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バイトの切れとガイドブッシュの関係
- バイトの切れとガイドブッシュのかじり(焼き付き)は関係あるのでしょうか?
- バイトの切れ味が悪くなり、ブッシュがかじり(焼き付き)することはありますか?
- ガイドブッシュのかじり(焼き付き)時に加工油で対処し効果があったが、バイトの切れと関係があるか疑問。
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固定ガイドブッシュの場合 バイトの切れが悪くなることで切削抵抗が増加します 結果 ガイドブッシュに負担がかかり焼き付くことはあります 固定ガイドブッシュは少しゆるめに設定した方がよいです (ロータリーガイドブッシュでは発生しにくいです) 固定の場合はあまり高速回転にしないことです どうしても焼き付く場合は油剤に油脂を添加するとか ガイドブッシュに超硬を貼り付けるとよいと思います ロータリーでもかじりつくことがあります 外形に発生したバリがガイドブッシュに引き込まれるようなツーリングで加工しますとバリがガイドブッシュに引っかかり、チャックが緩い場合はチャックが滑って鋼材に傷を付けます 数個製品を加工し、傷がガイドブッシュに到達したときガイドブッシュに引っかかりカジリを引き起こします
外径切削については、皆さん記載されています様に、切れ味や切りくず処理を考慮しながら選定してください。 結構見落としがちなのが、穴あけです。 機械メーカーでのツーリングでも不慣れな方は穴あけ時にガイドブッシュから材料を突き出さずに加工する場合、特に気をつけなくてはならないのが 比較的大きい穴あけで、且つ材料径が小さい(つまり製品が薄肉)の場合です。製品の精度上振れや真円が厳しい場合は出来ない場合もありますが、極力ガイドブッシュから離して(つまり突き出して)加工しないと熱でやられて しまう場合もあります。 参考までに。
お礼
回答ありがとうございます。 穴あけは、余りやらないので気が付きませんでした。 参考にします。
私もスイスタイプを担当しておりますが、他の方達が指摘されている以外に、切粉の形状もしくは排出方向の変化による、ブッシュへの潤滑不良の可能性もあるのでは。 まだガイドブッシュのカジリなら良いですが、当方はロータリーガイドブッシュと正面主軸のアンギュラーベアリング総交換するはめに。 やはり刃物の交換ははやめはやめが良いと思います。 特にランドの存在するチップには要注意です。 参考までに切込み角90度の前挽きバイトを使えば断続切削でもチッピングしません。 CCET09T301R-SN/VP15TF CCET09T301R-MF/JC5003 CCGT09T301RU1/TASといった様なチップでもです。 おそらくロー付けの方がかじり易いというのは、スクイ面が平面だからではないでしょうか。 スローアウェイでも直線的なブレーカーの製品は切削粉処理及びかじり双方とも、R形状のものより不利の様です。 自動盤の昔の職人は、両頭グラインダーのGC砥石で、ソリッド超硬バイトを成形していたそうですから、ダイヤモンドホイールでは曲線的なスクイ面の研削は、難しいと思います。 尚、サーメットガイドブッシュですが、オーステナイト系には必須のアイテムです。 ワークのトラバース(Z軸の出し入れ時)のかじりが著しく改善しました。 職場では「エーワン」さんのを使っています。 機械はシンコムですが。
お礼
回答ありがとうございます。 お互いブッシュでは、苦労しますね。 チップの型式は、NTKさんの物でしょうか? TAS(コーティング仕様)も試してみましたが、当社では相性が悪く1コーナー使用しただけで残りは今後のため?に冬眠しています。 チップは、DCET0702008R-FX ACZ150を使用しています。 ロー付けバイトでは結構かじりましたが、チップにしてからはかじりの頻度はかなり低くなりました。しかし、ロー付けと比べると刃持ちが悪いです。 (タコ好きさん、たしか以前も回答頂けましたね。度々ありがとうございます。) 追記ありがとうございます。 弊社でもエーワンさんの薦めでサーメットを使用しています。 対応が早いのでうれしいですね。 加工機は、御社より一回り小型?(cincom B-12)です。
補足
バイトチップですが、アプリテック社製の物も使用しています。 (突っ切りは、成形品を使用。)
ガイドブッシュ機では、バイトで被削材をガイドブッシュに押し付けて削っている訳ですが、 バイトの切れが悪くなれば、被削材はガイドブッシュに、より強く押し付けられる事になります. 固定型ガイドブッシュでは被削材の回転に伴い被削材とガイドブッシュの間に摩擦が発生する訳ですが、 より強く押し付けられれば、それだけ回転に対する抵抗が増える事になりますので、 それにより必然的にカジリは発生し易くなるんじゃないかと思います. 勿論、被削材の熱膨張による影響も全く有り得ないとは言えず、 ガイドブッシュとのクリアランスを相当小さく(タイトに)調整してありますと、 被削材の熱膨張による径の拡大で、“すきまばめ”が、より“しまりばめ”の方に近くなる訳ですから、 そのためにカジリが発生し易くもなると思いますが、 果たして固定型ガイドブッシュで実際そこまでタイトに調整するかどうか、微妙なところではあります. カジリが多発する様なら、超硬付きガイドブッシュや、 さらにはサーメット付きガイドブッシュに変更した方がよろしいかも知れません.
お礼
回答ありがとうございます。 現在、サーメットブッシュを使用しています。サーメットブッシュでは、カジリと言うよりは、(破壊)割れてしまいます。 公差が厳しいので、調整はけっこうタイトです。
切れが悪くなれば発熱するので 材料が膨張しかじることはあるんじゃないかと思います 最近のガイドブッシュはその程度は吸収してくれるらしいですが 古い機械だと固定なので温度によってそんなことがあるんじゃないかと おもいます、
お礼
回答ありがとうございます。 吸収するとは、ガイドブッシュも膨張すると言う事でしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 そろそろ締め切ろうかと思っていました。 現在、最高7500回転で加工していますが、あまり高速回転にしないとは、どの位の回転数になりますか? 切削油が疲れてきた時(?)には、油剤商社の勧めでサーチングカットHG-200を数%添加しています。