- ベストアンサー
マザックのマシニングで金型をつくっている会社の特徴とは?
- マザックのマシニングで金型をつくっている会社は少ないのか?剛性が弱く精度が狂いやすいとの噂もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
- マザックのマシニングで金型をつくっている会社の特徴はGコードが一般的ではないことや、マザトロールでのプログラム修正の難しさなどです。最近の機械での話を中心にアドバイスをお願いします。
- マザックのマシニングで金型をつくっている会社は少ないですが、剛性が弱いとは言えません。精度の狂いについても個体差がありますので、適切なメンテナンスとトレーニングを行えば問題なく使えます。Gコードやマザトロールに関しては使用方法や修正の手順をマスターすればスムーズに操作できます。最新の情報やアドバイスは専門家に相談してください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんばんわ。 マザックのマシニングで金型を作っている会社は・・・ との質問ですが、答えは「ずばり少ない」です。 何故そうなのかというと、昔の名残が大きいところがあります。 昔から、金型=牧野とされているのは、汎用フライスが丈夫だった経緯が有ります。 金型はダイス鋼や鉄をバリバリ削るので牧野が重宝されました。主軸が強かった。 現在ではマシニングが主流ですので、精度差は特に変わりません。 ぶつければ、何処のメーカーの機械でも精度は狂いますし壊れます。 ぶつけても丈夫と言うのは、おかしな話ですよね (^^; (弱いわけではありません。どのメーカーでも同じく「高精度=精密」なのです。) GコードもFANUCと同じコードでほぼ使えます。 マザトロールはマザック独自の物なので使い勝手は人によりけりですね。 簡単にプログラムが作れますが、Gコードのように表示はされません。 ※形状も限られています。CAD/CAMのようには使えません! 次ブロックは確認出来ますが、4つ先などは見られませんね。 新しいNCはヴァーチャルマシニングで3次元で確認出来ますので便利ですね。 マザックはテクノロジーセンターが沢山あるので実際に見られると良いですよ。 当方は安田、牧野、森、大隈、松浦、マザックと様々な機械を使いましたが 安田を除いて同等の機械だとおもいますよ。 個体での特徴はありますが、使い方次第といったところですね。 最後に、機械選定は実際に見に行って触る事をお勧めします。 営業だけではなく、営業技術や技術部の人間にも説明してもらうと詳しく分かります。 でわでわ >>次ブロックは確認出来ますが、4つ先などは見られませんね >ということですが、次ブロックはGコードでない状態で確認できると >いうことでしょうか? 次ブロックはポジション画面で確認出来ます。(次動作の座標が出ます) これは他社も同じく表示されますね。 >あと対話のマザトロールではなくUSBなどで外部からNCデータを入力したときはGコードが加工中に表示されますか? 加工中にポジション画面で確認出来ます。 >また修正できますか?その場合は4つ先も見えますか? 修正はバックグラウンドで可能です。実行しているプログラムでも編集出来る機能があります。※オプションだった気がします。 >>新しいNCはヴァーチャルマシニングで3次元で確認出来ますので便利ですね >これは3DCADがあれば、使う工具などをモデリングして登録したら3Dでの干渉がチェックできるのですか? >ただその干渉チェックも対話でつくったプログラムのみですよね? 工具とモデル、治具等を登録して干渉確認します。当方はCADで作成した物を使っています。簡単な形状はCNC上で作成出来ます。 因みにマザトロールだけではなくEIAプログラム(通常のNCプログラム)でも同じ事が出来ます。 >>安田を除いて同等の機械だとおもいますよ >剛性の面などでも同等なのでしょうか? >同じレベルの機械で比べたときにメーカー間の差はないということでしょうか? 剛性面との事ですが、比較対象機にもよります。コラムタイプと門型では同じ大きさでも剛性が違いますからね。 同タイプ・同サイズと仮定すれば大差はありません。 最近はツールも高速加工が普通です。昔のようにラフィングで削るよりもエアブローで高速切削の方が早いですから、剛性差が出にくいのでは? 剛性を気にされる方が多いですが、どのような加工をされるのか分かりません。 昔なら「剛性や高耐久」と言われていますが。最近は「高精度・高速」が主流です。 加工方法に機械のニーズも変わってきてると思います。 機械ベースの剛性ではOKKも良い鋳物だと思いますよ。まさしく剛性みたいな・・・ww 機械は様々な要素が絡んでいます、主軸剛性、軸剛性、ベースの剛性、等々 全ての剛性が揃っている機械は早々ありません。 なので以前の回答でも言ったように「同等」と書きました。 >>次ブロックはポジション画面で確認出来ます。(次動作の座標が出ます) >>これは他社も同じく表示されますね。 >Gコードではなく座標で表示されるのですね。 >対話で作ったプログラムはGコードではなく座標で表示されるのはたとえば、森精機などの他社でも同じことでしょうか?また4ブロック先まで見れない事など。 対話機能はGコードを内部で処理しているだけです。Gコード自体は表示されませんが、次ブロックはどのメーカーでも座標表示されます。 >>修正はバックグラウンドで可能です >編集画面でも可能ですね? 編集画面でも可能です。 >>工具とモデル、治具等を登録して干渉確認します。当方はCADで作成した物を使っています。簡単な形状はCNC上で作成出来ます。 >3DCADで作ったデータを登録できるファイル形式は何でしょうか?stepですか? パラソリッドは可能です。詳しくはメーカーに聞いて下さい。 >>コラムタイプと門型では同じ大きさでも剛性が違いますからね >コラムとは普通のやつですか?門型の方が、剛性がないのでしょうか? コラムタイプマシニング、VCN、V56、等々 門型タイプマシニング、SMM、RB-M、等々 コンセプトが違うので剛性を比べるのはナンセンスです。 有名メーカーのリンク貼っておきますので見て下さい。(新日本工機様) http://www.snkc.co.jp/japanese/index/tec_mon.htm >>因みにマザトロールだけではなくEIAプログラム(通常のNCプログラム)でも同じ事が出来ます >これはCAMで作ったNCデータをマザックの機械に入れて3Dデータが機械に登録されていたら、3D加工などでも、そのバーチャルマシニングという機能で干渉チェックができるということなのでしょうか? 同じ事が出来ます。 >>剛性を気にされる方が多いですが、どのような加工をされるのか分かりません >ドリルやタップが多い場合などは剛性のある機械でしょうか? >多いとしてもSKS3などにM30くらいまでのタップなら高精度・高速 の機械の方でも十分でしょうか?40番の機械で タップを加工する場合は加工方法が色々あります。 ?通常のタップ工具で加工する。 ?プラネットタップで加工する。 機械に合わせた加工で剛性は特に気にならないと思います。(加工時間共に) M30をダイレクトにあける場合は40番では不可能に近いですし・・・ でわでわ >?はヘリカル補完でタップを切るやるですね? そうですね、ヘリカルタップですね。 >>M30をダイレクトにあける場合は40番では不可能に近いですし・・・ >その不可能というのは?番のやり方のことですね? そうですね。?番ですね。 >40番ならMいくつまで可能でしょうか??番のやり方では、SKS3として SKSなら深さにもよりますが、M16辺りで苦しくなってくるでしょうね・・・ >工具とモデル、治具等を登録して干渉確認します。当方はCADで作成した物を使っています。簡単な形状はCNC上で作成出来ます >ワークは結構大きさが変わるから機械側でぱぱっとでつくるとして、ジグが同じでもクランプ位置が変わった場合はその度に機械側でクランプ位置の変更を教え込ませるのでしょうか? >それは結構面倒なことですか?クランプの位置はどのように指示するようになっているのでしょうか。 クランプ位置の調整は機械側(CNC装置)で行います。CADデーターの原点を自分で覚えておく事が必要ですね。 例えば、治具の中心をX0.0、Y0.0、Z0.0として作成してるなどの情報 それを元に機械にセットした現物の位置を機械に入力する事になります。 面倒な作業かと聞かれると・・・面倒ですけどね。。。 ですが、当方は別のシミュレーションソフトも使用していますが、何を使うにしても位置情報や設定は自動ではないので面倒です。(同じ作業が必要) 時間を費やす価値があるのかどうかは本人次第です。 機械をぶつける可能性を減らすんであれば非常に有効な作業ですから。 当方は干渉しそうな物だけシミュレーションを使います。通常の3Dでは干渉は目視のみです。 当方のCAD/CAMにはシミュレーション機能があるので、使用はオリジナルマクロや手製のプログラムを見るのに重宝してます。
その他の回答 (3)
機械的なところは貴方が欲しいデータを各会社から貰うことですよ。 何がいいか悪いか考える材料になります。 特に必要なものは詳細加工内容を添付して依頼する。 とりあえず規格にある工作精度(B6336-7参照)を依頼うるのも手です。
機械の評価では一般的には下記のような点が基準にされる事が多い。 1.機械剛性 2.位置決め精度 3.早送りなどの速度 4.制御装置 5.使い勝手(接近性など) 6.主軸の構造(剛性・高速性) 7.メーカーの信頼度 8.その他 MAZAK はどの点を取っても他社にそれほど劣っているとは思えません。 しかし、歴史的に金型用の機械を作りだして歴史が浅い 牧野などは古くからの歴史があり Know-how も十分です 技術的こだわりなら安田工業。加工と機械のレベルはさすが安田。 位置決め精度などは今の技術では電気的にも補正がききます。 しかし 8に上げた主軸構造(精度)は重要です 単に回転が上がるだけで無く、高速回転時にも低速域でも剛性があり 振動も振れも少ない主軸が高品質の機械だと思います。 MAZAK が金型業界で少ない理由は歴史と Know-how だと思われます。 Know-how と言うのはこの場合、金型にどれだけ精通しているか 加工方法も含め色々な事例をこなして得られる物です。 機械的にもそこで得られた物がフィードバックされる訳です。 実際、金型と言っても千差万別 各メーカーは各々得意分野を持っています。 金額的に糸目をつけずに機械を作れば良いのですが、そうも行かない 出来るだけ低コストで導入したいのが人情です もうすぐ JIMTOF が開催されますので各メーカーのサンプル加工などを よく見てみる事をお勧めします。 同じ主軸構成でも振動や回転精度・主軸剛性には違いがありますよ。 機械の良し悪しについては個別の機械での評価になります。 メーカーとしては差は無いように思います。
補足
ありがとうございます。 >牧野などは古くからの歴史があり Know-how も十分です >MAZAK が金型業界で少ない理由は歴史と Know-how だと思われます そのノウハウとは 単に回転が上がるだけで無く、高速回転時にも低速域でも剛性があり 振動も振れも少ない主軸 の点においてマザックは牧野などに及ばないということでしょうか? ありがとうございます。 >Know-how と言うのはこの場合、金型にどれだけ精通しているか >加工方法も含め色々な事例をこなして得られる物です その加工方法も含め色々な事例 金型にどれだけ精通しているか について森とマザックでは差がないでしょうか?
