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熱硬化性樹脂の特性とは?
- 熱硬化性樹脂は塑性変形をしないが、一部の論文では弾塑性体として扱われていることがある。
- 通常、熱硬化性樹脂は応力を与えても変形せず、ある応力値に達した時に破断する。
- そのため、熱硬化性樹脂は一般的には塑性変形をしないと考えられているが、一部の条件下では弾塑性を示すこともある。
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熱硬化性樹脂の多くが硬いのは当たっているが、金属ばねのような素直な弾性変形はしないから、僅かながら塑性変形もあるです。 『応力を与えても変形せず』は、物質一般に有り得ないです。 熱硬化性樹脂の伸びについて、?-?としてる特性一覧表も多いが、示してくれてるものもあります。 伸び フェノール 1.0~1.5 エポキシ 4(GF) メラミン 0.6~0.9 PPS 1.3(GF) 低密度PE 90~800 これは熱硬化性だけに限ったものでなく、スーパーエンプラの PPS などはエポキシ以上に伸びない、硬いを実感します。 何故そうなるかについては、下記のサイトが判りやすいです。 粘弾性を含めた破壊に至るシミュレーションをされるのではと推察します。 ●ソフト会社のデータベースを利用する(多分有償だし持ってるか?) ●材料メーカを当たる。シミュレーションを基にした設計手法が増えてい るのでメーカとしては対応しつつあるのではと推定するが、手間は膨大 に増えるので限界もあるはず。 ●上記でデータが得られなければ、試料による試験を実施して取得する ●取り敢えず推定値を入れてシミュレーション。試験片、モデルさらには 実物での強度試験の結果を得、一致しなければ推定値を逆修正するた め、シミュレーションを繰り返す。 私はシミュレーションに関する知識は乏しいですが、発表会などで関係者に聞いてみると、後者の方法はシミュレーション技術者の勘、技能的能力として必要なことと語ってます。 ?僅かながらの塑性変形?なら、それも易しいのでは?
- 参考URL:
- http://www.ssac-k.net/
回答(1)さんと同様に熱硬化性樹脂でも弾性領域を持ちます。 さらに加温すると弾性領域は変わってきます。 熱硬化性樹脂でも熱変形温度(加熱して変形する温度)は存在します。
熱硬化性樹脂でも弾性変形領域は存在するはずです。 ただ、延性材料とは違った応力-ひずみ曲線になります。
お礼
ありがとうございます。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 弾性域で変形するということは承知の上で、塑性変形はしないのではないかという質問にするつもりでした。質問文が言葉足らずでした。すいません。 回答の件ですが、わずかながらの塑性変形もあるということでしたが、 エポキシ樹脂の塑性時の硬化則なるものはご存知でしょうか?それとも、塑性域はわずか過ぎてそこまで判断できないのでしょうか? よろしくお願い致します。