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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:内径粗加工)

高効率で内径粗加工を行うための刃具の選び方

このQ&Aのポイント
  • 内径粗加工において効率的な作業を行うためには、適切な刃具の選択が重要です。
  • 手研ぎの超硬ロー付けバイトは技能を要するため、他のバイトに比べて成功率が低いことが問題となっています。
  • そこで、高い効率で内径粗加工を行うためには、バイト再研の必要性がない切削工具を探すことが求められます。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

もしかして、穴底が平らになってるんでしょうか. 普通のボーリングバイトはたいがいチップ取り付け角がネガティブなので、 ドリルの先と同じ深さまでは入りません. 一般論として言えば、ボーリングバイトを入れられるのはドリルの肩程度の深さまでです. 穴底を中心まで削るのは基本的にはバイトを外から中に持って行くことになりますが、 それができるのはスローアウェイではごく一部でしょう. 外径でも引き上げ加工はバイトが傷み易くなりますが、 内径で外から中に挽くのもそれと同じで切れ刃への負荷はかなり大きくなります. 例えば、バイトの切り込み角95°のタイプでは、深さで0.1mm食い込んだだけで、切れ刃には1mm強の幅が接触します. チップ取り付けがフラットやポジティブになるか、もしくは切り込み角のよほど大きいものでないと、 壁に突っ込んだ時の負荷で一発欠損するハズです. 芯を大きく抜かない限り、内から外へは挽けません. なぜなら、回転中心に近付くほど切削速度は0近くになり、切削よりも塑性変形の度合いが強まるからです. 外から挽いた場合でも、内径用の不安定なバイトでは中心を突っ切るのは厳しいかも知れません. よほどでなければ、ドリルのチゼル痕をヘソとして軽く残した方がよろしいかと思います. 工具は、最近は小径用の超硬ソリッドボーリングバーを含め、色々なものがありますから 探せばお使いの手研ぎバイトに近い形状のものは見付かると思いますし、 どうしても見付からないとしても、お使いの手研ぎバイトと同じ様な形状のロー付けバイトの製作・再研磨を外注すれば良い話だと思います. シャンクに平取りがあれば、セットアップ時間は大幅に短縮できます. 平取りさえあれば、バイトの突き出し長さをチャック端面等で決める事ができますから. 粗挽きなど、底の平坦さが必要無い場合は、ドリルの後、二枚刃エンドミルを突っ込む様な事も可能ですし、 (四枚刃よりは、二枚刃の方が切り屑の掃けが良いです) エンドミルでは切り屑が出難いなら、普通のドリルの後に先を平たく研いだドリルを使います. 最近は、OSGから「座繰り用エンドミル」という呼び名のドリルも出ていたりするなど、 使える既製品がかなり増えて来てます.

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございました。壁に突っ込んだときの削りにくさがよく 理解できました。すみません、本文回答の中でわからない事が シャンクの平取りとはいったいどういうものなのでしょうか? それとロー付けバイトの手とぎ再研磨をやってくれる会社は あるんでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.2

材質が、焼結とありますが、「何」を指しているのでしょうか? 加工機は旋盤でしょうか? 僕は旋盤士ですが、良くやる手法は、四枚刃のエンドミルをMCから借りて、ある程度広げておき、センターまではしれる刃物を用いて、底をミル径まで少しずつ追い込んでいきます。(刃物の最小径からミル径まで) その後、本加工に移る感じです。 切り込みは、硬い材料だとそれほど大きくは出来ないでしょう。 回転と、プログラム内容で工夫しています。 京都セラミックさんのエクセレントバーを好んで使っています。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 焼結のD-40という材質です。加工機は旋盤です。 量産物なので数量ができることというのも厳しい条件です。 京セラさんのエクセレントバーで底を挽いてみるのも ひとつの手ですね。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

研ぐ技能はソコソコありますが、もう役に立たない。。。何処ででも買えます。 例えば、イゲタロイのカタログP15あたりで充分では? 底を中心まで挽かなければ、もっと大サイズでもOKです。 逃げ口上になりますが、設計、加工の両刀使いなので、設計側から見て 底面を中心まで完全に挽く必要があるのか?と疑います。 底面に相手部品が当たるとしても、中心まで当てなければならない使い方は思いつきません。寸法上も不安定になります。 ドリルの粗加工で中心を逃がしておく、底の厚さがなく貫通不可とか、見栄えが問題ならドリル深さの精度を上げてφ0.5程度でも窪ませるとか。 バイトのブレーカ形状、ノーズRの選択は必要ですが、回転数の限界から中心付近で削りが違ってくるのを無くすのは、加工原理上難しいと思います。 回避手段は、工具、運動方向を変えるとかになって、能率良く削ることと相反することになるでしょう。

参考URL:
http://www.sumitool.com/news/common/BoringToolHolders_2.pdf
noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。部下がスロアウェイにしてくれというので超硬ボーリングバーを買って任せたら5本以上折った・・・泣きたい気分です。 調べると「底を中心まで挽く」ところで異常な音がするんです。よくよく考えるとブレーカー形状が合っていないかと思いました。この底を中心まで削るときの引き削りはよくないんでしょうか?悩んでます。内径の中心から内径側へ底で押し削りなんてのもありなんでしょうか?