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ショックアブソーバーに使用するアキュムレーターの材質と構造について
- ショックアブソーバーの設計におけるアキュムレーターの使用方法や材質についての情報が欲しい。
- 他社製品のアキュムレーターがゴムの容器やスポンジ状の材料で作られていることがわかり、それぞれの特徴や利点を知りたい。
- アキュムレーターの製作を依頼できる企業についても情報がほしい。
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(2)再出 アキュムレータの基本構造は回答(4)の絵の通りです。 しかし、ショックアブソーバに使われるアキュムレータの具体的形状までには繋がりにくい。 詳細図と材質。 http://www.smcworld.com/doc/2008/webcatalog/docs/actuator/schock/rj.pdf#page=1 P.2 予圧機構作動原理 P.10 構造図・構成部品 アキュムレータ 合成ゴム 説明文はこれが判りやすい http://jp.misumi-ec.com/contents/tech/mech/springs/03.html#01 ピストンロッドがショックアブソーバ本体に沈み込みますのでピストンロッドの体積膨張分 だけのオイルはアキュムレータが収縮します なので >ゴムの容器のようなものをダンパー内に装備している物や、スポンジ状の物 でなければならならず、質問者の認識は正しいが、回答(3)の >緩衝材的な物か、圧縮バネ的な物の代用 は正しくなく、アキュムレータはショックアブソーバに本質的不可欠な機能部品。 ?スポンジ状の物?についての情報。 独立発泡のニトリルゴム http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/fujil-sougou/Book/fujil-sougou-P0083.pdf メーカ例 http://www.sakaishokai.com/modules/pico/index.php/content0220.html 構造はマンマの真似が特許で許されない場合もあるので、調査し回避策を案出する、 http://www.ekouhou.net/disp-fterm-3H086AD06.html 更に優れた構造を案出して逆に特許出願、試作して耐久性など評価試験、、のストーリとなります。
単純に 容器に空気を入れて --------- | | | 空気 | | | | | |---------| | | | オイル | IN/OUT | ====== --------- これでもアキュムレーターになります ただ液面が空気に触れるので酸化してしまうので 一般的なものはゴム風船みたいなものを入れます http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF_(%E6%A9%9F%E6%A2%B0) --------- | | | 空気 | | | |---------| | ピストン | |---------| | | | オイル | IN/OUT | ====== --------- でもいいですし --------- | | | バネ | | | |---------| | ピストン | |---------| | | | オイル | IN/OUT | ====== --------- や --------- | | | 空気 | | | | | | | | | | 空気 | IN/OUT | ====== --------- でもいいです
> 私が今まで見た他社製品では、ゴムの容器のようなものをダンパー内に装備している物や、 > スポンジ状の物もありました。 の記述があるので、貴殿の問い合わせと異なるかもしれませんが、以下にアドバイスします。 さて、アキュムレータ(英語:hydraulic accumulator)は、油圧機器に使われる装置の一つで、 流体の圧力を利用して仕事に供給する高圧流体を蓄えておく装置のこと。 ACCと略されることもある。蓄圧器ともいう。 ショックアブソーバーに使用するアキュムレーターの材質と構造を簡単にイメージするには、 先ず、14MPa位の油圧シリンダをイメージしてください。 そして、押出し側に圧縮バネと圧縮バネの密着長より少し長いカラー(円筒部品)のような物 を内蔵していると考えてください。(カラーは、ピストンかシリンダヘッド側に固定構造です) それから、押出し側と引込み側を油圧配管で接続し、その中間にメーターアウトの油圧スピード コントローラーを接続します。 すると、油圧シリンダのロッド部分が部分に衝撃負荷が掛かると引込みます。 それを、スピードコントローラーの摘みの調整で引込み時間を調整します。 衝撃負荷等がなくなると、押出し側の圧縮バネ力で油圧シリンダが押出され元に戻ります。 メーターアウトの油圧スピードコントローラーを使用しているので、衝撃負荷が掛かる引込み 側は流量調整でき引込み時間調整できますが、元へ戻る時は配管径(フリー)なので、スムーズ に元に戻ります。 以上が、基本的な構造です。 後は、詳細構造となります。 油圧シリンダのロッド部分は、ねじなので雌ねじを切ったアタッチメント用いナットで固定。 アタッチメントは、S45CやSCM435程度の焼入れをして、衝撃負荷に対する摩耗やへたりに対応。 先端は少し球形にし、衝撃負荷がシリンダロッド部分に偏荷重として掛からぬよう工夫する。 油圧シリンダは、ロッド部分部分が弱いので、より径の大きな特殊タイプを選択/設計する。 カラー(円筒部品)が摘みの調整中に、ピストンかシリンダヘッドに直接衝撃力で接触する可能性 があるので、油圧のクッション機構を用いるか、緩衝材を用いるかします。 等々で、ショックアブソーバーにしていきます。 貴殿が記述している『ゴムの容器のようなものをダンパー内に装備している物や、スポンジ状 の物もありました』は、前述の緩衝材的な物か、圧縮バネ的な物の代用かと推測します。 できれば、市販品を購入してしようした方が得策とおもいますよ。 衝撃吸収エネルギーの計算や各強度計算、摘み角度と衝撃吸収エネルギーの関係、等々 ハードルが高い内容が…です。
>私が今まで見た他社製品では、ゴムの容器のようなものをダンパー内に装備している物や、スポンジ状の物もありました。 これはゴム屋さんの門を叩けば、見ただけで大凡は特定でき、とりあえず近いモノは作ってくれるでしょう。但し既存メーカに関わっているゴム屋さんなら答えにくいかと。実際は大手の量産品と思えるが、取り敢えずはネットに掛かるどこででも。このステージまでは技術というか話術というか根性というか・・・ あとはそれを評価・改良してモノに仕上げていく技術努力に懸かってます。 でないと、既存メーカの技術者が登場、ウチではこれ使ってるよとの回答は有り得ない。 スポンジ、、、、イタズラに行数増やして回答を飾るほどのものではありません。 http://www.shinei-ind.com/mamechisiki.html 単独(独立)気泡と連続気泡って? この違いだけ。 台所用は連続、スポーツシューズ底の緩衝材は単独。 アブソーバはいずれなのかはいうまでもなく。 これなら一般的なもの。膨らませる倍率如何。 但し材質の吟味は技術。決して話術では済ませられない。
私の知る、空気または窒素ガスを利用するアキュムレータについての回答となります。 ガスの内圧が1MPa以上となる場合、高圧ガス保安法の規制を受けますので、材料・設計・検査はそれに従う必要があります。 このようなアキュムレータであれば、専業メーカーにご相談されるべきです。 (日本アキュムレータ・NOK・中村工機等)