今はほとんどPOSを通すので人為的な詐欺はできないと思います。計量機も計量検定法による検定を定期的に受けていて、5/1000以上の誤差があれば実地検定に通らない法的制度があります。
しかし、計量検定法が数年前に緩和され検定員を育成すれば、県の職員の立ち会いを受けるのみで、直接検定を受けなくてもよいことになっています。以前は5年に一回あった検定も7年で一回でよいことになりました。計量機の寿命が10年ちょっとだとすると1回しか検定を受けなくてもよいことになってしまいます。
計量機の中には流量計という油の量を正確にはかる装置が入っています。大変デリケートなもので多くは正常に動きますが、たまに部品が固着して計量室を調整するねじがきかない場合があります。検定は7年に1回ですから不調に陥る機械が放置されているケースもあるとは思います。また計量室の体積を調整するねじがあり、このねじをを回すためには、計量法に定められた封印を切らなくてはなりません。もちろんこれをやると違法行為となりますが、過去1割程度実際の流量を表示量よりを減らして逮捕された業者が確かにいました。
また悪意がなくても計量機についているカウンター式の流量計の数字と地下タンクの残量の減るスピードはなかなかなあわないのが普通で、よほどのことがないと気づかない場合が多いとも言えます。(毎日一回は確認していますが…)
ユーザーとしてはあまり古いステッカーの貼ってある計量機には近づかないことやTA、TOのつくメーカーの計量機でなるべく給油してもらうなどくらいしか思いつきませんが、そういう経験をされたスタンドではなるべく入れないくらいしか対策はないと思います。
お礼
この場を借りて、回答者の皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。 ガススタ側のずるや過失の可能性もなくはないですが、車側の事情でたくさん入った可能性が高そうですね。