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カフェインの摂り過ぎで手が震える?
- カフェインの摂り過ぎは手の震えの原因となることがあります。
- 特に1日3杯以上のコーヒーを摂取すると、手が震える症状が現れることがあります。
- カフェインの摂取量は個人差がありますが、適度な摂取量を守ることが大切です。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) 薬剤師
こんにちは。カフェインの摂取による身体の変化についてですね。 まずカフェインという物質についてですが、これは「キサンチン誘導体」と呼ばれる物質群の一つです。 このキサンチン誘導体は覚醒作用や中枢興奮作用、気管支拡張作用など共通の効果を持ちますが、それぞれ得意分野がるとお考え下さい。 この共通の効果のうち、気管支拡張作用が安定して期待できるものは喘息の治療薬となり、覚醒作用が期待できるものはカフェインのように眠気覚ましなどに使用されます。 作用が共通ということは副作用も共通していて、その中に動悸や振戦(震え)などがあります。 質問者様がコーヒーを飲みすぎると若干手が震えるというのも不思議な話ではありません。 ところでコーヒーに含まれているカフェインの量ですが、全日本コーヒー協会によると100mL中に約60mgのカフェインが含まれているとされています。 カフェインの1日摂取量は400mg未満にすることが望ましいとされていますので、コーヒーなら200mLほどのマグカップで3杯ほどまで、ということになるでしょう。 しかしキサンチン誘導体に対する人間の感受性は個人差が大きく、他の人にとっては過剰とは言えない量でも人によっては手が震えたり動悸がしたりという中毒反応がでることがあります。 質問者様は3杯くらい飲むと手が震えるとのことなので、カフェイン感受性が強いのかもしれませんね。 コーヒーの濃さや飲む量については注意が必要でしょうし、眠気覚ましの医薬品もご注意ください。 また、市販薬の頭痛薬にはカフェインが配合されているケースも少なくないのでよく確認する必要がありますね。 ご参考になりましたら幸いです。
ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール
ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...
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