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ドリル形状についての役割と関連するシンニングについての理解について質問
- ドリルの3番面の役割とシンニングの関連性について説明してください。
- チゼル、シンニング、心厚について具体的なイメージのわく回答をお願いします。
- 資料を見てもシンニングについてイメージがわきません。誰か教えていただけないでしょうか?
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グラインダーでの手砥ぎでは3番角は付けません。2番角を徐々に下げていくだけ。連続して3番角へ移行するとも言える。 ドリルでの削り面はスパイラルに底へ深まっていくので、2番角が小さい場合、そして平面とかあまり角度を変えないなら、ドリルのお尻が逃げ切れない。これを避ける意味があるのが3番角。 もうひとつ、 2番角は砥ぐ片側に刃を付けようとしている。加えて逆側のチゼル部分に刃を付けることも(無意識で)行っている。 山(中心)を隔てた両隣は境を越えて面倒を見あっている、、、禅問答めいてくるが、こんな関係がある。 2番角だけだとこのチゼル部の角度が鈍角に寝てしまう。もっとも、3番角を付けてもマシになる程度ではある。 そこでシンニングの登場。鈍角でもかなり直角に近い すくい角 にまでもっていくので切れ味が良くなる。
回答 1)さん お見事な回答 敬服します。 少しだけ補足させて下さい。 ドリルの3番をきつく取ると チップホケットが大きくなり切粉の排出が良くなる 但し、あまり大きいとドリルの剛性が弱くなります。 理屈も大事だが基本的な工具なので実践しながら勉強して下さい。
現物を見ないとわかりにくいです 3番は逃がしであり シンニングも形成される角です ドリル形状はインタネット上にも多々あるので調べてください >>チゼル,シンニング,心厚について まず回転工具ですが もちろん回転してますよね 刃物は動かさないと切れないです 回転体の中心は 運動はしているが動いていないという特異点です 運動していないので刃があっても切れないのです ドリルの場合は押し分けると言うイメージで真ん中は加工されています それプラス ドリルの構造上真ん中に刃は形成できません エンドミルは 刃を非対称にしてる(たまに中心刃がないのもあります) チゼルエッジ とは ドリルの構造上刃が構成されない真ん中の部分です 真ん中は切れないで突き破っているので そこがとんがっていれば突き破りやすく 丸くなっていれば突き破りにくくなります シンニングは 先っぽを尖らせるためにやります = 切削抵抗を少なくする シンニングにはいろいろあるので 代表的には Xシンニング と Rシンニングがあります 心厚はドリルの真ん中(螺旋を組んでいるところの中央部)です ここが厚ければ強度は出ますが チゼルエッジが厚くなり 切削抵抗が増えます なんだかわかりにくかったかもしれませんが ドリルで穴あけは実に奥が深いです ちなみに、これが理解できると エンドミルで穴開けしていけないことの気がつきます ドリルの研ぎ方http://www.natuo.com/sirilyousitumeinn2kakou23dorirunotogikata.htm
お礼
詳しいご回答ありがとうございます. 勉強がまったく足りませんでした・・・・
お礼
ありがとうございます. 頑張って勉強したいと思います.