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ソレノイドバルブについて
空圧のソレノイドバルブについてですが、 切替方式でクローズドセンタ、ダブル、シングルとありますが、 それぞれの特徴をどなたか教えて下さい。
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毎度お世話になります。 バルブの出力ポートをA、Bとします。 ?シングル : 通常はAもしくはBの位置にあり、信号を入力している間のみ出力ポートが切り替わる。当然信号が切れると通常の状態に戻る。 ?ダブル : 通常はAもしくはBの位置にあり、それぞれに入力がある。Aに信号入力すると出力ポートがAに、Bに信号入力するとBに切り替わり、信号が切れてもその状態を維持する。 ?クローズドセンタ : 通常はAとBの中間の位置にあり、排気ポートが閉(クローズ)されている。Aに信号入力すると出力ポートがAに、Bに信号入力するとBに切り替わり、信号が切れると通常の状態に戻る。例えばエアシリンダに接続した場合、動作中に信号を切るとその中間位置で維持することができる。 ?エギゾーストセンタ : 通常はAとBの中間の位置にあり、排気ポートが開されている。Aに信号入力すると出力ポートがAに、Bに信号入力するとBに切り替わり、信号が切れると通常の状態に戻る。例えばエアシリンダに接続した場合、信号が切れている状態ではシリンダを手で動かすことができる。 以上、文言がおかしな部分もあるかとは思いますが、ご参考までに・・・。
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> クローズドセンタ、ダブル、シングル という区分は正しいとはあまりいえません 正確には以下のように当方は呼んでいます 3ポジションダブルソレノイド → 3ポジ ダブルポジションダブルソレノイド → ダブル ダブルポジションシングルソレノイド → シングル 機能 例えば モーターを回転させるレバー式のスイッチがあるとします 前に倒すと正回転 後ろに倒すと逆回転するものとします ダブル 普通の切り替えスイッチの機能で 手を離してもその回転状態を保持します シングル デフォルトで後ろに倒れた状態(逆回転) 前に倒している間、正転。 手を離すと逆転 3ポジ 中立のポジションがあります(停止)前後に倒すとそれぞれ回転 手を離すと停止 ここで、3ポジの停止の仕方に3種類あります クローズドセンター プレッシャーセンター エキゾーストセンター この場合の停止は電気と違い流体を使用しているのでその特性がいろいろあります(圧力によって体積が変化する等) 使用用途に応じて選択します 安全対策に使うことが多いので、条件に応じて選択する必要があります (少し難しいのでその場合に応じた助言を求められることをお勧めします)
さらに補足しますが、プレッシャセンタの場合、ピストンの両側にかかる圧力は同じです。 一般的な片ロッドシリンダであれば、ロッド側はの受圧面積がロッド径分少ないですから、 推力にアンバランスが生じピストンはロッド側に移動します。 両ロッドのシリンダであれば推力は拮抗しますので、アンバランスがありませんから 手でも動かせます。(シール抵抗が増大してますから思いかもしれませんが) プレッシャセンタにしておけば、中間停止状態から復旧するときに排気側のエアが たまっていますから、排気絞りでも一気にピストンが動いてしまうことを防止できます。 復旧時のことも考えて、エア回路を検討すべきですが・・・結構難しいですね。
クローズドセンター、エキゾーストセンター、プレッシャーセンターの 三つの切り替え方式があったと記憶している。下記の回答にもありますが プレッシャーセンターは、両方のポートから空気圧が掛かった状態なので、 手動では動かすことは、圧力を抜かない限り難しくなります。 ここで良く使うのが5ポート3位置・・・初めは私も良く分らなかった ソレノイドは自分自身で分解して見ると。。。百聞は一見にしかずです。 機械屋や設計屋は、やはり実際に手に取って見ることで忘れない知識になる ダブルとシングルの説明も下記回答の通りですが、私の使い方としては 普通は2位置の一方はソレノイドで位置させて他方はバネ力により、 位置させる。従って電源が無いときはバネ力の方に位置することになる さてその使い分けですが自動機などで停電もしくはトラブル発生時など 順次復帰させたい時とか、つまりシングルだと一斉に一方に戻るので、 機械自身やワークを壊してしまう恐れや安全上の問題からどうしてもダブル にしたい時が生じるのです。その他の使い方も有るかもしれません参考まで