから出ていたCD、「ピアのは別人だ」と云うのがあるくらいです。

回答No.4

あくまでも「小生の主観の問題」と割り切って読んで下さい。 小生としては「オイストラフの方が上」だと思いますね。たとすと「年期入り」だと思い出ますよ。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

僕は「ド素人」なのですが、米国の共同寮で新入生にまず回って来る皿洗いを口笛を吹きながらやっているとアメリカ人の学生が来て「違う」と言います。  気がつくと吹いていたのはベートーベンのピアノ協奏曲1番の終楽章でした(下記32:07あたり)。学生は正しいのはこうだ、と模範を吹いてみせました。  https://www.youtube.com/watch?v=lNYxCTiNrlI  僕はちょっと前に通り過ぎた楽章始めの28:09を、彼が吹いたのは知っていましたが、面倒なので「オーケー」で済ませ、彼は厨房をでて行きました。  数日後、僕を探して、彼は自分の勘違いだったと謝りに来て、彼が音楽専攻で、ホルン奏者とわかり、ダブルデートでコンサートに行く仲になりました。    余計なことですが、クロイツェル以外にも作品が、ベートーベン以外にも作曲家が、ヴァイオリン以外にも楽器が、と広げるにはいい友達がいると速いです。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.2

ステレオLPレコードの出始めに聴いたハイフェッツのメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲が聴きたくてYouTubeで探したら見つかりました。おそらく最初に聴いたハイフェッツのものと同じ演奏です。何度も録音しているわけではないので。 https://www.youtube.com/watch?v=8-C6o1u53PI ついでにパールマンやアイザックスターンなどのものも見つけて聴き比べましたが、なんと言ってもハイフェッツの演奏が最高です。聞き比べはWAV形式でダウンロードし、ネットプレーヤーで再生させて行いました。新しい録音のパールマンなどの方が音はいいですが、演奏はなんと言ってもハイフェッツがベストです。五嶋みどりとベルリンフルの演奏(2003年録音)が比較的ハイフェッツに近く、聴き応えがありました。 https://www.youtube.com/watch?v=bkZ2fnhOwZw&list=PLCfEjfhbz50Z4xfU1q9MVAlPJ3Q0o-fpm 両方ともネットプレーヤーのアルバムに加えました。ハイフェッツのバイオリンは天才的ですね。

noname#242299
noname#242299
回答No.1

先ほどの方ですね。 確かにヤッシャ・ハイフェッツはダントツに上手いと思います。あなた様は感受性がとても強いのではないでしょうか。彼の弾き方に魅了されたのだと思います。 ただ 上手いからと言っても あなた様も お考えのように人には 好みというものがあります。ハイフェッツの 感性をコントロールするセンスと技巧が人より優れていても上手すぎて完璧過ぎて 私の好みにはどうも…と思う人達も沢山います。 ~のうちの一人 とあるのは好みの問題があるので そう書かれているのですね。 ハイフェッツは たまたま あなた様の好みにピタリと合ったのではないでしょうか。 ブラームスのヴァイオリンコンツェルトなら フランク・ペーター・ツィンマーマンがトロトロとした音質でダイナミックで好きだ。 メンデルスゾーンヴァイオリンコンツェルトは ギル・シャハムが最高だ。 ブルッフなら若い頃の アンネ・ゾフィー・ムターが良かった。 モーツァルトなら…と その分野ごとに異なるのです。そして弾き方にも流行があり昔なら直立不動だったが今は身体を動かして思いっきりそして繊細にヴァイオリンをコントロールしながら弾く。 弓の持ち方1つで変わってしまう事 弦の押さえ方でも音色が変化する中 ヤッシャ・ハイフェッツは大変優れた奏者でした。ただ音を飛ばしてしまう癖がありました。プロになればなるほど上を求められるのが芸術の世界です。 ハイフェッツに出会ったのを切っ掛けになさってクロイツェルだけではなく様々な沢山の音楽を聴いて あなた様の豊かな感性を ますます強く深めていって下さい。 音楽に夢中になるのは素敵なことです。

theendofmylife
質問者

お礼

ご丁寧に回答いただき、ありがとうございます。 たしかに奏法や作曲者ひとつで変わってくるのでしょうね。これを機に、いろいろな曲を聴いてみます。

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