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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:テーパーねじと平行ねじの使い分け)

テーパーねじと平行ねじの使い分け

このQ&Aのポイント
  • テーパーねじと平行ねじの使い分けについて知りたい
  • 管用テーパーねじと管用平行ねじ、どちらを使えば良いか迷っている
  • ガソリンコックのおねじの規格がNPTで、めねじを作製する際にNPTかNPSかで悩んでいる

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

理想形状で加工されていると仮定した場合テーパーおねじとの組み合わせなら、 テーパーめねじ:ねじ込んだ部分、全体のねじ山が密着 平行めねじ:口元の1山のみねじ山が密着 となるのでテーパー雌ねじの方が耐圧が高く、漏れの危険も少ないと思われます。 ただし、現実の加工となると若干事情が変わります。 旋盤でのねじ切りやプラネットタップなら理想形状に近いとみなせると思います。 しかし、一般には雌ねじ加工はタップを使うと思います。 この場合 テーパーめねじ:  テーパー形状のため「さらえ」ができません。  このため、ねじ山にバリがどうしても残ります。  また、規準径を確保するためにタップのねじ込み深さの管理は重要です。 平行めねじ  平行形状のため「さらえ」ができます。  このため、ねじ山のバリはなく滑らかになります。  また、一定以上の深さがあればいいのでタップのねじ込み深さの管理は簡単です。 よって、テーパー雌ねじではバリ部分をシール材が埋めることができずに漏れが発生する危険が出てきます。 以上から耐圧性やシール材、加工方法でどちらがいいか変わってきます。 素人考えでは テーパーねじがいい事例  旋盤、プラネットタッピングでねじ切りする場合  耐圧性が必要な場合  ねじ部にトルク負荷がある場合 平行めねじがいい事例  タップで加工する場合でもれの危険を減らしたい場合 どちらでもいい事例  接着系の液体シール材を使う場合 以上のようになると思います。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。非常に勉強になるアドバイスで、知りたかった事ばかりだったので感謝しています。アドバイスを参考にもう一度再考してみます。ありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#230359
noname#230359
回答No.4

ガソリンコックとくれば、 発電機や汎用エンジンの、燃料タンクのコックか、 二輪車のコックくらいしか思い浮かばないのだが・・。 灯油なら、石油ストーブのタンクにもコックがある。 良く知っている二輪用について記しておきます。 国産車なら、オス・メス共に、平行ネジです。 雌ネジ側にパッキンを設け、雄ネジ端面とでシール。 パッキン材の選定の方が重要です。 以下、参考知識。 ネジサイズは、全社を通じて2種類くらいしかない。 本田-川崎,山葉-鈴木 だったか、 本田-鈴木,山葉-川崎 の組み合わせだったかが、同じサイズ。 二輪用はケーヒンやミクニ,愛三系列のTK等、メーカーも少ない。 私なら、自作せずに市販品の組み合わせで対処しちゃうな。 どうでしょう?

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。違う側面からのアドバイスで、勉強になりました。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

過去ログにもあるように、海外状況と日本の状況も異なります。 また、日本の中でも異なるし、外資系が多かったガソリンスタンド(米国メジャー)の名残り から、外資系の規格も可としている場合もあるでしょう。 NPTの場合の雄ねじと雌ねじの組み合わせは、旧規格になっているかもしれませんが、貴殿の 記載の内容組み合わせになっている記載を以前(30年程前)見たことがあります。 日本での旧規格では、PTねじの規格にPSねじ使用例が記載されていました。 それと同じように、記載があったと思います。

参考URL:
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=282551&event=QE0004
noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

JIS B 0203 : 1999・・・以下はそのコピーである・・・ 附属書 1(規定) ISO 7-1 に規定されていない管用テーパねじ 1. 適用範囲 この附属書は,ISO 7-1 に規定されていない管用テーパねじに ついて規定したもので,管,管用部品,流体機器などの接続においてねじ部の 耐密性を主目的とするねじに適用する。 なお,この附属書のねじは,次回改正時に廃止年限を明らかにする。 2. 種類 管用テーパねじの種類は,管用テーパおねじ,管用テーパめねじ及 び管用平行めねじ(1)とする。注(1) この管用平行めねじは,管用テーパおね じに対して使用するもので,JIS B 0202の附属書(規定)に規定する管用平行 めねじとは寸法許容差が異なる。 +++++ 要するに、管用テーパおねじには管用テーパめねじ:Rp(PT)が望ましい。 但し、管用テーパおねじ:R 用の管用平行めねじ:Rc(PS)が規定されているが ISOには規定が無いようです。気密性を重視すれば前者が望ましいと思います JISにも明確な規定はないようだが、後者の場合は極力避けた方が良いだろう 特に管用平行めねじ:G であれば、機械的接合に留めなければならない 目で見ただけでは、Rc(PS)かGなのかは判別は交差違いのみで難しいだろうと 思う。従ってガスケット等で気密をしなければ当然漏れてしまう訳なのです 「ガソリンコック」がRc(PS)かGなのか?は判りませんが前述の通りなのです JISD3606:自動車用電気駆動式燃料ポンプでは、Rp(PT)ねじしか規定が無いネ ちなみに圧力計のねじはGまたはRp(PT)ねじですから、Gねじであれば銅製の ガスケットが付属されている。漏れを重視する液体ならRp(PT)ねじがベストだ しかし更に高い圧力では欧州では特にGねじ+ガスケットが用いられている様子 以上のようにJIS管用ねじは過渡期にあり、かなり判り難いかもしれません 再度、JIS規格から引用いたします↓ JISB 0203 : 1999 参考 この規格の管用平行めねじと,JIS B 0202 に規定する管用平行おねじとを組み合わせる場合は,関連する製品規格でめねじの寸法許容差を考慮しなければならない。このようなねじの組合せでは,耐密性を確保できないことがある 附属書 2 耐密性の向上を目的とした管用テーパおねじの精度(1 種) 高圧用は,1MPa を超える圧力の配管に適用し, 低圧用は,1MPa以下の圧力の配管に適用する。 +++++ これからは私見です NPT・NPSというかネジについてもJISはアメリカの規格に準じて作成されており JISとは管の規格の違いにより管外径が異なるだけでネジ規格自体は非常に 似ているというか略同じと考えて構わないっと思います (ANSI/ASME B1.20.1がアメリカ管用ネジ規格NPTになりますので・・・) NPTネジでは耐圧ではJISよりもかなり高く設定されているようです (http://kupro.homeip.net/katalogu/Swagelok/MS-01-140.pdf ←6/65Page) 再度の結論・・・NPTメネジにもNPTオネジが望ましいと思います また御存知と思いますが、適正なシーリング材(シールテープ等)を使用して 適正な締め付けトルクで施工しなければならないことはネジ接続では必然です 御存知とは思いますが・・・要らぬ心配のような気もする NPTネジを製作するということですけどネジゲージが無ければ検査もできません 従って、専門の加工業者に任せるなど安易に考えない方が良いと思います

noname#230358
質問者

お礼

追記ありがとうございました。非常に勉強になりました。 アドバイスを踏まえて再度検討してみたいと思います。 貴重なお時間をいただいて回答してくださってありがとうございました。

noname#230358
質問者

補足

いつも丁寧に教えていただいてありがとうございます。勉強になります。 ちなみにガソリンコックのおねじ規格はNPTでして、めねじを作製しようと思っています。その際にめねじはNPTかNPSのどちらが良いのかで迷っていました。 NPTの場合もJISを参考にしても良いものでしょうか?