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デジカメの画素数に関する疑問
デジカメの画素数は例640×480とか縦と横のドット数を示していて、今300万画素が話題になってます。一枚の写真を200万の点と300万の点で表現するなら300万の方が鮮明であろうというのは分ります。ただ、この間DOS/Vユーザーという雑誌に、画素数だけ追及して他の部分が犠牲を受けているという記事がありました。詳しく見られなかったので、高画素数化に隠れている問題点を教えてください。
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- kamuy
- ベストアンサー率32% (51/156)
「prog001」様も指摘されておりますが、 何より「データの取り扱い(ハンドリング)」が大変ですね。 一般的なデスクトップ機の画面の広さを「1280x1024」ドットとすると、 約130万の「点」があるわけですが、 デジカメ側の画素数はこれを上回ってしまっているわけです。 もっとも、 実際の運用として、複数の画素を利用してひとつの点を作る というようなモノもありますから、一概には言えませんが、 300万とか600万とかになると、画面には入り切らなくなるわけです。 そうすると、100%表示では、全体の一部分しか表示できなくなりますし、 全体を表示するとせっかくの画像がつぶれた表示になります。 また、画面を大きくして、なんとか表示できたとしても、 今度はねそんなに大きいデータを楽々と扱えるだけのパソコンは 一体いくら出せば買えるんだ、と云うことになります。 更に、せっかくの画像なり加工した成果なりですから、 保存しておきたくなるのが人情ですが、データのサイズはかなりのモノです。 この場合もまた、追加費用が必要になりますよね。 HDDの増設なり、CD-RWの導入なり。 それから、カメラ側でデータを保存するメディアが大容量化すると、 今度はデータ転送時間が長くなると云う問題もありますね。 もう一つ、「voice」様の仰る「CCDそのものについての技術的な問題」ですが、 これは解決策はあるにはあるのですが、またしてもお金がかかってしまうのです。 つまり、プロ用などの高級機は、CCDのサイズ自体が大きいモノで、 更に画素数も多いので明るさなどは問題なくても、めちゃめちゃ高いです。 デジカメ一台、ン十万~ン百万とかです。 これは将来的には 「普及機にも使用できるくらいまで低価格化した大型CCDが登場する」 ことで解決できそうですが、パソコン上でのハンドリングの問題とか、 デジカメ自体の筐体サイズが大きくなってしまうとか、 やはり問題は残ります。 つまり、単に画素数を上げていくだけでなく、 「より小さい画素で、より鮮明で明るい画像を得るための技術開発が必要」 ということを指摘したのではないでしょうか?
- voice
- ベストアンサー率63% (51/80)
現在のデジカメの多くは、受光素子であるCCDのサイズを変えないまま高画素化させているため、 1画素のサイズがどんどん小さくなってきています。 その結果、1画素あたりの光量が低下して、暗さに弱くなったり増感によるノイズが増えたりと いった問題が出ています。 特に、今春から出始めた300万画素機ではざらざらしたノイズが盛大に出ている感じがします。 また、画素数が増える(=データが巨大化する)ということはデジカメの仕事が増えるということ ですから、デジカメの処理速度が低下して使い勝手が悪くなる可能性もあります。 もっとも、高画素デジカメではより速いCPUが搭載されている例が多く、必ずしも高画素化が 速度低下にはつながっていかないようですが。
- prog001
- ベストアンサー率28% (13/45)
デジカメに関して詳しいわけではないのではっきりとした 解答は出来ませんが、画素数が大きすぎても扱うデータが 大きくなりすぎてPCに画像を転送した後のレタッチが面倒 になる(最近売れ線の10万以下のマシンだとメインメモリ が64MB程度なので1600x1200ぐらいの画像の扱いはメモリスワップ がおきまくったり)や解像度だけでなく補色系、原色系のCCD の色再現性の違いやカメラ内の画像処理エンジンの速度や画質でも 大きくカメラの性能が変わってくると思います。 カメラの性格上、携帯性や使いやすさ(さっと取り出してすぐに 撮影できる、など)評価すべき点はかなり多いと思います。 私は200万画素オーバーのデジカメを使っていますがWEB用に使うこと がほとんどなので320x240、しかもJPEG高圧縮にするとQV10なんかと あまり変わらないのでほとんど宝の持ち腐れ状態です。 (しかも、でかくて携行しにくい、レンズが暗すぎなどなど、、、) WEB上や雑誌でのレビューをいろいろ調べて(信頼できない場合もありますが) 最後は実際に触ってみて購入するのがよいでしょう。