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超砥粒・一般砥石のドレッシング送りによる面粗
- 超砥粒のドレッシング送速さによる面粗影響
- 一般砥石のドレッシング送速さによる面粗影響
- ハイドスロー砥石へのドレッシング送速さの影響
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まず結論から申し上げますと、これだという答えはないです。 想定している研削機械が平面研削なのか内面研削なのか円筒etc 被研削材は何なのか。 ドレッサーの種類は。 砥粒の大きさは。 ドレス条件も超砥粒と一般砥石では変わってきますし、ドレス(ツルーイング)をする意味も違ってきたりします。 ドレス条件は研削条件に合わせて設定するものでもあるので。 ??の傾向に関係あることといえば ドレッサー種類とドレス時の切込量の違いが超砥粒と一般砥石にはっきりとした違いがあると思われます。 一般砥石は単石ドレッサーを使用し、一回のドレスで10μm~20μm切り込むものが一般的だと思いますが、超砥粒ではこのようなことはできないことが多いと思います。 超砥粒の場合はロータリーやインプリのダイヤなどをドレッサーと使用して、切込は1μm~3μm(加工条件や使用砥石によって大きく差がでますが)程だと思います。 簡単に記すと 一般砥石の場合、ドレス速度が早い時、砥石表面の山と谷の部分が最大で10μm~20μmの高低差があるので面が粗くなる。 遅くしていくと段々と高低差が少なくなり面が細かくなる。 超砥粒の場合、ドレス速度が速い時でも最大で2μm~3μmほどにしかならず 遅くしてもさほど変化が無い。 以上のようになることが考えれらます。 しかし、最初に記載した通り様々な条件で上記のとおりにはならないです。 ドレスのタイミングとか被研削材の硬度やらなにやらで こんなんでよければ参考としてください。 分からないことがあればまたご質問ください。 私事ながら半年ぶりに日本に帰ってきました。 食事がおいしい・・・ SKD11ということはCBNホイールですね。 ・平面研削では SUS304 or X-Power 使用砥石 レジボンド#170or#600 送り方向は砥石の回転と垂直ですが、テーブルは水平方向に動く。 仕事の内容によりますが、形状崩れというよりは目詰まり解消のためのドレスツルーイング。 SUS304をドレッサーとする場合、送り速度による影響は少ない。 ドレス能力が低い為に切込み、送り速度はあまりあげられない。 あげすぎると、片道でも削りきれない状態になって形状が崩れる。 X-POWERに比べて、面粗度は良くなるが、目詰まりが早い。 X-POWERはドレス能力抜群!ドレスツルーイング時間の短縮にはもってこい 送り速度の影響はSUS304に比べて大きい。 何故かというとX-POWERは砥石表面をむしり取るような形でドレスをするから。 SUS304は少しずつ少しずつ削り取っていく形だが、こいつはガシッっとむしり取る、その作用で砥石目がしっかりと起きて切れがいい。 つまりは、切込と送りを上げるとこの作用が大きくなっていく。 以上により面粗度についてはX-POWERのほうが悪くなるが、ドレスタイミング次第で、SUSとさほど差がないぐらいまで持っていける。 長くなりました分けて投稿します。
お礼
回答有難うございます。 被削材:SKD11(HRC60前後) ・平面研削では SUS304 or X-Power 使用砥石 レジボンド#170or#600 ・円筒研削では SUS304 or X-Power or GC砥石#600程度 使用砥石 レジボンド#170or#600 ・治具研削では 多石ドレッサ 使用砥石 ビトリファイド#140 を使用しております。 SUS304 or X-Powerを使用してのドレス送りの違いによる、面粗影響はいか程なんでしょうか? 海外出張ですか?どちらの国に行かれていたのですか?