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汎用CPUボード「WSB-Q354」の高温環境下での動作に関する情報提供のお願い
- 汎用CPUボード「WSB-Q354」は、高温環境下での動作について情報提供をお願いする。
- 高温側に雰囲気温度を上げた場合、CPU動作に異常を来たす温度帯が存在するか確認したい。
- また、動作異常の原因や対応策についても情報提供をお願いする。
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たぶんこのあたりのCPUボードと思いますが たとえば、産業用のこのボードでも使用温度範囲は60度までです。 http://files.ieiworld.com/files/news/080408/WSB-Q354/WSB-Q354-R10.pdf お使いのボードの使用温度範囲は確認されましたか? 一般的に雰囲気温度の風がでCPUに冷却として使用されますから 雰囲気70度は無謀でしょう。 コアの適正限界は50度程度だったと思います。 冷却ファンの能力は、雰囲気温度-10度程度までと考えて。 徐々に雰囲気温度を上げるのは良いですがCPUのコア温度を監視するべき。 たとえば http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/8259/ 特に最近のCPUは高温になれば、スペックダウン(動作周波数を落とす)するように設定されていますよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Intel_SpeedStep_%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8#Demand_Based_Switching_.E3.83.86.E3.82.AF.E3.83.8E.E3.83.AD.E3.82.B8_.28BDS.29 弊社では経験的に雰囲気は最悪50度までで抑えています(稼動時間が短いものだけ)、 できれば40度まで。 これらの温度の場合ユーザーには故障の可能性を嫌というほど説明して合意を もらったものだけです。 長期連続動作や、安定動作を求めるなら30度以下です。 常時40度を超える雰囲気では飛躍的に故障が発生しました。 たとえCPUが持っても、ケミコンは10度上がると2倍で反比例して寿命が短くなりますよ。 http://www.cosel.co.jp/jp/data/sub06_10.html またHDD等メカ的な動作部分に対しても非常にストレスになります、ある日ヘッドがシークしなくなるとか、ベアリングが焼きつくとか。 弊社ではラックケースに入れたりすると高くつくので、安物のPCラックをビニール幕で覆い アピステの小型クーラーで常時冷やしてます。
毎度JOです。 雰囲気温度が高温の場合、半導体の中心部ではジャンクション温度が上昇し、半導体メーカーの保障対象外になります 特に発熱の大きな半導体は、外気温とジャンクション温度との差が大きく、厳しい環境と言えます 例え発熱の小さな半導体も同様に、高温の環境に晒されます 本件が高温下の実験なら故障を覚悟で使用出来ない事はないでしょう しかし機器として動作する物が、高温下に「晒される」なら使用を諦めざるを得ません 通常高温雰囲気での使用は、機器を密閉箱に入れて産業用のクーラーの設置になります
お礼
JOさん、早速のご回答大変にありがとうございました。 また、参考のURL、ありがとうございました。 再度、使用温度範囲の検証をやってみます。
お礼
ご回答ありがとうございました。 貴重な温特のご教授ありがとうございます。 当該CPUボードは、6インチラックに搭載し、2個のFAN空冷タイプなんですが、CPU付近の測温では動作保証温度範囲だったのですが、ほんとのTjは推測 するしかありませんでした。 ご回答内容より、コアの適正限界を高めに考えておりました。 汎用ボードなので、詳細なスペックがほとんど手に入らず、実機検討での 実力確認になってしまってました。 ケミコンの10度2倍則、勉強になりました。 大変助かりました。