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フランクとブラームスのヴァイオリンソナタの推薦盤を教えてください
フランクとブラームスのヴァイオリンソナタの最近の推薦盤を教えてください。父のクラシックレコードコレクションを聞いてこれらの曲が好きになったのですが、古い演奏家のものばかりで最近の演奏家のものでは何が良いか迷っています。ちなみにこれまで、ティボー&コルトー、オイストラフ&リヒテル、パールマン&アシュケナージ、パールマン&アルゲリッチなどを聞いてきました。
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こんばんは。 すでに往年の名演奏家のレコードをお聴きのご様子。 ちなみに私の好きな演奏のCDは・・・ フランク・・・クリスチャン・フェラス(Vn)、ピエール・バルビゼ(Pf) {グラモフォン}1965 ベルリン まだまだこれからだったフランス、ヴァイオリン界の逸材(惜しくも40代の若さで逝く)フェラス。 その持ち前の美音から、帝王カラヤンの薫陶を受けベルリン・フィルと積極的に協奏曲の名録音を残しました。本家フランス音楽はやはり素晴らしいです。 ちなみに、フェラスと当時のベルリン・フィルの名コンサートマスター、ミシェル・シュべルベはパリ音楽院時代の同期だとか・・・一人はソリストに、かたやオーケストラ・プレイヤーにと、運命を分けました。 ブラームス(全3曲)・・・アイザック・スターン(Vn)、イェフィム・ブロンフマン(Pf) {CBSソニー}1991 St.ペテルブルグ:ライヴ録音 スターンはこれより30年前にNYのスタジオにてザーキン(Pf)とも録音しています。こちらも同曲の名盤の誉れ高い名演奏として数多くの人に愛聴されてきました。個人的には、ブロンフマンの好サポートと故郷ロシアでのライヴ録音ということもあってか、スターン自身高齢でおそらくテクニック的に限界の年齢ぎりぎりですが、その並外れた集中力と深い内面性、そして詩情豊かな音色の美しさは旧盤をも凌ぐ名演奏だと思います。個人的に今でも毎日の様に愛聴しています。
お礼
早速ご案内ありがとうございます!フェラスの名前は初めて聞きました。夭折の天才には得も言われぬ才能のきらめきを感じることが多いですね。是非聞いてみます!またスターンについてはロシア系の音楽を得意とするイメージがあったのですが、しっとりしたブラームスをどう歌うか興味のあるところです。こちらも是非トライしています。