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椿のさし木の方法を教えてください!
- 椿のさし木の方法について教えていただけますか?
- 椿のさし木の手順やコツを教えてください!
- 椿のさし木にはどのようなポイントがあるのでしょうか?
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まず挿し木をする場合、挿し木が出来る時期と挿し木に適応した 枝の事を知る必要があります。 これを知らないと発根せずに枝が枯れてしまいます。 3月中旬から4月上旬に行う挿し木を春挿しと言い、前年度に伸 びた枝を使用します。6月中旬から8月上旬に行う挿し木を夏挿 しとか梅雨挿しと言い、今年に伸びた充実した枝を使用します。 9月に行う挿し木を秋挿しと言い、今年に伸びた充実した枝を使 用します。これで分かるように時期は決められていますし、時期 によって使用出来る枝が違う事が分かると思います。 枝はそれぞれ15cm程度の長さに切り、枝の半分から上を2~3 枚だけ葉を残して後は取り去ります。枝の半分から下は全て葉を 取り去ります。この枝を挿し穂と言います。 希望する挿し木の挿し穂が準備出来たら、コップ等の容器に水を 入れて挿し穂を浸けます。時間にして2~3時間程度です。 これを水揚げと言い、発根しやすくするための大事な作業です。 水揚げをする前に切り口を斜めにカットします。 水揚げが完了するまでの時間を利用して、挿し穂を挿す挿し床を 作ります。植木鉢でもプランターでも構いませんが、底に穴が開 いてない容器は使用不可です。 ホームセンターに行くと挿し芽用の土が販売されています。これ が無ければ園芸用川砂でも構いません。左官で使用する海砂は塩 が含まれているので使用してはいけません。 鉢底に土が漏れないように鉢底ネットを敷きます。本来は鉢底石 を入れますが、挿し木をする場合は入れても入れなくても構いま せん。 水揚げが終わった挿し穂を挿し床に挿します。ピンセットで切り 口を挟んで、そのまま土に挿します。これは切り口を傷めないよ うにするためです。挿す深さは5~7cm程度にします。 終わればジョウロで優しく水を与えます。終われば風通しの良い 明るい日陰に置いて発根するのを待ちます。 時々土の表面を指で触り、乾いているようなら水を与えます。 土を乾かさないようにしながら発根するまで待ちます。 発根は1~2ヶ月程度でしょう。発根を確認する方法は挿し穂を 指で摘んで軽く上に引くようにします。強く引くと抜けてしまい ますから、抜けない程度の力で行って下さい。 発根が確認できても直ぐには移植はしません。植付けの適期は4 月ですから、それまで鉢から抜く事はしないで下さい。 挿し木をして発根をしても、今年は肥料は一切与えません。 発根したら風通しの良い日当たりの良い場所で管理をします。
お礼
ありがとうございます!