材質：TB340 の被削性について

質問

お世話になります。

材質：TB340
φ8.0棒材

から、スイス型自動旋盤で製品加工を行う引き合いが来ておりますが、
『TB340』といった材質の加工実績が無く被削性がどの程度なのか
見当が付かず困っております。

私の調べたところによると、『純チタン』の様で、
通常の仕事の中で『Ti-6AL-AV』の加工実績は多々あるので
これと比較して御教示いただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

回答No.2

noname#230359 · ベストアンサー

チタンの性質
　　http://shinkinzoku.co.jp/index.php?id=47
　　3.機械的性質

TB340はTi-6AL-4Vと比較して
引張強さは約1/2、伸びが2倍と嫌味な傾向。
切粉処理が難しいと思われるが、経験あればさほどではないと思います。

この本にチタン切削について35ﾍﾞｰｼﾞを割き詳しく書くが、値段が高いのが難点。
国会図書館サイトで県立図書館などの所蔵状況が判る。

　　難削材・新素材の切削加工ハンドブック
　　http://books.rakuten.co.jp/rb/11441561/

Ti-6AL-4V比較で回転数は～2倍可。バイトすくい角はポジ大なほど良。

お礼

いつもお世話になっております。
お礼が遅れまして大変失礼致しました。

64Tiと比べてネバイといった感じになるようですね。

実際に加工する際は切れ味重視で刃具を選定してみます。

有難う御座いました。

回答No.1

noname#230359

まずTB340はJIS記号(JIS-H4650 チタン及びチタン合金棒)ですので、間違えなく純チタンです。

未経験の材質の被削性をどうやって調べるのか。

1. まず分厚い切削工具カタログの資料に各種金属材料の被削性比較が出ている場合がありますので、それを見る。
2. 次に「合金名×被削性」で検索する。別の合金との比較が欲しいなら「合金Ａ　合金Ｂ　被削性」で検索する。
3. 具体的な切削条件まで知りたい場合は、機械振興協会の「加工技術データファイル」(有料)で調べる。

今回の純チタンとチタン合金(と言えば多くの場合6-4合金)の被削性比較。
文献(A)図の15と16。
文献(B)の図2と3。
文献(C)の図8と9。

参考URL：

http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=9RrdkolV3ih9iU00mct2eDCNarV1sJzh_.dkU2NOOTz9vP9_SB89zJ8MHek4B.dGvobIGzJEEuZNad65EGj1Tw

お礼

ご回答有難う御座います。
お礼が遅れまして大変失礼致しました。

今後被削性を調べる際の参考にさせていただきます。

参考文献は、今からじっくりよんでみます。

今後ともよろしくお願いいたします。