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スクリーン印刷ベタ塗り最適条件
- スクリーン印刷でベタ塗りする際に発生する印刷ムラやスジの原因不明の問題について、最適な条件を探求します。
- メッシュの細かさやスキージの角度・硬度・スピード、インクの粘度などの要素を調整することで、きれいに塗ることができるような最適条件を見つけ出しましょう。
- また、硬化剤入りのインクがすぐに硬くなる場合にはどう対処するかについても考えます。
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印刷屋です。 質問の回答遅くなりました。 ?硬化剤入りのインクの場合、硬化時間の長さ(ライフ)が重要です。 硬化が始まると、粘度が上がり⇒版離れが悪くなる⇒版からの抜けも悪くなる⇒版側にインク残り⇒泡等が発生(印刷欠け)の流れが考えられます。 回答(3)に在る、「熱硬化」や「UV硬化」の方が条件出しは安定すると思います。 ?スキージスピード/角度/硬度は現状で問題無いと思います。 ?他の「印刷条件」と致しましては、印圧を余り掛けない方が真ん中をエグル事は押さえられます。(※但し、膜厚は厚くなります)
パターンの横幅が10センチでしたら、スキージの長さを30センチほど取り、 スキージの端の方で印刷するようにすると、返しの時にスキージから垂れるインキがパターンの上に乗りにくくて良いですよ。 ベタ印刷ならおっしゃっている条件でほぼ良いのではないでしょうか? あとはインク粘度はにじまない程度に低い方が良いと思います。 クリアランスは多めに取って、版のテンションも強くした方が良いと思いますよ。
回答(1)さんの内容がほとんどですが、少し付け加えさせていただきます。 ベタパターン(特に大きな)の場合は、パターンの中央部が薄くなりやすいです。これはエッジ部は乳剤の厚さでインク厚が確保できますが、中央部はメッシュ厚さ分しか確保しにくいためです。この現象がムラのように見える場合があります。 また、インク返し時のパターンコートが不十分な場合には、曲線的なスジ上のムラが現れる場合があります。これは、不完全なインクコートが模様となって現れるためです。 通常スクリーン印刷で硬化時間の短いインクを使用するケースは、粘度管理やスクリーン寿命(目詰まり)等の面から少ないと思います。 熱硬化やUV硬化型のインクを探されるのがいいかと思います。
素人考えで失礼します。 粘度が上がりすぎてるのではないでしょうか?ふたをあけて溶剤の揮発したペンキを刷毛で塗ると筋がつくのと似ているような気がします。 硬化剤入りのインクとのことで、少量を小分けに使うと良いのではないかと思います。使わないインクはすぐに所定の保管に入れておきます。 ご参考になれば幸いです。
「スジ」と「ムラ」では原因が異なると考えます。 ?ムラ⇒印刷後半に半月状のムラ?で有れば版離れが遅れていると思います。 【対策】⇒版離れの遅れを緩和させる(クリアランスアップ、版のテンションを上げる、スキージスピード遅くする、etc) ?スジ⇒スキージストローク方向に一直線に「スジ」が出るのであれば、スキージの直進性や傷が原因と思います。 【対策】⇒再研磨して傷等を除去する ?規則性無しに所々「むら」「模様」が発生していれば、ペーストコート前に印刷エリアにペーストが落ちて模様の原因になっているのでは・・・? 【対策】⇒?(印刷条件次第・・・?) 質問後半の「印刷条件」は、ペーストと印刷出来栄えの狙い所が解らないので回答は?です。
お礼
回答有難うございました。 「ムラ」よりも特に「スジ」が問題になっています。 それ以降でわかったことがあるのですが、スキージングする際、コートして返したインクをスキージが引きずって、それを引きずったままスキージがパターンを通過して、それがスジのように見えることがわかりました。 スキージ開始点からパターンに入るまでの距離を長めにとって、引きずりがパターンに入るまでに終わる(切れる)ようにして対応していますが、それでも解消されません。 質問後半ですが、 例えば?市販のカラーインク場合、?硬化剤入りのいんくのような、すぐ硬くなるインクの場合 それぞれ出来栄えとして、上記のようなスジ、またはピンホールが無いことを条件として、何かアドバイスはございませんでしょうか。ムラは多少あっても結構です。