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ソリストとオーケストラのプレイヤー

 世界中には,素晴らしいソリストの方がいらっしゃいます.チェロでは,マやマイスキー,バイオリンならパールマンやクレーメルなどです(その他にも大勢).  こういう方たちは,最初からソリストとして活躍されていたのでしょうか.私のイメージでは,「オーケストラの一演奏家から始めて,そこで揉まれながら次第に腕を磨いていく」,というものだったのですが,上に挙げた人たちがどこかのオーケストラで演奏していた,という話を聞いたことがありません.  私が寡聞なのでしょうか.それとも,最初からソリストとして演奏家生活を始めることが多いのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • tyutulip
  • ベストアンサー率36% (14/38)
回答No.4

 一流のソリストとして活躍されている方々は、オーケストラに入団する年齢よりも早く、ソロ活動をされていることのほうが多いのではないかと思います。    オーケストラにも、もちろん素晴らしい奏者はたくさんいます。しかし、音の出し方一つとっても、ソリストは何十人といるオーケストラの中で弾いても、客席に音がねけていく奏法でなくてはならないし、オーケストラの奏者は、周りに馴染む弾き方でなくてはなりません。ソリストは、ソロの曲の超絶技巧の練習や暗譜。オーケストラ奏者は、次々に来る演奏会の為の譜読み、とやるべき事も違いますし、スケジュール的な問題も含め、やはり、音楽家としては違う道なのではないでしょうか。  ですが、スケジュールの合間を見て、オケ奏者がソロリサイタルをしたり、ソリストがオケやアンサンブルを組んだりということは、よくされていますね。  

その他の回答 (3)

  • bu-cla
  • ベストアンサー率31% (143/459)
回答No.3

とても難しい質問ですね。質問者さんが上げられた方々は、ソリストとして活動をスタートされています。もちろん、オーケストラ奏者として活動を始めて、それからソリスト(あるいは指揮者なんて方も)として活動される方もいます。 オーケストラと言うのは、定員があります。そして、オーケストラ自体も数が限られています。なので、オーケストラ奏者になりたくてもなれずに仕方なくソリストとして活動される方もおられるのではないでしょうか。特に日本ではオケの数が少ないので、そんなこともあるのでは、と思います。逆に、オケでやるのがつまらなくなった、あるいは、オケに所属してるよりも稼げる(!)ので、オケを退団してソリストになられる方もおられる ようです(No.2さんの挙げられたゴールウェイ氏がそうでした)。 それにオケは、かなり拘束時間が長いため、自由な活動を求めてて、しかも才能豊かな人はオケをやめて、あるいは最初からソリストとして。また、やっぱりオケが好き、あるいは安定した収入を求める方はオケに、という感じではないでしょうか。ソリストさんのプロフィールなんかを熟読すれば、そういった事情が読み取れるかもしれません。 長文になってしましました。気の向くままに書かせていただき、ありがとうございます。プロの管楽器奏者の端くれとして、答えさせていただきましたが、あんまり上手くまとまってないですね。すいません。

  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.2

こんにちは。 まず,ご質問にあるソリストの方々がどういう経歴か,については私は知りません。オケからソリスト,という道のりの人の例としては,フルートのゴールウェイ氏は元ベルリンフィルの首席奏者だった,と思います。同じくパユ氏は,今でも両方の道で活躍されていますね。 以下,私の個人的見解ですが,オーケストラを含むアンサンブル(合奏)プレーヤーとソリストでは,求められる資質に違いがあるでは,と思います。系統だった音楽教育を受けた方は,合奏も,ソロも,どちらも学んでいるはずで,カリスマ性・合奏能力・協調性・リーダーシップ等々の適性,また自分の嗜好を判断してどの道に進むかを決めているのでは,と想像されます(実態については,無論私は知りません。専門家,または経験者の方にご回答いただけるとありがたいのですが)。 #1さんがおっしゃるような事があるかどうか,私はなんとも申し上げられません。想像ばかりで恐縮ですが,例えばバイオリン等の弦楽器の場合,小さい時に始めれば当然ソロを最初にするでしょうし,そこで際立った才能を見せれば,そのままソリストとして活躍,というのは自然な道のりのような気もします。 最後に,オーケストラ好きの勝手な希望的観測ですが,少なくとも,一流ソリストとして十分活躍できる技量と音楽性をもちながらも,オーケストラプレーヤーであり続けることを望んでいる,という人も少なからずいらっしゃることと想像しています。

  • ysk26
  • ベストアンサー率36% (135/367)
回答No.1

逆ではないでしょうか。 大多数の演奏者は「できればソリストになりたい」ということを目標にして練習に励むが、普通はそんなになれるわけないので、オーケストラの奏者あたりに落ち着かざるをえない(それでもまだいいほう)のでは? 小さいころから天才と呼ばれるような人たちは、「弱冠○歳でデビュー!」とか「コンクール入賞!」とかで小さいころからソリストとしての活動を始めますよね。

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