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機械原点とレファレンス点について
- マシニングセンターにおいても機械原点とレファレンス点が異なる機種が存在するのか疑問です。
- もし存在する場合、機械原点とレファレンス点を別にする理由について知りたいです。
- また、機械原点と第1レファレンス点を別にすることによってどのような利点があるのでしょうか?
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昔使っていた MC (門型ではない)はそうでしたよ マシン原点で工具交換すると 壁に当たるので リファレンス点が違うというものです
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回答(3)さん(4)さんのご回答に賛同いたします。 マシニングセンタの原点は、テーブルなりパレットなりを基準にして 1点に決定されてしまいます。 対して、例えば最近の立形マシニングセンタで主軸がX軸のストローク を超えてATCマガジンに直接アクセスするようなタイプは、原点を 意識せずにリファレンス点でATCポジションを設定することになります。 <<<<警告>>>> 回答(1)さん ここは某巨大掲示板でないので、多少のユーモアは許されるとしても 節度の有る文章を心掛けるべきです。そうでない人もたくさんいますが。
お礼
回答ありがとうございます。OTを超えてATCポジションまで行く機械もあるのですね。 勉強になりました。
昔は、完全なアブソリュートのエンコーダーは無いか高価との理由で、使用を控えていました。 その結果、機械原点は各軸の両端に近い場所に設定するが基本でした。 理由は、トラブル時に、原点修復する場合、その軸の左若しくは上か前、又は左若しくは下、 又は後に動かすのですが、原点センサーのどちらに止まっているかで、その選択が変わります。 (モータの回転では、CWかCCWかです) それを容易にするため、端近くに原点を設けると迷わず原点がある側に行けで、殆どのケース がカバーできますし、原点より端側(短い側)に長いドグを設けセンサーで検知していれば、 停止側が原点のどちらかにいる明白になります。そして、長いドグは最小限度の長さで目的 を達成するメリットもでる事になりますから。 以上の理由で、安いマシニングセンターがそのような仕様になっているかは、今では?? ですが、機械原点は設計時の理由で決まる事が多いです。 さて、第1レファレンス点は、使用する側が製品やワークの絡みからこのポジションが都合 が良いや、マシーンの加工タイム等を1秒でも短縮するためにみからこのポジションが都合 が良いとの理由で決めるので、そのように設定できるようにしている筈です。 業界によって、レファレンス点の意味合いが異なるんですね。 レファレンス点(reference position) 機械座標系上の数値制御工作機械の特定位置。機械基準点、ホームポジション、 イニシャルポジション、ツールポジションなどの総称。 ホームポジション:工具、パレットなどの交換に使用する位置 イニシャルポジション:数値制御工作機械が始動するときの位置 ツールポジション:工具の交換に使用する位置 ATC位置;ATC (ATC, Automatic Tool Changer)の位置 でも、基本は変わらないでしょう。 機械原点が動作範囲の端の位置にあったら、ワーク等のセットや送りには邪魔にはならないが、 ツールチェンジする場合、動作範囲量とマシーンの大きさをあまり変えないようにするには、 ATC位置を少し中にして、ツールの取り回しエリアを設定する必要があるかなかな。
門型のマシニングはありそうにも思える。 というのは、マシニングそのものでではないが、近い機能を有するものにこんなのがありました。 門形、前後が長ストロークなのでそれがX軸。 機械原点はテーブルの奥、右側 加工動作は機械座標でみると常にXがマイナス、Yがプラス 動作確認は人間がハスに立って図面を縦向きにして見ながら行う なので原点位置と工具交換位置をどうするかは見易さ、接近性など何を優先するのかで違ってくると思われる。 因みにその機械の工具交換位置(レファレンス点)は手前にXの動作範囲を外れて行います <その位置で緊急停止するとストロークオーバのエラー>
お礼
XYテーブル移動、Zがヘッド移動のMCしかイメージしていませんでした。 門型となれば、マガジンとの関係も違ってきますし、ありそうですね。 ご回答ありがとうございました。
例えば、 何らかの理由でATC位置がずれてしまった場合に、機械原点はそのままでレファレンス点のみで調整できて便利、といった理由と思います。 交換アーム式ATCの立形MCをイメージしていただくとして、機械の組み付け時や修理の際に、交換アームとホルダのシャンクとの位置を合わせるために機械原点や交換アームの位置を変更するよりも、別にレファレンス点を設けてそちらで変更するほうが何かと便利ということです。
補足
ATC位置がずれるというのは、どういった理由でしょうか? ちょっとイメージがつかめなかったので、よかったら教えてください。
(*'へ'*) ンー・・・ そう言われると、疑問に思えますねw 今まで、あまり深く考えたことがありませんでしたw それぞれの製造現場によって、プログラムの加工原点は違うと思います。 ワークの角が原点だったり、ワークの中心だったり・・・。 それは、その会社が長年培ってきた経験の上で、決められることであり、 第3者(この場合、機械屋)が決められることではないと思います。 機械原点=レファレンス点=加工原点だったとしたら、どうでしょう? 様々なメーカーがあるように、ATCの動作の動きって、様々だと思うんですよ。我が社の場合、主軸がレファレンス点に来て、ツーリングを掴むアームが出てきて、掴んだと思ったら、主軸から外すために、下に降りてクルッ、と回転するんですよ。その時、もしワークに当たったら・・・と考えると、ゾッとしてなりません(∀・;) そういう、考えもしない事故を未然に防ぐために、機械原点とレファレンス点をずらしているのではないでしょうか?
お礼
やはり、あるのですね。 ご回答ありがとうございます。