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シリアへの国連調査の客観性について
- シリア政府による非人道兵器の使用に関連してアメリカなどが攻撃を行ったとの報道があります。
- 反米国家はこの報道に対し、デッチ上げだと指摘しています。
- 現在、国連がシリアへの調査団を派遣する予定ですが、客観性を持った調査が行われるかは注目されています。
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米国による捏造か、それともシリアとロシアが揉み消しているのかは判断が分かれるところでしょうが、マスコミが報道しない点を再検討してみる価値があるように思います。 サリンや塩素ガスを詰めた爆弾を空中投下したとマスコミが報道していますが、爆弾を投下した爆撃機の機影を報道したマスコミが無いのはなぜでしょうか。爆弾が投下されて穴が開いた地点の映像も出て来ないのはなぜでしょうかね。爆撃がおこなわれた証拠映像が一切出て来ないのは不自然に感じますよね。 以前にもありましたが、イラクの化学兵器製造工場を爆撃したと報道された映像が、実は農薬工場を爆撃した映像だった例があります。化学兵器、農薬、医薬品などを同じ工場設備で製造しているので紛らわしいわけですが、巡航ミサイルによるシリア爆撃も同じだった可能性もありますね。どれが真実なのかをマスコミが報道しないのでわからないわけです。 内戦状態のシリアでは、情報操作やデマ報道が横行していて、どれが真実なのかはわからないだろうと思います。 ただ、アサド大統領という人は、元はお医者さんだった人なので、神経ガスや塩素ガスを投下して、国際的な非難を浴びる命令を出すかとなると、怪しいように思いますね。通常爆弾で攻撃する命令ならば出すかもしれませんが、シリア政府を追い詰めるだけの命令を出すかとなると、疑わしく感じます。 シリアにもオウム真理教みたいなテログループがいるかもしれませんし、迂闊に判断出来ない面はあるでしょうね。
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- koncha108
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ブッシュとブレアが確たる証拠もなく侵攻、攻撃に踏み切ったイラク戦争のデジャブにも見えますね。トランプは確たる証拠があると攻撃前に発言しましたが、マチス国防長官は攻撃前に十分な調査を求めていたので、やはり動かぬ証拠はなかったのでしょう。アメリカ、イギリスでもトランプ、メイを批判する人たちが多いです。 そもそも攻撃してから国連が調査に入ると言う順番がおかしいです。 イラク戦争の時と違うのは、フランスがいち早くアサド政権の化学兵器使用を断定していたこととロシアが介在していること。フランスは前科のある米英よりは客観情報を持っているかもしれないと感じさせます。ロシアがいち早く爆撃現場に入り活動したことや国連の調査を安全上の理由から遅れさせている事はむしろ怪しいと言えます。 大規模な化学兵器の攻撃の証拠を完全に消し去ることはできないでしょうから国連の調査団は何かは発見すると思います。ただ結局のところ化学兵器の使用が認められても、誰が使用したか、そもそも国連の調査が信用できるのかで議論に持ち込み、アメリカ、連合国側とロシア、反米側で主張が別れるだけでしょう。 アメリカが目指すのも人道を守ることよりも、中東でのロシア、イランの勢力拡大とイスラエルに危機を及ぼす可能性を抑えたいのだと思います。