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送風機を流れるガス温度とサーマルトリップについて
- 送風機を流れるガス温度が下がると、サーマルトリップが起こることがあります。
- ガスの密度の変化がサーマルトリップの原因と考えられます。
- 対策としては、ガスの温度管理や送風機の制御などが考えられます。
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皆さんが言うとおり、温度が上がると空気は膨張してブロア内の空気量が少なくなります。 つまり、負荷が軽くなる訳です。 推測ですが、常時回転していてモータ本体の温度が上がっている状態でガス温度が下がり、負荷が増してモータの自己保持がかかっているかもしれません。 また、ガス温度の低下も外気温との兼ね合いも考えられます。 昇温時にサーマルトリップしていないとすれば、上の推測が結構原因として考えられると思います。 (昇温時もガス温度が低いのですから、空気のボリュームのあるので・・・) また、最近発生しているとしたら、回答(2)の方の言うとおり、ベアリングの劣化も複合している可能性があります。 また、サーマル自体も劣化している可能性もありますし、何回も連続して(1時間に4、5回と短時間で)リセットしていると、サーマルの設定値以内でもトリップはします。 クランプメータなどで、動力線の電流値を測定してみたらいかがでしょうか?
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送風機起動時はどうしていますか。 コールド/ホットどちらのスタートにしていますか。 起動時のトリップのことは書かれていませんのでダンパ閉で起動なのかと思いますが。 クランプ等で電流値の実測はされていますか。 若しくはアンメータでチェックしていますか。 おそらく出力の大きい送風機なのだろうと思いますので、高価なインバータをつけたらなどとは軽々しく言えませんが、ストール防止機能等があったかと思います。 が、定格一杯を続けると熱積算トリップの発生も考えられるか。 CTがついているならば、アンメータとの間に0-5Aのディテクトリレーをつけて、過電流になりそうなときに警告出力も出せます。 まずはきちんと測定してみたらいかがでしょう。
回答(1)さんのリンク先の者です 本件の内容の確認ですが 1 あくまで循環ファンである 通常運転中のダクト内温度は高温で安定してる 2 装置を停止させる冷却中でサーマルトリップが発生するのであって 昇温中や通常運転中のモータ運転電流に問題は無いのですよね 3 装置が有る程度冷えてモータが過負荷になる温度は もう既にファンを停止させても構わない温度なのではないのでしょうか? つまり、炉体が冷えたのに何故ファンを回し続ける必要があるのでしょうか? 要するに炉体が冷えたらファンも自動停止させてしまえばそれで一発解決 もし、自動停止機能が無いとしても自動停止機能を追加する大義名分は有るでしょ 「省エネ、節電、コストダウン」と言う魔法の言葉に勝てる 自動停止機能を付けない言い訳は存在しないと思う 例え、「そんな予算は無い」としてもそんなのは理由にならない
モータ選定のマージンが少ないと思います。 直接原因は、 ガスの温度低下による密度の上昇があり、負荷の上昇となって でしょうが、 モータ選定は、常温での選定ではないでしょうか? 温度上昇と抵抗値の変化等があり、考慮すべき内容は多々あります。 もう一度、モータ選定の計算書を再確認してみて下さい。
気体の温度が上がれば負荷は軽くなり、温度が下げれば重くなることは ご存知と思います。 このため、送風機の選定が適切でない場合はサーマルがトリップすること もあります。ただし、古いもので当初問題がなく長期間使用した結果不具合 が発生するのであれば、サーマルの劣化によるものと思われます。 対策としては送風機の選定、サーマルの組合せ等が正しく行われているか 再度確認いただき、設計マージンがきちんととれていなければ部品交換を 行うことになります。 まれに、送風機のモータが絶縁不良を起こしサーマルがトリップすることも ありますし、ベアリングがへたって抵抗が大きくなり負荷の増大になる場合 もあります。 ちなみにモーターの温度が10℃上昇すると寿命は半減することになります ので、使用温度が送風機の仕様を上回っている場合は適切な寿命低下による 早期交換を心掛けてください。