「金型」とはどのようなものを指しているのでしょうか?3Dの精密ならマザトロール云々ではなくCAMになってくるのでは?(当方のマザックのMCにも3D機能はありますが・・・。) 剛性に関しては巷で「マザックは剛性がない」と言われてますが、その方たちはマザックを使っているのでしょうか?回答(1)でもありますが、他メーカーと遜色ないと思います。私も他メーカーのMCを使ったことがあります。普通の金型(?)であれば問題ないです。小径ボールを使うような加工であれば剛性より回転数では? (当方、マザックの回し者ではありませんw)
補足
ありがとうございます。 >次ブロックは確認出来ますが、4つ先などは見られませんね ということですが、次ブロックはGコードでない状態で確認できると いうことでしょうか? あと対話のマザトロールではなくUSBなどで外部からNCデータを入力したときはGコードが加工中に表示されますか? また修正できますか?その場合は4つ先も見えますか? >新しいNCはヴァーチャルマシニングで3次元で確認出来ますので便利ですね これは3DCADがあれば、使う工具などをモデリングして登録したら3D での干渉がチェックできるのですか? ただその干渉チェックも対話でつくったプログラムのみですよね? >安田を除いて同等の機械だとおもいますよ 剛性の面などでも同等なのでしょうか? 同じレベルの機械で比べたときにメーカー間の差はないという ことでしょうか? ありがとうございます。 まだわからないことがあり何点か質問させて頂きます。 お願いします。 >次ブロックはポジション画面で確認出来ます。(次動作の座標が出ます) >これは他社も同じく表示されますね。 Gコードではなく座標で表示されるのですね。 対話で作ったプログラムはGコードではなく座標で表示されるのはたとえば、森精機などの他社でも同じことでしょうか?また4ブロック先まで見れない事など。 >修正はバックグラウンドで可能です 編集画面でも可能ですね? >工具とモデル、治具等を登録して干渉確認します。当方はCADで作成した物>を使っています。簡単な形状はCNC上で作成出来ます。 3DCADで作ったデータを登録できるファイル形式は何でしょうか? stepですか? >コラムタイプと門型では同じ大きさでも剛性が違いますからね コラムとは普通のやつですか?門型の方が、剛性がないのでしょうか? >因みにマザトロールだけではなくEIAプログラム(通常のNCプログラム)で>も同じ事が出来ます これはCAMで作ったNCデータをマザックの機械に入れて3Dデータが機械に登録されていたら、3D加工などでも、そのバーチャルマシニングという機能で 干渉チェックができるということなのでしょうか? >剛性を気にされる方が多いですが、どのような加工をされるのか分かりま>せん ドリルやタップが多い場合などは剛性のある機械でしょうか? 多いとしてもSKS3などにM30くらいまでのタップなら高精度・高速 の機械の方でも十分でしょうか?40番の機械で なんどもありがとうございます。 >40番の機械で >タップを加工する場合は加工方法が色々あります。 >?通常のタップ工具で加工する。 >?プラネットタップで加工する。 機械に合わせた加工で剛性は特に気にならないと思います。(加工時間共に) ?はヘリカル補完でタップを切るやるですね? >M30をダイレクトにあける場合は40番では不可能に近いですし・・・ その不可能というのは?番のやり方のことですね? 40番ならMいくつまで可能でしょうか??番のやり方では、 SKS3として どうもありがとうございます。 >工具とモデル、治具等を登録して干渉確認します。当方はCADで作成した物>を使っています。簡単な形状はCNC上で作成出来ます ワークは結構大きさが変わるから機械側でぱぱっとでつくるとして、 ジグが同じでもクランプ位置が変わった場合はその度に 機械側でクランプ位置の変更を教え込ませるのでしょうか? それは結構面倒なことですか? クランプの位置はどのように指示するようになっているのでしょうか。