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旋盤のみでの13Φ深穴加工について
- 旋盤のみでの13Φ深穴加工について悩んでいます。質問内容は、□124(S45C)に13Φの深さ77.5貫通、4箇所ドリル加工です。メーカー案内には、同径ショートドリルで通り穴をあけた後に、ロングドリルでのステップ加工との記載ですが、やはりそういった手順を踏まなくてはいけないのでしょうか?
- ドリルの選定、加工方法(送り、回転数等、手順)を教えていただけると助かります。
- 旋盤屋としては、深穴加工はあまり経験がなく、不安に感じています。旋盤のみでの対応方法についてアドバイスをいただけると嬉しいです。
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刃物や機械に頼るのが楽だとは思います。 でも、貫通なら他の工夫も可能。 □124(S45C)の精度(平行・直角)が管理できるなら裏表の2工程にに分ける 片側をΦ12位で半分程度加工して反転してΦ13で通し加工 この方が安全に確実では? 基準面や治具がいい加減だと穴が曲がるので注意が必要ですが。
深さ77.5÷穴径φ13≒L/D6ですね。 再研磨を考慮しなければ、L/D5用の超硬ドリルの溝長でも足りそうです。 さて、残念ながらL/D5を超える長さの超硬ドリルは内部クーラント穴付き となりますが、仕方ないのでそれを使用するしかありません。 加工は、 工程?L/D3用のコーテッド超硬ドリルで深さ40mmまで加工 切削速度vc80m/min,送りfr0.2mm/rev,ノンステップ加工 工程?L/D5用のコーテッド超硬ドリルで貫通加工 切削速度vc60m/min,送りfr0.15mm/rev, 深穴ステップサイクルでステップ量1mm ぐらいの感覚です。 コレットチャックホルダを使用して、ドリル先端の振れ精度は0.2mm以下 に調整することが重要です。 ハイスドリルならば穴無しがありますが、切削条件を下げざるを得ないの で加工時間がかかり、また工具の寿命も短いので、超硬ドリルの使用が 無難でしょう。 上記をご参考に、あとは購入されるドリルのメーカのフリーダイヤルで、 確認し、端材でシッカリと試加工練習してから製品本番に臨んで下さい。 上記の切削条件はかなり安全サイドです。 ?については、状況に応じてステップ量を3~5mmにしても 加工できるかもしれません。 理由) 内部クーラント穴付きコーテッド超硬ドリルの場合、炭素鋼で あれば、内部エアブロー供給でもノンステップ加工が可能。 エアブローは刃先冷却効果はあるものの、切りくずを排出する だけの圧力は無い。すなわちドリルの機能だけで深穴加工にお ける切りくずの排出が可能と考えられる。 ドリルのメーカですが、某TV番組で有名になった、OSGや不二越、 あとは、三菱マテリアル、住友電工、タンガロイ、などが候補として 考えられます。 刃物や機械に頼るのではなく、工夫して使いこなすものとの認識です
お礼
回答ありがとうございます。 また、お礼が遅くなり、申し訳ありません。 いただいた回答を参考にメーカーの選定を行いたいと思います。 因みに超硬ドリルはセンタリング不要とよく耳にするのですが、継続性のある加工であることを考慮した場合、工具寿命を考えてしたほうがよいのでは、、と思ったりするのですがいかがなものでしょうか? また、このサイトでは禁止事項かもしれませんが、貴殿の経験上のお勧めメーカーを教えていただけたりすれば幸いです。 ともあれ、ありがとうございました。
旋盤屋でなくても、充分深穴だと思いますが ガンドリルかセンタースルークーラント じゃないと難しい 月500 一か月 20 日で 25 日に 3.2 個 投資はできんな
お礼
回答ありがとうございます。またお礼が遅くなり申し訳ありません。 残念ながら、ミーリングでは2工程分のチャージがでておらず、少し厳しいかと、、ですがもし1チャックでの加工が不可な場合のことを考え選択手段に入れさせていただきます。 ありがとうございました。