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金属材料の「SKC24」とは?分類と特徴、用途について解説
- 「SKC24」とは、ニッケル、クロム、モリブデン、マンガンなどを含む合金であり、削岩機のロッドやインサートビットなどに使用される金属材料です。
- 分類としては炭素工具鋼鋼材(SK材)に分類されることが一般的です。
- 特徴としては、耐摩耗性や熱硬化性に優れており、高負荷な状況下でも安定した性能を発揮します。主な用途は削岩機の部品や建設機械の摩耗部品などです。
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再出 必要は無いと思いますが、代用品はニッケルクロム鋼から探すべきです。 折角上げてもらったので回答(3)を使うと SNC631やニッケルクロムモリブデン鋼の SNCM439、SNCM630 あたり。 SKC24は油冷、150~200℃低温焼戻しの硬さHRc46以上なので、他ではその使い方は少ないでしょう。 しかしV≦0.25の成分は硬さと靱性の両方を得るために有効とされるのが、JISでは他にありません(ペンチなどはバナジウム鋼と称し高品質を唱う) 廃止になったのは、超硬合金にとって変わられたからでしょうね。 http://mrt.mitsubishicarbide.com/jp/product/diabit_j_gk01j.pdf 鋼では少々硬くとも太刀打ち出来ない。
再出です。 ピッタリのURLではないのですが、「SKC24」という材質相当品、若しくは代用品か、 「SKC」という材質相当品、若しくは代用品かを問い合わせする問い合わせ先資料としてください。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます! 調べるのに参考になりました。
大方の内容は、他の回答者さんの記述の如くです。 さて、古い資料ですが、 ◆ URL“鉄鋼記号の見方”の如く、ルールに則った日本的記述方法である ◆ URL“鉄鋼記号の分類別一覧表”では、 工具鋼 中空鋼鋼材 SKC S:Steel, K:工具, C:Chisel です そして、 ◆ URL“第4章 鉄鋼中の元素の役割”にて、 (1)Cの役割(鉄鋼の主役) と (2)特殊元素の役割(調味料の効果) があり、 最近はその研究も更に進み、且つ製造方法も進歩して、JIS表示材料を基本ベースに、 他社鉄鋼メーカーとの差別化を図るために、+α効果をうたいメーカー独自の材料記号を 作成しアピールしているのが現状です。 ですから、中空鋼鋼材にて製造メーカーを検索して、「SKC24」という材質の相当品は ありますか?やその資料はありますか?と確認していけば、履歴が解るかもしれません。
用途はそのようですが、 http://www.tradezz.com/buy_4272572_Cored-Steel-SKC24.htm 成分、焼入硬さHRc46以上、と資料は揃っているが韓国サイト。JISと明記。 JISを調べると廃止規格(2000年)でした。 JIS 中空鋼鋼材 http://www.jisc.go.jp/jisc/data/03tetsu/019/17.pdf この規格による製品を生産していないため廃止する おそらく今でも『中空鋼』を製造しているのは大同特殊製鋼、八千代特殊金属などと思われるが、やはり「SKC24」とは書いてません。 >炭素工具鋼鋼材(SK材)になるのでしょうか? 焼入れ性を良くしたニッケルクロム鋼です。Kとは工具鋼の略ながらイメージはかなり違いますね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 JISの廃止規格になっていたのですね。 大変参考になりました。
お礼
貴重なアドバイスをありがとうございます。 奥が深いですね。