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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:水素脆化の対象鉄鋼材料)
水素脆化についての疑問とめっき修正部品の関係
このQ&Aのポイント
- 水素脆化は鉄鋼材料全てに適応されないと思うのですが、その理由について教えて下さい。
- めっき不良によりオフラインにて剥離作業を行い再めっきして良品化しておりますが、この修正部品は通常めっき品と比べ余計に2回(剥離+再めっきの前処理)酸と接触します。
- めっきされる部品は低強度材料ですが、酸との接触回数と水素脆化とは関係ないのでしょうか?
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noname#230359
回答No.1
レスがついていないようですので・・・ 高強度の鋼材は水素脆性に対する感受性が極めて高いことが知られています。私見ですが、引張強度1050MPaという数字はあくまで経験的な値であり、 この数値に学問的な根拠はないと考えます。 水素脆性は鋼材中に含まれる水素量と鋼材に作用している応力に関連し、 水素含有量の高い鋼材では引張強度1050MPa以下の鋼材でも水素脆性を 起こすことはあります。 (軟鋼の例がありましたので、参考のURLを参照してください。) ご質問の製品の場合、酸に触れる機会が増えていますので、水素含有量が 高くなる可能性があり、水素脆性を生じる危険性は高まることになります。 したがって、たとえ低強度の鋼材であっても水素脆性はない とは言い切れないと考えなければいけないと思います。
お礼
ご回答戴きましてありがとうございました。 1050MPaという数値は特に学問的な根拠がないようですね。 低強度材においても水素脆化を起こすことが参照ページを拝見し分かりました。では再メッキ後の水素吸蔵量に注意し、進めて行こうと思います。 ありがとうございました。