市販されている、液体を入れているペットボトルの話ですか?
やわらかいのはやわらかいことに利点があるのではなく、薄いことに意味があります。
薄いということはそれだけ材料の節約になり、運送コストも下げられます(ひとつひとつは大したことがなくても、トラックに積む量になれば大きく重さが変わり、ガソリン代に差が出てきます)。
なので、薄くても大丈夫なように、形状に工夫がされています。
薄ければ薄いほどエコなんですが、今度は強度に問題が出てきます。
水ならば問題ない強度でも、中に入るものによっては衝撃や圧力等に耐えられません。
中の圧力が上がりやすい炭酸飲料は円筒状になっていて圧力が均等にかかるようになっていますが、落としたくらいでは破裂しない強度となると、ある程度の厚みが必要になってきます。
また、温め専用(オレンジのキャップのペットボトル)は厚みを更に増したものと多層構造になっているものとがありますが、ペットボトルの厚みの分だけ価格に反映され、冷蔵用よりも割高です。
このことからも、材料費(石油)が高いということがわかると思います。
ですから、ペットボトルのやわらかい・かたいは節約と強度を追求した結果であり、製造者はその視点では特に意思はなかったのではないでしょうか。
まぁ、いろはすくらいやわらかければ簡単に潰せて、まとめて捨てる場合でも楽ですけどね。
お礼
ありがとうございます。