- 締切済み
ねじについての基礎知識と使い方のポイント
- ねじの使い分けや特徴について解説します。MねじとWねじの違いや座金の役割、管用平行ねじとWねじの違い、そして管用テーパーねじの気密性についても説明します。
- ねじの使い分けや特徴に関して詳しく解説します。MねじとWねじの使い分けや良い点・悪い点についても触れます。座金の役割やゆるみ防止の仕組みについても説明します。
- ねじの基本的な使い方や特徴について解説します。MねじとWねじの違いや座金の役割、管用平行ねじとWねじの違い、そして管用テーパーねじの気密性についても詳しく説明します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
皆さんの回答とダブりますが、 Q1 ねじでMとWがあると思いますがそれぞれの使い分けがイマイチわかりません A1 Mがメートルねじ、Wがウイットねじ(インチ表記)です。 ウイットねじと同じ様な表記(インチ表記)のユニファイ(UNF)ねじもあります。 以下のねじ資料の『ねじ規格』を確認下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AD%E3%81%98 ユニファイねじは、以下の『ねじデータベース』を参照下さい。 http://www.forming.co.jp/database/index.html Q2 ねじによく緩み防止の為に座金等を付けますが、何故、一枚かませるだけで… A2 座金等を付けると、ロスが少なくねじが締付けられます。すると、軸力が上がり 結果的に緩み難くなるが、大きな理由の一つです。 座面の大きなロスを考慮して、強く締付けますと、万が一座面ロスが小さかったら 締付けでねじが破断する危険性があるので、座金を付けてロスを低目で安定させ、 ねじ軸力も高目で安定させる目的があります。 Q3 管用平行ねじとWねじってなにか、違いがあるのですか? 管用テーパーねじはよく気密性が必要な部位で使用されていますがなぜ気密性がいいのですか? A3 管用平行ねじとWねじってなにか、違いは、 A1のねじ資料の『ねじ規格』を確認下さい。概略が判ります。 Wはインチ表記類です。 管用テーパーねじの気密性は、通常のメートルねじは平行で、締めても締めても ねじの軸方向の隙間は変わりません。<座面で気密保持するしかありません> しかし、テーパーねじは締付けると、ねじの軸方向の隙間が無くなり、密着性が 増します。また、ねじ効果に加えて、テーパー効果(何れも楔効果と同様)で、 より密着性が増す力が働き、密着します。 そして、より気密性が確保できる機構を有したねじとなっています。
1.について 新規で設計を行う際、ウイットねじ(Wねじ)は、あまり考慮しなくてもいいと思います。 日本国内で使われる大半のねじは、メートルねじです(アメリカなどの製品を組み立てる際に、ユニファイねじを使うこともありますけど)。 ねじの入手性を考えても、わざわざウイットねじを選択する必要性はないように思います。 ですから、 メートルねじ:これを使うことを原則に設計 ウイットねじ:組み付ける相手がウイットねじを使っている場合、選定する と言う風に使い分けてはいかがでしょうか。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 やはりMねじが主流なんですね Wをわざわざ使う理由もなさそうですね
“M”は「ISOメートルねじ」、“W”はインチねじの一種「ウィットワースねじ」です. 性能的には大した違いは無いと思いますが、ウィットワースは呼びなど一切合財にインチ系の数字を使うので、 メートルを主に使う日本では使い難いものがあります. 例えば、「10mmくらい」というところから 「3/8インチ(=9.525mm)」という数字はなかなか思い付かないでしょう. 平座金は、座面の滑りを良くしたり、座面の負荷を分散したりする効果があります. また、ねじ穴の入り口というのは面取りと言って少し大きめに開いている事が多いのですが、 そのために直におねじを入れると座面の接触面積が少なくなってしまいます. ゆるみ止め目的では、よく平座金と一緒に「バネ座金」というのを入れますが、 平座金だけでも、座面の滑りが良くなったり、わずかでも接触面積が増えたりする事で、 よりしっかり締まる事になり、結果として僅かに緩み難くなるかと思います. ISO/JISの管用平行ネジは、ねじ山55度のインチねじなので、 まあ言ってしまえば確かにウィットワース系ですが、外径寸法が違います. 管用ねじは管の内径を基準に設計されているので、 例えばG1/8なら外径9.728mmと、3/8インチ(=9.525mm)よりも少し大きい、 かなり中途半端な寸法になっています. 管用テーパねじについては、平行ねじでは相対するねじ山の頂と谷底との間に必ず隙間ができるのに対して、 (意図的に隙間を作らないと嵌め合わせが難しい) ねじそのものがテーパ状になる事で締め込んだ時に相対するねじ山の頂と谷底とが密着できるのです. 実際には、ISOの英式管用テーパねじ(BSPT)ではシーリング材を使わないと厳密な気密・液密性は確保でないと思いますが、 平行ねじよりねじの雌雄間の隙間をかなり小さくできる特徴があります.
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 う~ん、奥が深いですね。。。 後はもう少し自分で色々調べてみます^^
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 なるほどって感じです! 後は一人でじっくり読み直しみます^^