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画素、ピクセル、ドットの違いは?
一通り、過去の質問を見たのですが、わからないので質問します。 デジカメでよく言われる画素、フォトショップなどでよく使われるピクセル、 プリンターでよく使われるドット。 それぞれの関係は、どうなのでしょうか? 質問1. たとえば、233万画素のデジカメで撮影した640×480ピクセルの画像があります。 フォトショップ上でプリントサイズ変更を行なう時に、 解像度○○ピクセル/インチと表示されています。 ここでいう解像度は、プリンターのドット/インチと同じ意味でしょうか? ならばピクセル=ドットという解釈でよいのでしょうか? 質問2. また、プリンターのスペックで、よく600dpi(=600ドット/インチ)と 書かれていますよね? これは、1インチ四方に600個の点ということですが、 デジカメの233万画素というのは、何に対して233万なのかがわかりません。 やはり、dpiと同じく何か単位面積あたりで決まっているものなのか? それとも全く違う別の基準で定められている値なのでしょうか? 質問3. また、デジカメの画像は、サイズ(データ容量というよりも大きさ)が大きく、 書類に貼り付ける際は、縮小していることが多いです。 これだと、高画素なデジカメで撮るのは無意味だと感じるのですが・・・。 (縮小すると、劣化する為。) こういう点で、画素はドットやピクセルにどのように関わってきますか? 3つの質問の内一つでも良いので、わかる方、よろしくお願いします。
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回答1 基本的に同じ物と考えて差し支え無いでしょう。 どちらかと言うと、ドットはアナログ印刷の時代からの 呼び方で、ピクセルはコンピューターの世界での呼び方 です。ですので、パソコン関連のメーカーの中には、 解像度をドット(dpi)ではなく、ピクセル(ppi)で 表示している所もありますね。 回答2 解像度は、面積単位ではありません。例えば600dpiと 言うのは、1インチの直線の中に、600個のドットが並ぶ と言う事です。例えば、600dpiで1インチ四方の画像だと 総ピクセル数は600×600で360000ピクセルとなります。 さて『デジカメの233万画素というのは、何に対して』 ですが、これは先程出た総ピクセル数の事です。デジカメ の場合は、通常はCCD画素数を指します。ただし、CCD は、全部を使える訳ではなく、若干のロスが出ますので、 『有効画素数』と言うのがあります。総画素数の10%程 少なくなるカメラも少なくありません。ちなみに、私の 持っているデジカメはCCD画素数は330万画素ですが、 有効画素数は301.5万画素です。さらに、カメラ内で補完 を行ない、出力される画像の画素数は603万画素です。 ちなみに、目安としては640×480ピクセルで30万画素、 1024×768で80万画素、2048×1536で300万画素クラス ってとこでしょうか。 回答3 そうですね、ホームページなどに使う目的なのであれば、 極端に大きな画像で撮影する必要はないと思います。 ただ、それならば最初から少ない画素で・・・と言うと、 それもあまり良くはないです。ある程度の画質を求める のであれば、そこそこ高い画質で撮影して、画像ソフトで サイズダウンさせた方がキレイに仕上げられると思います。 最初から画素の少ないカメラと言うのは、全体的に性能が 低い可能性が高く、画質も低かったりします。特に、 JPEG偽色とも呼ばれるノイズの発生などです。 実際に、330万画素のデジカメと130万画素のデジカメで 撮影した画像を、640×480ピクセルに変換したのですが、 130万画素で撮った方の画像は、ノイズやブレがかなり 出てしまっていました。
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- yatokesa
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質問2. >デジカメの233万画素というのは、何に対して233万なのかがわかりません。 デジカメで写した画像をパソコンに取り込んだとき1辺のピクセル数(ドット数)が決まっていますよね?たとえば、640x480ドットの画像が得られるとします。このとき、出力対象のもの、プリンタ(300dpiなど)や画面(72dpiなど)によって辺の実際の長さが求まります。プリンタの解像度(300dpi)にあわせてきれいに印刷する場合、640x480ドットの画像は 2.13x1.6 inch (5.4x4cm)が限界と言うことになります。200万画素クラスですと 1600x1200ドットの画像が得られますから、13.5x10cmぐらいまでがきれいにプリントできる限界となります。
お礼
プリンタの解像度によって、印刷できるサイズが変わるとは知りませんでした。 綺麗にプリントできる限界があるんですね。 ありがとうございました。
- telescope
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参考URLにわかりやすく説明されていますので、参照してください。 >1インチ四方に600個の点 1インチ四方では、600×600個の点になります。 600×1200dpiのプリンタもありますね。
お礼
1インチ四方ではなくて、1インチなのですね。 URLも大変参考になりました。 ありがとうございました。
- parts
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質問1については、ドットもピクセルも同じ意味です。 画素も同じです。カメラなどの入力用規格品ではピクセルをディスプレイやプリンタなどの出力用規格ではドットを利用します。 意味は同じですが、単位の記述が違うだけです。 http://www.pasotomo.com/qa/qa_win/imgfile/imgsize.html http://pcgaz.nikkeibp.co.jp/how/qa/mac/you/you_10.shtml 第二問目は、何に対してといえば、そのままCCDの解像度と出力される映像のサイズを表します。 これは、ドットパーインチとは異なり、画像のサイズを表します。ドットパーインチは画像の密度を表す単位です。基本的に、用途が違います。 三問目、画素=ドット=ピクセルは同じ物です。ピクセルを日本語にすると画素ですので・・・ どのように関わると言われても・・・ 解像度が下がれば、画質が下がる、1インチあたりのドット数も減りますし、画像のサイズも下がります。 画像のデータサイズを減らすときはリサイズして、画素を下げる、一インチあたりの密度(ドット)を下げることになります。もしくは、その中のいずれかを実行するか、圧縮することで対処する場合もあります。 ただし、高解像度の物をリサイズすることが意味がないかというとそうとは限りません。 例えば、表示した画像をズームします。するとノイズが目立つようになります。リサイズで、解像度を下げても密度を維持したり少し密度(ピクセルパーインチ)を高めた場合は画質が向上します。それはノイズの低減につながります。 いかがでしょう。 もし何かあれば、補足を・・・
お礼
ドット=ピクセルなんですね。 出力系と入力系で使い分けられているとは知りませんでした。 参考にあるURLのおかげで、より一層理解できました。 ありがとうございました。
お礼
画像のデータが大きくなるのを恐れるあまり、 最初から画素数を落とすもの、考え物なのですね。 詳しい解説、ありがとうございました。